ハッシーの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『Dr.コトー診療所』は色々やり過ぎ 評価&ネタバレあり感想

Dr.コトー診療所


Dr.コトー診療所』は吉岡秀隆柴咲コウ主演の医療系映画。与那国島を舞台にした2003年に放送開始された同名ドラマから放送が終わった2006年まで続いた大ヒットドラマを、約16年ぶりの映像化であり初の映画化です


ドラマ版は流石に小学生の時の記憶だからあまり「見た」という強い印象は無いけど、逆に当時の母親がよく見ていて好きだったのは覚えてはいます。このドラマの話をよくしていました。


実際見る前に母親にドラマ当時を振り返ってどう思ったか聞いたら「アレは時代が時代だから受け入れたが、今冷静に振り返るとやりすぎる部分も多々あった」とは言ってましたね


それを聞いた上でとは言いませんが映画を見ると確かにやりすぎな部分はあるし、時代遅れな部分はあります。けど勿論好きな部分はありました。


序盤10から15分くらいは良かったです。この10分くらいだけのショートムービーにすればまだ傑作止まりになれましたね。島の人達の登場や五島先生の登場は興奮したし、島と海の奇麗な映像と当時はできなかったドローンの撮影だからできる映像美などタイトルが出る時までは素晴らしいとは思いました


けどいい部分はそれくらいで、というかその良い部分だけでよかったのになぁと思うくらい酷いというか何を考えてそうなったんだろうという部分は多々ありました


まず中盤俳優を引退しこの映画のために復帰をした富岡涼が演じた剛洋が地元に帰りますが、ある東京での事件がきっかけで帰ることにはなります。多分彼の復帰に感動した人もいるかもしれませんが、久々の演技なのか彼の演技はぎこちないし、彼が父に涙を流すシーンも「泣き」という形を取りながらセリフを吐いてるようにしか聞こえませんでした。これは分かる人には分かります


そこから終盤が特に酷いというか、あまりにもやりすぎて、制作陣や監督がやりたかったのかもしれないのは分かるのですが詰め込みすぎて俺が見ていた映画館は失笑だったし、俺も逆にブラックコメディかなと思うくらい笑いそうにはなりましたね


後半島に台風が訪れますが、台風初心者かと言うくらい人々が避難しないまま怪我を負ったりします。たまに腹痛を訴えてる人もいたりしますがそれは台風の被害に合うのかというツッコミはさておき、とにかく沢山の人が診療所に駆けつけます


この時点で五島先生は白血病にかかり、柴咲コウは妊娠していたり、かなりドタバタな状態で怪我人を治療しますが、ある人が心臓は泊まるわ、柴咲コウがお腹を痛め倒れ、さらに妊娠を手伝うお婆さんが心臓の病で急死に一生の状態、そして五島先生も白血病が原因で体力が保たず倒れます


なんなんだこの邦画の病気映画あるあるを詰め込んだアッセンブル映画はとは思いましたが、流石にそんなことでは終わらんだろうとは思いましたよ。けど映画初キャラクターの高橋海人演じる織田はこう言います


「これが現実だよ!」

俺「いや、こんな最悪な現実もなかなかないぞ」

「皆を助けるなんて‥そんな奇跡なんてないよ(うろ覚え)」

俺「いや、こんな最悪な奇跡もなかなかないよ?」


ちなみにこれを過去『Dr.コトー診療所』のファンの母親に話したら失笑だったし、流石にそんな奇跡奇跡奇跡がかなり過ぎる医療系映画はないだろうと俺も笑いましたが、果たしてファンはどうなんだろうか


ファンはどうあれ、やりたいことはわかるがこんな時代遅れのドラマ騙しを令和の映画でやること自体がどうなのかなとは思うし、そのあとも白血病の五島先生が倒れた時も心配してたはずの人たちが「頑張れーー!」とか根性論や精神論でぶつけたのもかなり古臭いなとは思いましたよ


だってあんなに五島先生に頼りすぎたのかもしれない、五島先生体を休めてくれと言っていた人たちがあの状況だから仕方ないにしろ頼りに頼りすぎだし、倒れたら倒れたら「お前しかいないんだよ」的な感じで頑張れ頑張れ言われても、あまりにもお涙頂戴過ぎ。スポーツ映画を見に来たのかな?


あとカメラのアングルもたまに違和感あったりしましたね。五島先生がドラマ版で使われてた自転車とか、石碑とかを映すシーンがありますがこれがかなりドアップされて長く映すから「みんな!これ懐かしいだろ!懐かしいだろ!」って感じで映されてるように見えてしまったから、ここら辺は観客に媚びてる感があり萎えました


とりあえずファンは楽しめるのかもしれないけど、色々やりすぎですね。やりたいことは分かるけど、あまりにもやりすぎると感動よりも笑いの方が勝つんだなと実感しました


■評価

最終評価は・・・


😀😀●●●|●●●●●

10点中2点です



なんか変な時期に変なタイミングで何故この映画のレビュー?とは俺も思いましたが、兎にも角にも今年の映画レビュー記事は最後になります。


また少ない形にはなりましたが見てくださりありがとうございます。
毎度の事ですが、2022年のベスト映画とワースト映画を決める記事も書く予定です


ギリギリまで見たい作品を見たいので、いつ公開されるか分からないし、前年よりもクオリティは下がると思いますのでご了承ください。
けど毎度毎度楽しみにしてくれてる人(特にワースト)がいるので、それを糧に頑張ります。





はい、そんな感じで!

それでは!