KOUTAの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『バイオレンスアクション』評価&ネタバレあり感想 作品の出来が悪い意味でバイオレンス級


◼️作品紹介


公開日/2022年8月19日

上映時間/111分(1時間51分)

監督/瑠東東一郎

製作国/日本

◼️予告


◼️あらすじ

ピンク髪のショートボブでゆるふわな雰囲気を漂わせる菊野ケイは、昼は日商簿記検定2級合格を目指して専門学校に通いながら、夜はアルバイトをするという日々を送っている。そのバイトとは指名制の殺し屋で、ケイはそこで指名ナンバーワンの実力を持つ凄腕の殺し屋だった。ある時、学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会ったケイは、胸が高鳴りながらも、そのままいつも通りバイト先へ。この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る3代目組長から、ある人物を殺してほしいというものだった。そのターゲットとは抗争の渦中にいるヤクザの会計士の男で、その男こそ昼間のバスで出会ったテラノだった。

引用元:バイオレンスアクション : 作品情報 - 映画.com

◼️ネタバレあり感想

『バイオレンスアクション』


小学舘漫画配信サイトの『やわらかスピリッツ』にて漫画配信していた浅井蓮次と沢田新原作のアクションヒューマンドラマを橋本環奈主演で実写化した作品。
映画を見る前は原作未読の状態で鑑賞しました。(ちなみに映画観賞後漫画をやわらかスピリッツの公式サイトにて試し読みで観ましたがかなり面白いので漫画はオススメです。漫画「は」ここ重要)


とりあえず単刀直入に言うなら色々とゴチャゴチャした作品だったなというのが純粋な感想です。脚本も演出もゴチャゴチャしていていて、よくこのレベルで世に出せたなという感じはしました


というのも近年の邦画のアクション映画もレベルが上がっていて、先人を切る真田幸村のような映画が『るろうに剣心』な訳で、その後の大衆映画だと最近だと『東京卍リベンジャーズ』だったり、あとは大衆向けじゃなくミニシアター系だと阪元裕吾監督作品だったりしますよね。阪元監督だと『ベイビーわるきゅー』や今年続編公開される一作目の『最強殺し屋伝説 国岡』などありますね


そうした近年のジョン・ウィックもビビるアクション邦画作品が並ぶ中でよくもこんな低レベルな作品を作り上げたなと逆に感心してしまって、精神がちびまる子ちゃん状態の無の境地になりましたよ。後半へは続きません。まだ前半です


まだアクションが駄目でもストーリーが面白ければ良いのですが、そのストーリーも全く面白くなかったし、なんか原作を繋げたような感じがする作品には感じましたが、案の定原作の見せ場部分や初回の話をオリジナルストーリーと共に無理に繋げた作品に仕上がってて、それが何度もいいますが面白ければ良いですが面白くありません


まずアクションに関してはとりあえずCGとワイヤーに頼りすぎのアクションだったなとは感じました。別にそれは悪い訳じゃないです。悪い訳じゃないけど、たとえば「ゴムゴムのピストル」をそのまま低予算CG加工してアニメのように再現したらカッコいいですか?ダサいですよね?そんな感じのアクションがあったりします


アニメや漫画のようなアクションをやりたいのは序盤から分かっていました。逆にそれに振り切れば好きになれたんですが、かなり真面目なアクションを見せてくるからそれがギャップになってよりダサくなってて、チープには感じました。


実写版『るろうに剣心』もワイヤーを使ったアクションはしますが、それを前提としたアクションだというのは知ってはいるし、ワイヤーを使っても俳優の殺陣の演技の本気度が違うからそこまで気にはならないです。ただ本作に関してはワイヤーは多少あれど本気かと言われたら本気とは感じられないし、やはりどこかチープなんですよね


そんでたまに見せるアクションシーンに関してもカットが多すぎて見えにくいし、カットが多すぎる分3秒撮ったらまた撮って3秒撮影みたいな感じはかなりしたから映画の流れとしてもかなり気になりはしたし、映画を見ている気分には全然なりません。


それにかなり昔の邦画のアクションが誰か言ったか忘れましたが「アクションというより踊ってる」と言ってたのとまさにその通りで、この作品はアクションシーンの様々な場面で「別にそんなことしなくても良くね?」ってシーンが多々多々ありまくりました


例えば橋本環奈が群がる敵を相手にいちいち回転や側転したりとか。あとは序盤回りながら銃を乱射するシーンとかね。あれたまに見るし、確かに中二病感はあるけど現実的に考えて当たるのかな?


