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映画『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』評価&ネタバレあり感想 タイトル『ジュラシック・ワースト』の間違いでは?


◼️作品紹介


公開日/2022年7月29日

上映時間/147分(2時間27分)

監督/コリン・トレボロ

製作国/アメリ

◼️予告


◼️あらすじ

ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。

引用元:ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 : 作品情報 - 映画.com

◼️ネタバレあり感想

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』(原題:Jurassic World: Dominion)


ネタバレを含んだ内容になります。鑑賞してからの閲覧をオススメします。


ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』は『ジュラシック・パーク』の正式な続編である『ジュラシック・ワールド』シリーズの3部作であり、今の時点ではたぶん最終章になる作品です。たぶんと言うのはなんだかんだ何年後かにやりそうな雰囲気があるからです


一応予告でも流れていましたが、『ジュラシック・パーク』からアラン・グラントとエリー・サトラーが登場します。
スパイダーマン ファーフロムホーム』や『ゴーストバスターズ アフターライフ』のみたいにもう予告で流れているからそんなになかったし、かなり序盤に出て物語内でも結構登場し活躍するのでサプライズ感はなかったです


サプライズ感はないけれど、これについては言いたいのはやはり『スパイダーマン ファーフロムホーム』や『ゴーストバスターズ アフターライフ』同様に昔の映画のキャストを連れてきて映画を面白かった風にしている思考停止の演出がありました。これは正直最近のハリウッド映画には多くなってきてるような気がします


確かにサプライズは嬉しいし、意味があれば尚更良いんですよ。さらに言うとオリジナルの壁は高いし、続編を作るとなると尚更プレッシャーやらあるからそうしてしまうのかなとはありますが、逆に言えばオリジナルキャストをサプライズで出さないと映画を面白くできないんじゃないかって感じはして、本作はサプライズ感は何度も言うけど全くないけれど、その本作そのものの面白さが全くなくアランやエリーに救われたような作品になってました。
そもそもアランやエリーも出る必要性もあんまり感じられないと観たあとそう感じた時点でアウトですが


ストーリーは前作からの続きであることがきっかけで保護されていた恐竜が全世界に解き放たれてしまいます。どうやってあの場所から世界の隅々まで恐竜が広がれたのかは気になりますが、そこはまぁ良いです


ただこの「世界にあちこちに恐竜が住み着くようになった」という設定で、ついに名前の通り『ジュラシック・ワールド』になったはずなのに、そう感じたり、それを観て気持ちが高ぶることはないです。つまりデカイ設定の割にはその設定を忘れてるんじゃないかってくらい、それらしい描写がないです


世界に解き放たれた恐竜達が映し出されるのも大抵広大な自然の中で走り回る恐竜達ばかりで別に対して前作までとなんら観てるものが変わりないんですよ


たぶん変に期待したのも悪いのかもしれないけどさ、俺たちが観たかったのってニューヨークやロンドンや東京とかの都会の街並みをティラノサウルスが歩いたり、プテラノドンが空を飛んで、人間が対処しきれなくて食物連鎖が狂う世界を観たかったんですよ
食物連鎖が狂わなくても、やはり街に恐竜が現れて教われるパニック映画を期待しちゃうじゃん


けど見せてくれたのは広大は広大でも、自然の中で走る恐竜達の姿なんですよね。
しかも恐竜が解き放たれて、人間がやることは変わらず闇市場に恐竜売ったり、飼い慣らそうとしていたり、前作から何も学んでいないのかはたまた製作サイドのネタ切れなのかしらないですが、世界は広いんだから恐竜を撲滅しようとか他にも考える人がいるような気がするんだけどね


それに世界の反応もよく分かんないんですよね。恐竜が現れて人々が困り果てたり、恐竜の被害に合う映像見せてはくれるけど、恐竜が気使ってくれるのか命に関わるレベルの被害がないし、映画の中でも命に関わるレベルの被害に合うのが大抵悪い奴なんですよ。主人公達に攻撃してもタイミングよく避けさせるタイミング作ってくれたりするし


