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映画『今日から俺は!!劇場版』色々言いたい部分はあるが今年一番の成功作!評価&感想【No.677】

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■作品紹介


公開日/2020年7月17日

上映時間/114分(1時間54分)

監督/福田雄一

制作国/日本

■予告


■あらすじ

1980年代の軟葉高校。転校を機につっぱりデビューした2年生の三橋貴志と同じ日に転校してきたトゲトゲ頭の伊藤真司は、コンビを組んで次々とやってくる強敵を返り討ちにしていく毎日を送っていた。3年になったある日、かつて壮絶な戦いを繰り広げた不良の巣窟・開久高校の一角を隣町の北根壊高校が間借りすることになった。極悪高校で名の通った北根壊の番長・柳鋭次と大嶽重弘は、智司と相良という「頭」を失った開久の生徒たち相手に妙な商売を始める。一方その頃、怪しいスケバン・涼子が今井に近づこうとしていた。

引用元:今日から俺は!!劇場版 : 作品情報 - 映画.com

■ネタバレあり感想

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今日から俺は!!劇場版』


独自のギャグの色を持ち今やドラマでも映画でも『映像系の監督はあまり知らないけど唯一あの人なら知っているよ』な人ナンバーワン(独断と偏見)である福田雄一監督の最新作


同名原作漫画の実写版でドラマ化されて、その人気で劇場版にされた作品ですね。ここ最近のドラマの人気から映画化されるというのは少なくなってきたご時世ではかなり久々のタイプですね
ちなみにドラマも原作も未見ではあります。


正直に言うならまぁいつもの福田雄一監督の作品ではありますが、ちょっとは進化しているかなとは思います。ただやはり結局の所「これくらいならドラマでも良いかな」っていう作品ではありました。


ひとつ素晴らしいなと思ったのは序盤のシーンですね。俺はドラマも原作も知らずに観ましたが、あの序盤のキャラクター紹介は自然だったしかなり分かりやすいです。あるキャラクターが主人公たちのやり取りの中「あいつは◯◯だ!」とか説明台詞は入りますが、キャラクターの中身とかはそのキャラクターたちの掛け合いの中で分かりやすく説明してくれるし、この序盤だけども未見の俺はかなり楽しめたし置いてけぼりになることはなかったですね


だから置いてけぼりにされなかったからこそ、序盤から色んなキャラクターを好きになれたし、より劇中で少しずつ掘り下げてはいたから最終的にはキャラクターも作品事態も不思議と好きになれます。個人的に好きだったキャラクターは仲野太賀演じた今井ですね。


それから良かった点と言えばアクションが素晴らしかったです。実写版『銀魂』のような動きがチープでCG頼りなアクションというよりかは、本作はCGを基本使わずにいい動きをしたアクションでしたね。ようはアクションは見応えあります。
普通にスゲーなと思える部分もありますね。アクション監督が良かったのかな?


笑いの部分で言うなら確かに笑える部分はありました。少しチープだなと思える笑いも子供たちの為に笑わせるという意味ではありなのかなと思ったりはしましたね。実際俺が行った時も子供は多数いたので


ただ俗にいう福田節に関しては本作もあまり合わなかったというか、もうなんか「またか」と飽きちゃいましたね。実際どこまでが原作の笑いでどこまでが福田節なのかは分かりませんが、もうなんかシュールな笑いもシュールじゃなかったし、佐藤二朗が悪い訳じゃないけど佐藤二朗の笑いもなんかなと思ったり


というのも例えばこれが『勇者ヨシヒコ』やこの映画のドラマ版のように30分から1時間くらいならまだ全然飽きずに観れます。ただ同じような笑わせ方、同じようなテンポ、同じような空気でギャグを吹っ掛けるからもう後半からはあまり笑いは起きません。佐藤二朗合気道やるシーンなんてもう皆静かでしたからね。


ただそれでも実写版『銀魂』のような笑いは面白いのにシリアス場面はつまらないという波が激しい映画ではなく、ある意味本作は少しシリアスさは多めだったから笑いの量やレパートリーや配分はかなりちょうど良くて荒波にはならずに安心して観ることは出来たかな


ただ別に福田節が嫌いかと言われたら嫌いじゃないんだよ。実際教師が職員室でパトロールをしようと会議するシーンとかはかなりいい意味で魑魅魍魎としてたからメチャクチャ笑ったんだよね。ようはそろそろこの笑いにも何かしらレベルをあげても良いんじゃないかなと思うんだよね




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ドラマ部分も分かりやすくて観やすいです。ただ個人的には観ていてもなんかどうでもよかったです。確かに好きなキャラクターがいて、応援したい気持ちはあるんだけどそれは主要キャラの話です。


今回の作品は主人公たちが周りの二つの学校の戦いに巻き込まれるみたいな感じなんですが、キャラの勘違いだとかは色々とあるんだけど、なんか観ていて巻き込まれていくって感じはしないし、コメディだから仕方ないにしてもあまりそこに緊張感はないんですよね


序盤のキャラクター紹介でじゃあこの個性キャラたちが一体何を仕出かすのか、どうなるのか楽しみだなと初見の俺は思いましたが、そこからなんかドラマ版で色々とあった学校となんか取り敢えずヤバイ学校の戦いがメインに行きがちで、じゃあそこから彼らの住む学校や町に危機が訪れるのかと言われたらそうでもないんですよね。


戦いに巻き込まれて今度は自分の学校が危ないとか、自分の住む町が危ないとか、大切な人たちが捕らわれたり危機的な状況になるという訳ではなくて、主人公が巻き込まれるというより巻き込まれに行くって感じではありましたね。


初見の俺からしたら知らない学校同士の戦いなんてどうでもいいし、それに巻き込まれにいくのもなんかバカバカしいしでだから全体的には面白いけど、基本的にはあまり心は盛り上がらなくってどうでもいい状況が続きます


そういう意味ではじゃあ前回なにがあったんだろうとか、このキャラ同士になにがあったんだろうとか気になるからドラマ版を観てみたいなという気持ちにはなりますね。


あとこれは俺個人の意見だけどこういう分かりやすくて馬鹿馬鹿しくて、言っちゃえば子供だましの映画というのはかなり貴重だし、改めて大切なんですよね。


ここ最近はやはり映画のレベルも邦画も高くなって、かなり重いトーンだったり社会的な映画も増えています。それもそれで一向に構いませんが、やはりそんなのばかり観ると疲れるんですよね。


この映画もそうだし、先日観た『私がモテてどうすんだ』とかもやはりツッコミところはありますが「誰もが楽しめる娯楽映画」というのは必要なんですよ。それが今回の映画でより分かったし、福田雄一監督は良い作品もあれば駄作もありますが必要な監督だなと思ったりはします。


俺個人としては「映画は人生の教科書になる」とは考えてはいますが、やはり映画で一番必要なのは「娯楽性」ですからね。
そういう意味ではこの状況の中、誰もが楽しめる娯楽性の高い映画を作り上げた福田雄一監督は本作は成功作と言って良いでしょう




■評価

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最終評価は・・・





😀😀😀😀●|●●●●●

4/10です。


まぁ最後褒めましたがだからといって評価が高いわけではないんですがね





はい、そんな感じで!

それでは!