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映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』評価&ネタバレあり感想 この駄作にアバダ ケダブラ

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◼️作品紹介


公開日/2022年4月8日

上映時間/148分(2時間28分)

監督/デビット・イェーツ

製作国/アメリ

◼️予告


◼️あらすじ

魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、恩師のアルバス・ダンブルドアや魔法使いの仲間たち、そして人間(マグル)と寄せ集めのチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。その中で、ダンブルドアと彼の一族に隠された秘密が明らかになる。

引用元:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 : 作品情報 - 映画.com

◼️ネタバレあり感想

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『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(原題:Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)


ハリー・ポッターシリーズの前日談となるファンタスティック・ビーストシリーズの3作品目になる作品。本当は3作目で終わる予定だったんですが5作目までやる予定になっています


個人的には1作目はまだ楽しめて、2作目に関しては家系図云々の小難しい話しとグリンデルバルドの演説が印象的だっただけであとはもう忘れました。
3作目の正直な感想を言うなら2作目よりもより一層内容をすぐに忘れるくらい印象に残らない作品でした


映画の根本がスーサイドスクワッドみたいに魔法使いの寄せ集めチームを結成してグリンデルバルドを倒すというそのストーリー事態は面白いと思いました。ただ根本的なストーリーは決めてはいたけど、細かい内容や細かい流れに関しては適当というか当てずっぽう感はありました


チームの作戦がグリンデルバルドは未来が見えてしまうからその未来が見えないようにあえて作戦を立てずに当てずっぽうでやるという作戦が劇中で流れますが、まさに映画そのものもなかなかの当てずっぽうさはありました


そもそもまずチームを結成する上でなんでチームを作らなきゃいけないのかが詳しく語れないままさらっと話が進み、マグル(人間)のジェイコブを含めた魔法使いが集まり前作までのキャラが勢揃いしますが特に紹介もなく結成されます。


そのあと結成されてすぐにキャラ達がバラバラに行動されます。グリンデルバルドにバレないように行動するから特に何をするか教えられないし、それを「何をやってんだろう」と考えながら見なきゃいけないけどその考える為の情報が少なすぎるし、特にキャラそれぞれの話しも特に何も感じないです


キャラそれぞれが行動してるのにキャラの深堀はされないのは一番の難点です。確かに寄り道をしていないと言えば聞こえは良いですが、特にキャラを深堀されず、なんの役割をしてたのかも不明瞭のまま彼らを応援するのも難しいです


その道中が子供でも楽しめるような感じなら良いんですがひとつの娯楽作品としてもストーリーは難しくて難解だし、絵的に見ても暗いしトーンは重いし、大人の食事会とか淡々とした会話劇を見せられても折角魔法の世界なのになにも楽しくもないしワクワクもしない。何かしら宙に浮かんでれば「ほら魔法の世界だよ」って感じがしてて腹立ちます


そういう意味では一番見てて楽しかったのはニュートが捕まった兄を助けるために洞窟のような監獄に侵入し救出するシーンでしょう。小さい蠍のような魔法動物の動きにニュートが合わせるシーンは良い意味でおかしかったし、蠍達も最初気持ち悪かったけど途中可愛らしく感じるし、そこからの親分蠍が暴れて逃げるシーンは絵的にも映画としても楽しかったです。たぶん子供が見てて「楽しい」と思えるのは残念ながらこのシーンだけでしょう


どうでもいいけど、あの監獄常に小型の蠍が威嚇してるのにどうやって兄はぶら下がった状態のまま入れられてたのか。ちょっとそこは見てて引っ掛かった。なんかあのオッサンが出来そうにもなさそうなんだよなぁ




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俺が個人的に気になるのはファンタビシリーズって毎回思うけどキャラクターの成長描かないよね。
特に本作は先にも言ったけど各個人が別行動するのにキャラクターの掘り下げもしなければ、キャラが魔法の力も心の部分でもなにも成長がないから見ごたえがないです


ハリー・ポッターシリーズの何が良かったって一番の大前提がハリーとロンとハーマイオニー3人が中心に立派な魔法使いを目指す子供たちが成長するからなんですよ。1作目から考えると魔法を知らないハリーとおっちょこちょいだけど一番仲間思いなロンと頭良いけど孤立してしまうハーマイオニーの3人がどんどん作品が重なると成長して、3人が絆を深めて、精神も魔法の力も成長するのが観れます


ただこの作品はまず子供がいないから成長は見れないのは百も承知だけど、大人でも成長過程は観れます。魔法が強くなったり、精神が強くなったり、トラウマ克服や、見つけられない答えをやっと自分なりに見つけられたり色々あるのにやりません


ジェイコブ含めてもう皆が精神レベル100に達してるんじゃないかってくらい冒険や戦いに躊躇はなく、まるで『ジョジョの奇妙な冒険』で全キャラがジョースター家のような黄金の精神を持ち合わせているような感覚でひとりひとりのキャラクターは個性があっても特に印象には残りません


魔法も特に強くなるわけでも、敵の魔法に屈するわけでもなく、魔法が使える奴ら全員が同レベルの魔法だな感じが見てて感じました。ダンブルドアとグリンデルバルドが同等なのはまだ分かるとして、ニュートや他のキャラもグリンデルバルドやグリンデルバルドの手下と同等なのはなんか笑えましたね


