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映画『アーヤと魔女』アーヤ、魔女よりも魔女だよ。評価&感想【No.635】

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◼️作品紹介


公開日/2021年8月27日

上映時間/83分(1時間23分)

監督/宮崎吾郎

製作国/日本

◼️予告


◼️あらすじ

孤児として育った10歳のアーヤは、なんでも思い通りになる子どもの家で何不自由なく暮らしていたが、ベラ・ヤーガと名乗るド派手な女とマンドレークという長身男の怪しげな2人組に引き取られることに。魔女だというベラ・ヤーガは手伝いがほしかったからアーヤを引き取ったと言い、魔法を教えてもらうことを条件にアーヤはベラ・ヤーガの助手として働きだすのだが……。

引用元:劇場版 アーヤと魔女 : 作品情報 - 映画.com

◼️ネタバレあり感想

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アーヤと魔女


久々のジブリ作品ですね。去年のコロナ渦中に映画館の救世主として、ジブリの過去作品が再上映されましたがそれらを除くと『レッドタートル』以来の新作ジブリ作品。約5年ぶりの新作です


作品としては一応テレビ放送されていましたが、今年また映画館に帰ってきた感じです。なんで映画館でまたやることになったか俺は知らないです。
ちなみに時期は未定だけど宮崎駿の新作もやるらしいですね。てか作品は好きだけど宮崎駿あなた引退したんじゃありませんでしたっけ?


感想としてはハードルを下げてはいたから思っていたよりかは楽しめた作品でした。つまらなくはないし、クソレベルではないんだけど、「これで終わりで良いの?」って感じで終わるし、たぶん数週間後には忘れる作品でした。


ジブリ作品はかなり大好きだし嫌いな作品はないです。世間では不評な『ゲド戦記』に関しても個人的には好きな作品です。
本作も嫌いじゃないし、良い部分はあるにはありますよ。ただジブリ作品のランキングを作るとなると最下位になる作品なのは確かで嫌いではなくあまり好きにはなれなかった作品として付けると思います。


予告からあやしいなと思ってたCGアニメーションに関しては特に問題はなかったのかなと思います。確かに髪とか肌とか固い部分はあるにはあるんだけど、キャラクターの表情とかかなり可愛いし、生き生きはしてましたね


ジブリの今までのアニメーションや表情をCGアニメで観るというだけでも不思議な体験だったし、CGのクオリティは確かに今のクオリティと比べたら低いけど初期の『トイ・ストーリー』のようなCGアニメを今の映画館で観れたのはなんか嬉しかったし、チープなCGだからこそ結構絵的に怖かった部分は怖いと感じれたり良い点はいくつかありました。だから絶対に悪いという訳ではありませんでしたね


ただ表情豊かで可愛いらしいアニメがキャラクターの良さに繋がるかと言われたら微妙な話だし、もっと言うならキャラクターの深堀はないように感じます


アーヤのキャラクターは孤児院で育てられて性格は元気で明るくなんでも自分の思いどおりに人を操る術を持つズル賢さを持っています。
特に彼女が母親に捨てられたて悲しいとか、新しい家族(本当は人手不足で手伝い)として迎えられたベラやマンドレークに対しては特に悩みとかはあまりないです


天真爛漫で明るくて「嫌なら逃げればいい」と子供ながらに機転を効かすキャラクターなのはジブリとしては珍しかったし、かなり興味は湧くけれど特にこれと言って成長は観られません


あれだけベラ達の所が嫌だと言いながら魔法の話になると急に魔法を教えてと言ってたり、1週間くらいは仕事に慣れないだろうに初日から全てを分かったかのようにすんなり手伝いできてたり、教えたことは完璧にやれたり、最終的には特に彼女が魔法使いなのかどうなのかも分からないまま終わったり


別に完璧超人が悪いとは言わないけど、日々の生活を撮しているなら「あ、彼女は成長しているんだな」と感じさせないといけないし、アーヤとベラとマンドレークが家族のような絆を作り出す部分も一応災難はあるけどそれで絆が強まるエピソードかと言われたら微妙なんですよ


だんだんとアーヤたちが生活をしていき絆を深める部分もエンディングの手書きイラストで綴ってて、本編で流すべき部分を何故そこで流すのか。俺らが観たかったのはそれなのに!と思ってしまう


最終的に何も成長しないまま女王様気分になっちゃいますからね。まぁ魔女らしいっちゃあ魔女らしいけど、あまりこのラスト部分は少し違和感はあった


アーヤはまだ良いとしてベラやマンドレークの関係性もバンド仲間だったという関係性しか分からなくて、何故バンドを解散して二人は同居してるのか、なぜバンドをしてたことをひた隠しにしてたのかが分からないままです


それに序盤アーヤの実の母親が追われているシーンがあります。それを追っていたのがかつてバンド三人が乗っていた車だったんですが、そこで3人の間に何があったのか。一応「魔女の掟が」云々と話してましたが別に掟もクソも話してはくれなかったので結局分からないままです


一応テレビ放送もされたからネタバレをガッツリ言うとラストアーヤの母はアーヤの前にアーヤの友人であるカスタードと共に現れて終わります。たぶん続編ありきで作ったのか、はたまた「ここからどうなるかな」と視聴者にその後の展開を委ねたのかは知りませんがどちらにせよひとつの作品としては満足はいかないし、盛り上がる所で止まったから消化不足です


原作が途中で終わって作者も亡くなったからそうなったのかもしれないけど、それでも改編とかオリジナルの展開を付け加えて120分くらいでも全然構わないからキャラクターの深掘りとか、ストーリーに波を効かせてほしいです


細かい部分を言うと音楽は良かったとは思うけど主張は激しいし、主張が激しい割にはバンドの劇中曲を微妙なタイミングで終わらせたりと全部聞かせてくれなかったりしましたね


声優についてはアーヤの声優は良かったし、寺島しのぶは相変わらずうまかったです。
アーヤの母役のシェリナ・ムナフが一番違和感あったかな。歌は良かったんだけど演技がいまいちだったし、少し喧嘩腰な演技も無理してやってる感じ。カタコトなんだけどアニメを観る限り母親だけが別の国籍のキャラクターってわけでもないから単純にキャストミスでしたね


とりあえずつまらなくはなかったけど、ジブリ作品のなかだとあまり好きにはなれなかった見終わって変な気持ちになった作品でした。


◼️評価

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最終評価は・・・





😀😀😀●●|●●●●●

3/10です



別に映画館で観る作品ではなかったと思いました。普通にテレビ放送されてたら気軽に観るタイプの作品だと感じます。
ただジブリ作品を劇場で観る体験という意味ではその理由で見てもいいかもしれないです





はい、そんな感じで!

それでは!