んで被害の映像ある割には結構皆平気な顔して生活してるんですよね。町に犬や鳥がいるなー程度だったり、恐竜を誘導してたりするから、そこまで世界が恐竜がいて困ってたり生活に支障きたしてるって感じがしないから、なんか全体的に危機感がないし、「もしも現在恐竜がいたら共存できるか」というテーマも薄くなってると思います







そこから映画が進むのですがブルーの子供恐竜と前作出てきたクローン人間であるメイジーがバイオシン社が雇った密猟者に拐われます。それと同時にある調査の為に証拠回収の為サランとエリーがバイオシン社に潜入し、そして皆が合流するという話の流れになります


ちなみにこの話でなんか違和感ありません?なんかジュラシック・パークジュラシック・ワールドというより、スパイ映画とかのあらすじを聞かされている感じ


というのもこの映画何を踏み間違えたのかアクションやスパイ者が含まれた作品になっていて、正直現実世界に恐竜が舞い降りたようなロマンス溢れる世界観が潰されて密猟者を探しだしたり、闇一場に潜入したり、ある物のDNAを採取するためにひっそりバイオシン社の科学者のふりしたりとスパイ映画とやってることが同じです。一応言い訳は「Netflix『スパイファミリー』を観たから」くらいは考えてやらなくもないです。(ヨルさん可愛いよね)


恐竜が少ない割にアクションに力をいれたりやりたいことは分かるけど、その恐竜と絡めたアクションが力入ってるかと言われたら微妙で例えばクリプラが狭い町の中をバイクに乗り、恐竜から逃げるシーンは前々からクリプラのキャラがアクションしてたりするから慣れてはいるけど、去年観た『007』を観てる感じがするし、『007』の方がまだ観やすいしカッコいいです


同じく町の中を恐竜から逃げるクレアに関しては一応一般人のはずなのに、何故かハードなアクションを見せてきたり、建物から建物へダイブするシーンが多々あります。
街の雰囲気と相まって、なんか『アクアマン』の時のメラのアクションを見ている感覚になりました


その他にも扉を破り顔だけ出てる恐竜が『シャイニング』ぽかったり、水面から顔が出たクレアのシーンは『地獄の黙示録』ぽかったり、あとはなんか『インディ・ジョーンズ』みたいなシーンもあったな。


別にオマージュが悪いわけじゃないけどさ、オマージュをする上でやる必要性がこの映画では感じられないんですよ。
「あ、この映画のオマージュか!」っていうのはオリジナル作品か『ミニオンズ』とかのコメディ作品が通用するわけで、もう名前が強いのに笑わせる為でもない割にやってる辺りがもうこの作品そのもので勝負しようとか、「この映画だからこその強みやオリジナル感あるもので勝負するぞ!」って意気込みがないんですよ。悪く言えば自分達が何も考えられなかったから、有名な映画のシーンをオマージュと言う名のパクリで勝負したかのように勘違いした勝負と創造からの逃走ですよ


それにスパイ映画やアクション映画を見たい訳じゃないし、そんな時間あるなら恐竜をもっと出してくれと思うし、そんな事のために2時間半も使ったの?バカじゃねーの!?と思いましたよ


アランとエリーがバイオシン社に入って会話シーンやら話を聞くシーンが沢山ありますが、正直どうでも良いしここもカットしても良いくらいです。
例えば『ジュラシック・パーク』って恐竜が出ないシーンの会話でも恐竜に纏わる会話を中心に「どうやって復活させたか」とか「どういう園内なのか」という会話があるから聞いてるこちらもワクワクするし、興味が湧くんですよ


