◼️予告
◼️あらすじ
ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」。銀行の窓口係として強盗に襲われる毎日を繰り返していたガイは、謎の女性モロトフ・ガールとの出会いをきっかけに、退屈な日常に疑問を抱きはじめる。ついに強盗に反撃した彼は、この世界はビデオゲームの中で、自分はそのモブキャラだと気づく。新しい自分に生まれ変わることを決意したガイは、ゲーム内のプログラムや設定を無視して勝手に平和を守り始める。
◼️ネタバレあり感想
フリー・ガイ(原題:Free Guy)
『デッド・プール』でお馴染みのライアン・レイノルズ主演のゲームのCPUだった主人公ガイがある日ゲームプレイヤーの力を得たことで新たな人生を送る映画。何回も延期を重ねついに待望の公開日を迎えた作品のひとつ
今の時点では海外でも人気だし、日本でも評価はかなり高いですが、個人的には普通だったかなと感じました。楽しく観れるけれどすぐに消化されてすこし経ったら忘れる。けれど配信とかスタートしたら定期的には観たくなるそんな作品でしたね
テーマ事態は面白いとは思ったし、この作品もある意味AIが暴走する系の作品だけれど同じようなジャンルのなかではわりかし明るめで見易いし、誰もが主人公になれるんだよというメッセージ事態も悪くないと思いました
ただ単純に面白く楽しめる部分はあるけれど、不満部分もあるにはある。
映画のコンセプトがゲームではあるんだけど、ゲームファンを喜ばせているかと言われたら個人的にはあまりワクワクする部分はあまりなくて強いていうならロックバスターが出たくらい
ゲームあるあるな要素とかあるかと言われたらあるにはあるけど少し分かりにくい…というか共感しにくいというか。プレイ中に「ゲームのこういうことあるよね」みたいなネタがあるのかなと思ったんだけど、それも多くはないというか。
そういうのが上手かったのは『シュガー・ラッシュ』だからそれと比べてしまうと微妙に感じてしまう
たぶんこれは俺だけかも知れないんだけど、そもそものこの映画に出てくるゲーム『フリー・シティ』が面白そうとは思えなかった。
だってまずグラフィックがYouTubeの広告でよくある中国のマフィアやゾンビアプリゲームのクオリティで、しかもそれがアプリじゃなくてPCゲームなのも気になるし、
さらにゲームの内容が映画の中で把握した限りだとゲーム内のやることは街の人々を自由に殺すことができて、ミッションも毎回猫を探すとか銀行強盗とか同じようなものばかりでこのゲームのなにが面白いのかも分からないし、もし現実にあるならやってみたいなという好奇心も湧かない
元となったゲームも確かになんでもありではある。ただゲーム内でもルールはあるし、ミッションにも制限時間やら難易度は高くなるはずなんだよ。ゲームにルール無視のなんでもありなんて付け加えたらそれはただの緊張感のないクソゲーよ
たぶん今回の敵キャラである社長が数字が全てで商品愛がないことを含めてこうしたゲームになったんだとは思うけど、だからといってこのゲームが世界で流行っていて、沢山のユーザーに遊ばれているとはあまり思えないくらいの低レベルなゲームとしか思えないです。それがかなり気になっちゃって映画のノイズになっていたんですよね
あと映画のラストのあの展開。たぶんこのレビューを見ていてまだ見てない人もいるからその名称は言わないけど、正直あまり盛り上がりはしなかったかな。
あの展開に関してはそのものの作品であったり、または『シュガー・ラッシュ オンライン』『レディ・プレイヤー1』みたいな何でもアリなゲームであれば許せるんだけど、映画『フリー・ガイ』でやる意味とは?と思うし、ゲームである『フリー・シティ』そのものとしての楽しさを減らしているんじゃないのかなと
あと会社云々の話もあるんだろうけど、まだDisney+で配信されてた『フローラとユリシーズ』のみたいに媚は売ってるようには見えなかったからまだ許せる方
ただどちらにせよあの展開に関しては盛り上がるというより、なんでそんな無駄なことをしたんだ?そんな観客を喜ばせたいのか?お前は他人の力を使わないとこの映画を盛り上げることはできないのか?という疑問の方が強かったかな
ただ人にはオススメできる作品であるのは確かです。けどゲームが好きだったり、ゲームやっている人からすると賛否は分かれそうだなとは思います
◼️評価
最終評価は・・・
😀😀😀😀😀|●●●●●
5/10です。
そういえばなんか似てるなと思ったら『トゥルーマンショー』に似てますね。ラスト主人公の行動を世界が見守るシーンもなんか似てるし。まぁそれに気づいたからと言って特に何もないし、オチもないです
はい、そんな感じで!
それでは!