ハッシーの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡【合宿編】』評価&ネタバレあり感想 笑って泣ける殺し屋ムービー!


◼️作品紹介


公開日/2022年8月26日

上映時間/106分(1時間46分)

監督/阪本裕吾

製作国/日本

◼️予告


◼️あらすじ

プロの殺し屋を目指す山田ふみか、今井美香 、神里はるか 、東雲唯、鹿目梨紗、沖田響の6人は、京都最強の殺し屋・国岡がインストラクターを務める殺しの訓練合宿に参加することに。しかし、女子6人の個性がさく裂する合宿は破綻をきたし、その結果起こったある事故により、「フォックスハンター」という凶暴かつ最悪な殺し屋集団が国岡と6人の命を狙って合宿所に向ってくることになる。

引用元:グリーンバレット : 作品情報 - 映画.com

◼️ネタバレあり感想

『グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡【合宿編】』


阪本裕吾監督によるアクション映画であり、『最強殺し屋伝説国岡【完全版】』の続編になります。
本ブログでは阪本監督作品のレビューは初めてですね。


一応阪本裕吾監督作品について知らない人の為に話すと、どちらかと言うとミニシアター系作品を手掛ける方でここ最近はかなりアクション映画を撮ることが多くなってきました。
『ファミリー☆ウォーズ』というお爺ちゃんに餅を食べさせて殺そうとするストーリー自体は馬鹿馬鹿しいけど、かなり面白いブラックコメディ作品で監督の名前が話題になります


その後『ある用務員』『黄龍の村』『最強殺し屋伝説国岡』と殺し屋映画をだし続け、昨年は映画ファンを中心に話題になった『ベイビーわるきゅーれ』で一躍話題になりました。ちなみに『ベイビーわるきゅーれ』は俺の2021年ベスト映画2位にランクインした作品でもあります


その前作となる『最強殺し屋伝説国岡』はブラックサイトに上がる殺し屋の国岡のドキュメンタリー映画という設定のモキュメンタリー(ドキュメンタリー風に撮影したフィクション作品)映画なのですが、本作も一応ドキュメンタリーぽい撮影はあるにはありますがそれが主軸とか映画の味というわけではありませんでした


どちらかというとドキュメンタリーというより、普通にひとつの映画作品という感じではありました。勿論手持ちカメラとかGoProを使った撮影もありますが、見習い殺し屋が合宿をしてるシーンとかは固定カメラを使ってたりはしてましたね


だから前作よりかはアクションシーンも観やすくはなってたし、結構カメラや映像にも遊び心があったりしててそれも観てて楽しかったです。
例えば序盤国岡が殺し屋友達を助けるシーンで、国岡と敵の殺し屋のアクションをしながらカメラが友達に向くと面白いこと言いながら応援してたりとか


褒めるべき点はいくつかあって、監督は前々から感じてたんですが魅力的なキャラクターを作るのがかなり上手い人だなとは思ってたのですが、本作も沢山のキャラクターがいるけど全員がかなり魅力的で、たぶん観た人は見終わった後誰かひとり推しが出来るんじゃないでしょうか


本作は国岡というよりミスマガジン2021に選ばれた女性陣6人がメインキャラになってて、そういう意味では彼女たちの宣伝映画になるんじゃないかという心配はありましたがその考えをぶっ壊すかのように全員演技は良かったし、キャラクターも彼女たちとマッチしていたし、キャラにも魅力あるから、そんじょそこらのアイドル映画とは何歩先も上です


どこか個性的すぎて、どこか欠落しているキャラクターばかりというか全員がそうで、人と上手く付き合えない人や真面目すぎて逆に異端になってる人や血の気が多くてむかつく奴は殺したりする人とか、かなり個性的でキャッチコピー通り端から見たら「めんどくせー」な奴らばかりです


ちなみに好きになったキャラクターは大島璃乃演じた鹿目梨紗です。殺し屋の父に子供の頃から殺しを教えられた真面目な女性で登場シーンからリクルートスーツ来て会社の面接のお手本のようなインパクトある登場はしますが、真面目すぎるし教えられていたのに失敗ばかりするキャラクターです。しかも殺し屋というより軍人のような立ち振舞いするし、ラストは妖艶な目付きになって大型の銃をぶっぱなすギャップを持ち合わせたズルいキャラクターです(褒め言葉)


そこに殺し屋だけど現実的な目線で冷静沈着な国岡が混ざることで映画の世界観が安定されていたようにも感じて、そのバランスが素晴らしいし、ハチャメチャな女性陣に戸惑う国岡を観れるのもなんか楽しいし面白かったです


そのグダグダな会話というか凸凹した会話もこの映画の特徴で、聞いているだけで面白いです。たぶんこれも『ベイビーわるきゅーれ』もそうですが監督の強みかも知れないです。
個人的にTシャツのくだりだったり、あと鹿目梨紗が休憩なのに「ランニングしてきます!」とか言って行った後に国岡が「うん、休憩してね」という流れが完璧過ぎてこのシーンは一番爆笑しました


ただ面白いと理由だけでキャラクターが好きになった訳ではないんです。「どこか欠落していて社会に馴染めない」という部分は共感があるし、彼女たちを応援できるなというのもあります。


国岡も前作で「殺し屋しかなかった」と言ってますが、彼女たちも様々な理由で殺し屋になろうとはしますがやはりどこかズレてて欠陥があり普通の人たちには理解できにくい部分があるけれど、別に欠陥があったりクセが強くてもそれはひとつの個性だとは感じたし、最終的に6人が仲間のような絆で結び付いたことで、ひとりの欠けてた部分を皆で補う感じはかなり感動しました。それが絵的に見せられたのが鹿目がハンドガンを撃つ際に皆が支えて撃ったシーンとかはそれが現れていましたね


その彼女たちが「人を騙して儲けようとする奴ら」「人をオモチャのように遊ぶ奴ら」とかのクソッタレどもを殺していくのもなかなか爽快だったし、試験での殺しの対象も詐欺夫婦や女性に芸を見せろと強要するヤクザだったり、ラスボスも胡散臭い社長や一般人をオモチャにして殺したりとか胸くそ悪い奴らばかりで、それをぶっ飛ばすだけでもかなりスカッとはします


ラストバトルの国岡も「殺し屋をヒーローと勘違いしてないか?」と乗り気ではなかったし、登場するのは分かってはいても国岡が助けるシーンは殺し屋じゃなくヒーロー中のヒーローでかっこいいたらありゃしない。そりゃあ劇中のあの子も惚れちまうわな


全体的には先も言いましたが画面は観やすくなったし、アクションも前回よりも素晴らしく、前作少し気になってた音響部分も進化してて気にならないし、キャラクターは全員好きになれるしでかなり素晴らしい作品だったなとは感じました


好き嫌いは別れるかもだけど、監督のファンなら絶対に楽しめるのは間違いないです。前作も観た方が良いですが、前作観なくとも新キャラ女性6人が主役だし、国岡の強さやキャラも序盤で分かりやすく見せてはくれるのでここから見ても大丈夫なのかなとは感じました。


◼️評価

最終評価は・・・





😀😀😀😀😀|😀😀😀😀●

10点中9点です。



10点に近い9点と考えてくれたら良いかなと。満足度はかなり高いのでまた見返したい作品にはなりました。
なんか監督は原作なしでここまで良いキャラクター作れるなら、日本版の『スーサイドスクワッド』とか製作してくれないかなとは感じましたねw





はい、そんな感じで!

それでは!