「声優がラップをする」
これが話題になったのは最近の話ではあるけれど、実際俺もそのひとり。
俺が「ヒプノシスマイク」通称「ヒプマイ」にハマったのは2020年5月辺り。ちょうどコロナで自粛してくださいと言われるか言われないかの時期
たぶんその時はコロナで自粛しろと政府から言われているにも関わらず仕事側からは「そんなの知らねーよ」と言わんばかりに渋々俺は仕事へ行き、その時通勤退勤中に観る映画もなくて、暇潰しに観る動画もなくて、たまたまオススメに出てた『ヒプノシスマイク Division All stars「ヒプノシスマイク -Divisio Battle Anthem +-」』を観たのがヒプマイにハマるきっかけ。つまりヒプマイが3から4年続いたコンテンツでありながらハマったのはつい最近の話
そこから楽曲を聞き、キャラクターを知り、初めて名前を知る声優を知り、ナゴヤやオオサカは最近入ったのも知る。男性でありながら女性が多いコンテンツにみるみるハマりいつしか6回目のライブDVDを購入したり、ヒプマイの番組があれば見てしまうくらいハマった
タイトルでアニメからハマったように聞こえたかもしれないが、実際はアニメが始まる前から知っててハマった人間なので伝え方が間違ったのならごめんなさい
そんな新参者のヒプマイファンが今回は2020年の10月から始まったアニメ『『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima』のレビューをしていきます。あくまで個人の感想ですし、ヒプマイは1年未満の俺がレビューするので悪しからず。あと地味にアニメのレビューするのは初かも
とにかくひとつ言うなら『HiGH&LOW』の戦いをラップに変えて、そしてテンションは『焼きたて!!ジャぱん』のように続きながら『遊戯王』のなんでもありなバトルを見せられて、最終的に『シティハンター』のように見終わったあとスッキリするアニメだった。何を言ってるのか分からないと思うがそりゃあそうだ、言ってる俺にしか分からないんだからな
たださっき言ったように『焼きたて!!ジャぱん』とか初代『遊戯王』のようなかなりツッコミところある演出や脚本があるけれど、それがどこか懐かしく感じるというか、なんか2000年代の夕方アニメを観てる気持ちになるから「これ本当に深夜アニメか?」と違う意味でそう思ってしまって
なんてたって1話からバイブスあげてる。一番最初に観たときには驚いたOPのダサいアニメーション、MTCが振り付けしながらどこかへ行く楽曲のサビ部分、ポッセの踊り、シンジュク辺りから武器なくとも治安が悪すぎる日本だったりかなりツッコミ所はある。ただそれが良いし、それが心地良い。どこか懐かしいのだ
ちなみに俺はAmebaTVとネトフリ、そしてたまにだがニコ動でも鑑賞してたが、ニコ動のコメントの流れ方も久々にニコ動を開いたからかもしれないけど懐かしさを感じる。視聴者の頭の良いコメントだったり、皆のツッコミだったり、昔盛り上がってたニコ動の良いところが一時だけど復活してたなと感じた。たぶん俺が本当に久々に開いて、ニコ動でそれしか観てなかったから比べるものがなかったからこうして言ってるのかも
それにストーリーも分かりやすい。1話で楽曲を交えながらメンバー紹介、そこから各ディビジョンの活躍や謎解きを1チーム二回ほどやり、そこから大会へ行き、大会後には中王区と対面するという流れ。その前半のディビジョンの活躍は謎解きも小学生でも分かる謎解きではあるが、何故か楽しく観れる。
やはりキャラクターが12人プラス何人かいるのに皆魅力的でカッコいいor可愛いのだが、やはり先ほど言った脚本や演出の「懐かしさ」もあったり、そして何よりヒプマイのドラマCDを聞いた人なら分かるがドラマCDより全然重くない。
ドラマCDはストーリーを掘り下げるためにそういうのは仕方ないし、キャラクターの絆が深まる感覚は良いのだがやはり雰囲気は重い。
しかしアニメはファンの救済処置と言ってもいいくらい優しい雰囲気ではあったし、ファンが望んだ日常やチームがワイワイする部分とか、普段の日常の中での生活からのラップバトルを見せてくれるならファンからしたらもう歓喜
そして何より一番の魅力は楽曲の素晴らしさ。OPとEDと劇中曲が全部素晴らしい。そしてこれ全部がアニメからのオリジナル楽曲だからもうこれだけでヒプマイアニメを観る価値は相当ある
ミュージカル映画でも印象に残らない曲があったり、音楽を扱うアニメでも全部の曲が印象に残るというのはなかなか難しい。その難しいをやりとげたのはヒプマイ。
1話1話新曲を出し、ディビジョンごとに曲が提供され、そしてそのどの曲もが全部素晴らしく1回聞いただけで印象に残り何回もリピートしてしまうから凄い。アニメもそうだが曲を作るのも大変。それを毎話作って印象残してくれるんだからかなり凄い仕事をしている
じゃあこれらを含めて、キャラクター自体を観たら女性向けなのかと言われたらそうではない。男性もかなりハマる作品だと思う。
楽曲はやはり聞いてて聞こ地良いし、なによりラップをして精神的にダメージを与えるとかそれこそ中学生男子が妄想で描く世界観じゃないか
なによりマイクのデザインやバックにあるサウンドもそのキャラクターに合ったデザインになっていたり、ラップの攻撃の仕方も言霊とは言ったものでとりあえずやり方が満載。これだけでもかなり中二病心擽られる
とにもかくにも単純な感想を言うなら本当にアニメ良かった。作画崩壊の心配もあったが、それに関する情報とか気になる部分もなかったし、とりあえずなにより安心して観れた。
最終回なんて本当ファンを喜ばす為にやった感じの話が全体を覆い尽くしていたから、最初の第一話の印象から大分良い意味で違った気持ちになった。
とりあえずあのキャラクターも出たからこのまま第二期もやってほしいし、第二回ディビジョンラップバトルもやるからそれも応援したい。
あ、ちなみに俺の推しは飴村乱数ね。
はい、そんな感じで!
それでは!