あとは以外というのも失礼だけど邦楽にアクションがあまり合わないんだなというのも実感しました。
劇中では洋楽に近いMAN WITH A MISSIONの曲が流れたりはしましたが、あれがアクション中に流れても、なんか全然乗れないんですよね。あれは曲のチョイスが悪いのか、はたまたアクションのリズムとか演出とマッチしてないかは定かではありませんが、MAN WITH A MISSIONの曲ならそこは「distance」だろ


ちなみにそのあと観た『サバカン SABAKAN』という映画はガッツリ劇中に邦楽流れてますが、アクションとは皆無だから凄い映画と合うんですよね。(ちなみにこの『サバカン SABAKAN』は神作なので近くでやってたら観てみてください!)







アクション以外でも言うとアクションがズタボロならストーリーもズタボロでした。正直ストーリーはコメディ全開かなとは感じましたが、そうでもないしたまに出てくるコメディシーンも笑って良いのかよく分からないんですよね。一応笑える部分はあるにはありますが



特に橋本環奈演じるケイに関してのキャラクターは良く分からないまま、詳細が不明なままアクションとかし続けたりするから応援しようにも応援しづらいキャラクターでした。


原作を読んでみると(試し読み)、ケイが様々な依頼人や殺すターゲットと会話や接触し、殺しをしながら彼らの生きる目的を導いたりとかケイが主人公と言うよりケイに接触する人々が1話1話の主人公になるみたいな感じの作品でしたね。試し読みの時点の話です


ただそうなってくるとケイが主人公としてガッツリ絡むとただの過去の素性が良く分からない結構強い殺し屋だけに終始なってしまってて、依頼人やターゲットに寄り添うこともないから、「なんでそういう経験を持って、その言葉が出てくるんだ?」という疑問が生まれてしまうし、特に過去やら殺し屋になった経緯もないからアクションシーンを見ても応援はしづらいです


太田夢莉演じた「だりあ」に関しても、突然出てきてなんか急に突然出てきた割には「自分辛い過去持ってますよ~」って感じになってて、数秒で即解決とかするから逆に「こいつはただ援護するスナイパーで良くね?映画の尺でこいつのドラマ必要だったか?」ってなりますよクスッと。だったら最初から橋本環奈のキャラクターのドラマを見せてほしかったです


それに主人公グループ以外のキャラクターに関しては特に特徴もないし、特徴があったとしても誰が誰だか分からないような状態になってたから随分とキャラクターが薄いなとは思いました
あ、けど流石に城田優佐藤二朗は分かるよ?あの人達は人としてのキャラが濃いし


ケイちゃんが殺そうとする対象やターゲットが変わりづらい部分もあったりはしました。これは原作の1話から何話かとかの話をオリジナルストーリーでミックスしたのは分かるんだけど、何が敵で何をやっつけなきゃいけないのかがよく分かりづらいというか


ケイちゃんがターゲットにしてた人が好きな人だったといらないし無意味だし邦楽特有あるあるの「なんかあったらラブロマンス」を付け加えたことでより複雑化してしまい、特に目標もないわけだからずっっっと観ていて「何を見せられてんだろ?」状態な訳ですよ


それに加えて岡村隆史佐藤二朗野生爆弾のくっきーを加えてコメディ要素が加わってたりしてて、そのコメディ部分も特に楽しくないからさ、どんな気持ちで見れば良いのか分からないのよ。
あ、けど『さがす』を観てからなのか佐藤二朗の演技はなんかコメディ色は少し消えたかな。終盤部分はなかなかのサイコパス感はあったからさ


他を言うなら演出部分はカット割りやいらないシーンが沢山あるし、今時の若い女子を意識してなのかMV風の映像が多々あるがあんな映像若干古くさいぞとは言いたくはなります。



ツッコミ部分は……特にないんだけど、なんでそんなことになっちゃったの?ちゃんとやってくれないかな?と呆れるレベルの作品なのは間違いないし、
とにかくケイちゃんの学生だけど実は殺し屋という売りを裏切った実はヤクザ映画8割の作品もなんか気にくわないし、様々な点を見て原作は観てるのは確かでも素人が作ったんじゃないかという出来でした。だったら小学生でも夏休みの自由研究で作れるよ??


◼️評価

最終評価は・・・





●●●●●|●●●●●

10点中0点です



そういえば以外にも俺が入った箱は子連れの親子やお子さんが沢山きましたね。腕切られたり、グラビアの写真集観るシーンあったり、デリヘルとか言ったり、橋本環奈が胸揉まれたりするシーンありましたが刺激的に大丈夫ですかね?


………まぁけど同じくらいの年で俺も『ロボコップ』や『インビジブル』みたりしてたから、それに比べたらまだ良いかw





はい、そんな感じで!


それでは!