だからグリンデルバルド事態もラスボスとしての威厳やカリスマ性がそこまで感じられなかったし、皆ヤバイヤバイといいますがヤバイのは狂ったような行動力くらいで力に関してはなんか頑張れば勝てんじゃね?くらいにしか思えなかったです


そもそもグリンデルバルドがラスボスとしての距離が近すぎるんですよ。個人的にラスボスって「こいつは絶対倒さないなと!」と最優先事項の気持ち的な近さはあっても、力の差や辿り着くまでの苦労という物理的な長さが必要で、とにかく倒さないといけないけど力が弱いから修行とかして、行方が分からないなら色々模索してどんどん距離を縮めてやっと戦うみたいな。
だからその頑張りと同時に主人公達の成長が見れて、そこまでやるにはなかなか強いんだろうなと視聴者もラスボスの強さを実感していく


勿論作品にもよるけど、これがやはり近いのがハリー・ポッターシリーズのヴォルデモート。強いし行方は眩ますし、ハリーに近づいてもハリーを含めて他のキャラを圧倒したり、最悪殺したり。老いているとは言えダンブルドアでも手こずったりはしてましたからね


ただこれには何もない!


特にラスボスとしての威厳といえば妖艶な部分と行動力くらいで他は何もないんですよねグリンデルバルド


普通にマッツ・ミケルセンの新しい顔になっても序盤から指名手配されてもうバレてるし、普通に車から降りて支持者達に近づくし、食事会に普通に参加してるし、なんかヤバさも感じなければ距離が近すぎて緊張感もないです


あとグリンデルバルドの配下も個性的な奴らがいるのに彼らも魅力ないですね。なんか大柄なやつと髪型が独特なやつがいましたが特に喋ることなく終わるし、グリンデルバルドの側近みたいな女性も魅力を伝えられるなら伝えられそうなのにずっとグリンデルバルドの横でニヤニヤしてるだけでしたね




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ストーリーそのものもなんか全てがぬるぬるしてたというか、いつの間にか始まってて終わってたみたいな感じがありました


まぁそもそも作戦は立てずにノープランで行こうとか言ってた割には、結構作戦組み立ててやってた感じはしましたがそこは10歩譲りましょう。


最初に言ったけど魔法界最大のピンチもピンチ感ないまま皆がアホ丸出しで「うわー大変だー!」ってなってて、そこからいつの間にか寄せ集め集団が結成されてて、なんか様々な事件とか前作の争いがすぐに解決されてしまう感はありました


特にタイトルにもなってるダンブルドアの秘密も秘密を暴露するのに緊張感はないし、なんかいつの間にかさらっと言われて台詞で簡単に説明されるし、その後のドラマにも特に深く関わりません。まるで友人と普通に長話してたのに友人が「あ、そういえば結婚するんだ」と言われた気分。変なタイミングで暴露されて、どうリアクションすればいいか分からないし、なんか緊張感もなく暴露されたから衝撃的にもならないような感じ


他にもジェイコブとクイニーの関係もあっさり解決するし、テセウスやユスフの件もあっさり終わり、じゃああんだけ色々持ち上げた前作は一体なんだったんだと前作の存在も怪しくなるしで、本作は一体何をしたかったのかなと


途中のホグワーツ城を集合場所にしていましたが、よくよく考えたらホグワーツ城に集まらないといけない理由が全くないから別の場所でもよくね?となります。ただただファンを喜ばす為だけに用意された場所のように感じましたし、ホグワーツ城とあの音楽流せば皆喜ぶだろと思ったんですかね。残念だな俺はスネイプみたいに暗い顔してたよ


ここまで来るともうかなりのハリポタファンしか楽しめないような内容になってきて新規参入者が入る隙間がないように感じました。


MCUとかも見るのは大変だけどまだ『エターナルズ』や『シャンチー』最近は『ムーンナイト』とか知らなくても楽しめる作品はあって、そこから沼に嵌めさせることは出来てますがハリポタに関しては沼はあっても周りに高く厚い塀があるからそこへ行くのが難しい感じがします。で、本作から見ても楽しめないし分からないから前作を見ようとは感じないと思います


だからコンテンツがコンテンツとして機能してないし、まるでファンだけ楽しめればそれで良いような自分よがりの同窓会みたいな感じもします。俺はそう感じた


そもそもファンタスティック・ビーストってニュートが魔法動物と関わって魔法動物の可愛さやかっこよさを見せるエンタメじゃないっけ?俺の勘違い?
魔法動物にエグい関わるなら良いけど、なんでそんな魔法の世界と人間の世界の危機を救う話しになってきてんだ?そもそも二作目からもうダンブルドアやらの家系図の話しになってきてる時点で可笑しいからニュートが主人公感もあまりないんですよ。好きなキャラだけど


と色々言いましたが個人的にはあまりハリポタシリーズの中では嫌いな部類で、シリーズの中だとワースト1位です。
今年のワーストになるか分からないけど、別に好きでもないし怒り狂うくらい嫌いな訳でもない。ただすぐに忘れる内容だし、今後のハリポタのコンテンツが心配になる作品ではありました


◼️評価

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最終評価は・・・





😀😀●●●|●●●●●

10点中2点です。


とりあえずもうここまで来たら残りも見るつもりです。見るけどもうハードルを下げて見ることにします。たぶん俺はハリポタの世界が好きなんじゃなくて、ハリー・ポッターのあのシリーズが好きなんだなと分かりました





はい、そんな感じで!

それでは!