一方本編の会話シーンはなんかメイジーが世間にバレてるから家から出るなに始まり、潜入の話しになり、アランとエリーの会話は話を聞くシーンも恐竜とは関係ない施設内の実験やらDNAそのものの話しになってたりと、話題Aを聞きたいのに話を反らしてB飛ばして話題Cを聞いてる感じがして聞いててどうでも良いし退屈に感じました。






そして最大の欠点は先のアランとエリーの調査というのが実は恐竜関連ではないです


なんと巨大化したイナゴです


この映画の5割が大体イナゴの話で、イナゴのDNA採取の為潜入して、イナゴが巨大化して大量発生して食物が根絶やしにされ人間が滅びそうで、そのイナゴを止めるためにブルーの子供とメイジーが拐われましたとさ。


つまり邦題の『新たなる支配者』というのはイナゴだったわけです!


わーすごーい!ふざけんなよクソッタレ!


なんで2時間半の恐竜映画観に来た俺たちが5割もデカイ大群イナゴを観に来なきゃいけないんだよ!
純粋無垢な子供はまだよ?まだ楽しんでたけどさ、他はどうだったと思う?悲鳴だよ?!劇場内で悲鳴が渡り響いてたよ?!
まぁまだ1000000000歩譲って「バイオシンの仕業だー」って事で彼らを登場させるのは良いけど、そんなストーリーの主軸になるほどかい?って話よ


これがまだ虫の大群が襲ってくる映画ならいいよ
ただよ、監督よ忘れるな!
これは恐竜映画だ!
ジュラシック・パーク』だ!


もう一度言うぞ!
恐竜映画なんだよ!!!!



DINOSAUR MOVIE!!Okay?



しかも引っ張り引っ張って「これで巨大イナゴ絶滅かー」と思ったら、あんのクソッタレ博士野郎!なに逃がしとんじゃ!しかも両手広げて大群見守りやがって!テメーもそのままイナゴになりやがれ!


しかもこのイナゴの調査がサリーとアランな訳だけど彼らじゃなくても別に良いんですよね。サリーはまだしも、なんでサリーは恐竜が専門のアランに以来を頼んだのかよく分からないんですよ。普通は昆虫の研究をする人とかに頼まない?俺がおかしいの?


そんで後半は忘れてたから出しましたーって感じで恐竜は出るけど、危機感はないし恐竜そのものが障害物のような扱われ方してたし、恐竜も恐竜で食いたいのか食いたくないのか主人公補正かよく分からないけどメインキャラ達にはうま~くかわせたり、避けさせてあげたり都合の良い奴らに成り下がっててさ


一番最悪なのは『ジュラシック・パーク』にも出たディロフォサウルスね。あいつの扱いが「お!あれが見たいんか?見たいんか?じゃあ見せてやるぜ!ギャー」って感じが凄いムカついた
違うんだよ。可愛い姿で「あれ?もしかして襲ってこない?」と思ったらヤバイ奴で凄い姿に変身したって驚きと怖さを兼ね備えた素晴らしいキャラなのに、なんでそれをぶち壊すんだよ


おい、監督よ。シリーズちゃんと観たのかよ?


そんでラストは大型恐竜の対決からの安定のジャイアンのような性格したT-REXが助けてくれて、なんかフワフワしながら皆終わりを迎えてからの
「人類はいつか恐竜と共存できるべ~」って軽い感じの元、NHKのドキュメンタリー番組のような綺麗な映像を盾に締め括るとさ


「もしかすると」って言ってる時点で最後最後言っといて続けるつもりだなーこれは。1900円も払って、何年もたった大作映画がこの様とは誰が思うよ


はぁーあ、クソ映画クソ映画

◼️評価

最終評価は・・・





●●●●●|●●●●●

0/10です。



とりあえず2022年ワースト1位は確定かもしれない作品です。続けるのは別に構わないし、ここまでやってきたのは評価はします。
ただとりあえずファンとスピルバーグには監督謝った方がいいですよ





はい、そんな感じで!

それでは!