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映画『あの夏のルカ』あの夏も海も空もいつまでも忘れないよ 評価&感想【No.721】

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■作品紹介


公開日/2021年6月18日

上映時間/96分(1時間36分)

監督/エンリコ・カサローザ

製作国/アメリ

■予告


■あらすじ

北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは、海に住む未知の存在「シー・モンスター」を恐れていた。しかし、実はシー・モンスターたちもまた、地上に暮らす得体の知れない存在である人間たちを恐れている。それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ、決して交わることはなかった。しかし、地上への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年ルカは、ある夏、親友アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。

引用元:あの夏のルカ : 作品情報 - 映画.com

■ネタバレあり感想

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『あの夏のルカ』(原題:Luca)


ディズニーピクサー最新作。『ソウルフル・ワールド』に続いてピクサー作品がDisney+配信のみとなりました。まだ追加料金が発生しないだけマシ


物語はシーモンスターと呼ばれるいわゆる魚人たちが人をおそれて、逆に人もシーモンスターを恐れてる世界。そんな羊飼いのような仕事をしている少年ルカがもうひとりのシーモンスターのアルベルトと共に人間の世界へ行き、町の人と交流したり町のレースに参加するというのが大まかな流れ


とりあえず言っちゃえば『崖の上のポニョ』を海外版にした感じ。けど『崖の上のポニョ』とはまったく違うし、監督がジブリ好きというくらいではあるから『崖の上のポニョ』のくだりは忘れて良いです。


ストーリー事態はいたって普通で魚人の二人が人間の世界へ来て、夢を叶えるために町へ行き人々と交流してレースに出て二人の友情を描くというような流れになっています。だから普遍的と言えば普遍的だし、正直見終わって長くても1年くらいで「こんな映画あったよね」という感じになってしまいます


好きだった点に関してはかなり子供でも分かりやすいストーリーだから大人全員が楽しめるかは分かりませんが、万人受けはするストーリーだったと思います。


特に主人公二人の友情の描き方はかなり王道で逆に最近の子供向け映画で一昔前のこうした友情映画はなかなか珍しいかもしれないし、俺もかなり懐かしい気分になりました。都会から田舎へとやってきた少年がルカなら、田舎で様々な遊びをして都会や都会の物に憧れる少年がアルベルトみたいなひと昔前の邦画のような雰囲気はありましたね。


アニメーションの風景も素晴らしいです。『ファインディング・ドリー』や最近だと『ソウルフル・ワールド』とかと比べるとアニメーションはやや劣るけれども、水の表現なんかは素晴らしかったし、たまに出てくるワンショットなんかは今風に言うとかなりエモくて好きなシーンは結構あったりします。


あまり好きじゃない部分を言うならアニメーションの風景は良かったのに、キャラクターのアニメーションがアニメでこんなこというのもアレだけどアニメ過ぎるというか。リアリティーある風景にアニメ感あるキャラがいると少し違和感ありました。これは『アーロと少年』に似てます


主人公二人はまだ良いとしてもあるキャラのお父さんとか悪ガキとかのビジュアルは少しこのアニメの雰囲気には合わないなとは思いましたね。映画全体が子供向けとは思うんですが多少違和感はあります。


それからあまりキャラクターがあまり興味深くないです。悪ガキは悪ガキでただの悪ガキだったり、その連れもその悪ガキに対して何も描いてはいないから終盤のあの展開は急には感じるんですよね。


特にルカを深海へ連れていこうとする深海魚のオッサンもただ面白い風体を装うだけで特にこれと言ったことはなにもないです。一応昔恐れられてたシーモンスターという話にはなってはいますが、そこら辺の回収もされないでただただよく分からない可笑しなキャラとして登場した感じがして別にいてもいなくても良かったキャラでしたね。


それを踏まえると脚本の作りも少し軽く感じて特に終盤なんかは人間かシーモンスターを受け入れるシーンがあまりにも加速していて、なんか見逃した部分でもあるのかなと疑いたくなります。


あるキャラクターが鶴の一声でと言えば聞こえは良いですが、逆になにを持って彼の一声で皆一斉に心変わりをしてシーモンスターを受け入れたのか?その彼がどれくらいすごい人なのかもあまり分からずだし、そもそもシーモンスターは人間のなにを恐れていて、逆に人間はシーモンスターを何に恐れているのか分からずに物語が終わるから何か知らないけどいつの間にか解決していた感がありました。


映画全体が子供の頃の夏の冒険、そして現代的に言えば夏休みにエアコンつけてコーラを飲みながら家族と金曜ロードショージブリ映画を鑑賞するという懐かしさを感じさせる映画であることから、かなり色々と細かい点を話して不満点をあげたりする自分はもう大人になってしまって、あの子供の頃には戻れないんだなとこれを書いてる途中ふと悲しくなりましたね。


けど色々言ったけど終わり方は流石ピクサーだなと言える部分はあったし、終わりよければすべて良しって感じもありましたね。ただピクサーって自分でハードルあげる会社だからそれで終わりで良いのかな?という疑問もあったりはする。


ピクサー映画の中ではあまり記憶に残らない作品かも知れないけど駄作ではないです。それは確かです。ちなみにピクサー唯一の駄作は個人的に『カーズ2


夏休みに家族と一緒に見る分にはかなり良い作品なんじゃないでしょうか?この状況だからこそ家族でジュース飲みながら談笑しながら鑑賞するちょうど良い作品にはなりますし、子供がアニメや映画、ディズニーピクサーを好きになる登竜門的な作品としてはちょうど良いかもしれません。


■評価

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最終評価は・・・





😀😀😀😀😀|😀●●●●

6/10です。


日本語吹替版の主題歌が『少年時代』だったんだけど、どちらかというとゆずの『夏色』の方が映画とリンクしているし、疾走感あるからこっちの方が合うのかなーと思ったのは俺だけかな?どういう気持ちでこれを選曲したんだ?





はい、そんな感じで!

それでは!