■あらすじ
「ジュマンジ」の冒険をクリアしてから2年。スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーはそれぞれの進路を歩み、いまは大学生になっていた。しかし、あの時の興奮が忘れられないスペンサーは、破壊したはずのゲーム「ジュマンジ」をこっそり修理し、再びゲームの中に吸い込まれてしまう。スペンサーを救出するため、残った3人も「ジュマンジ」にログインするが、壊れたゲームの世界はバグだらけでキャラの入れ替え設定はめちゃくちゃ。さらに、スペンサーのおじいちゃん達も一緒に吸い込まれていた上に、ジャングルのみならず砂漠、氷山など新たなステージも追加されており……。
■作品紹介
これが『けものフレンズ2』ですか?え、違う?
どうも、KOUTAです。
本日はこちら。
1995年に公開され、ボードゲームを遊んでたら何か沢山の動物たちが現れた『ジュマンジ』、そしてそこから長らく月日がたちゲーム事態も進化はするもビデオゲームという古くさいながらもゲームの世界に入ってしまう『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の『ジュマンジ』シリーズの3作目の作品
本作は2作目からそんなに月日がたっていなく今度はお爺ちゃんたちがドウェイン・ジョンソンになるというまたまた面白い作品になってる。なんかクリスマス映画として推してるけど、クリスマスの雪を溶かしちゃうくらい暑苦しいよ。
そんな『ジュマンジ ネクスト・レベル』(原題:)を今回は紹介していきます。
1作目はホラー要素がありながらも楽しいファンタジー作品として見れましたが、2作目からドッタンバッタン大騒ぎな映画になりましたね。さらにドウェイン・ジョンソンやジャック・ブラックというチート級俳優を起用するものだから本当ズルイですわな。
『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の感想としては個人的には皆が言うほど楽しめなかったというか、かなりツッコミ所はありました。というのも最近の『キングコング 髑髏島の巨人』や『ランペイジ』などの規模のでかいパニックに映画にあまり緩く見ることが出来ない歳になったというのが理由の1つではあります。
もう1つはパニック映画でもやはり「それはどうなの?」というのもありますね。「頭固くして観るな」という意見も多々ありますが、果たしてそうやってボケーと観ててそれで良いのか?と思ったりもしまして。だからちゃんと観ようと24歳のおっさんは思うわけです。
そんな頭の堅い酔っぱらい24歳のおじさんがこの映画を楽しく見れるのか?!ちなみに最近ガチでストレスで剥げてきたからドウェイン・ジョンソンみたいにツルツル坊主にしようかなと思いましたが、彼女がキレるのでやめます。はい。
■ネタバレあり感想
俺がとりあえず言えることは今ジュマンジシリーズは3作までやってはいますが、3作品の中でも一番嫌いな作品ということです。今の時点で簡単に言うなら前作の失敗した部分が余計に失敗して、良かった部分が失われてしまったなということでしょう。
俺が一番気になったのは予告で流れてた「ゲームにバグが発生している」という設定です。映画をみるとバグの設定はなく、かなり正当な形で世界を歩んでいます。そこら辺については別に良いんですがあっちの会社が提案したのか、日本の宣伝部が提案したのか分かりませんが、なぜ余計に期待をさせる無駄な宣伝をしたのか意味が分からないです。
宣伝云々は良いとして、バグの設定はあっても良かったのかなと思います。ゲームは確かにバグがない方が楽しめますが、そのバグで例えばレースゲームの抜け道があったり、バグがあるからこそまた新たな一面が見れる面白さもあるのはゲームのひとつの魅力だと思います。
予告だと主人公がゲームを修理したことにはなってますが、ゲーム本体はおろかカセットもボロボロで素人が修理したらバグのひとつやふたつは起こってもおかしくはないのに、バグが起こらないのはなんか変です。それにバグ以外でも新たな要素がなければ続編としての映画事態も面白さはないです。
変わった部分といえばステージが変わって、ゲームの参加者にお爺ちゃん二人が混ざったくらいです。それ以外は前作と同じですね。あとゲームキャラクターのスキルが少し変わったというのもありますが、特にここで説明するほどのものではないです。
今まで通りのストーリーで魅力のない悪役から宝石を取り返すという特にゲームに一新性もなく、アクションも相変わらず見にくくて特にこれと言った面白さもなければ、そのゲームでも変わった所には特に驚きがないやっぱりタイトルを借りた続編になってましたね。
何よりも個人的にはゲームの参加者にお爺ちゃん達を巻き込んだのは失敗でしたね。確かに老人二人のラストの友情物語には感動したりはしましたが、彼らの友情が決裂してそれを再生する話しに共感できるかと言われたら共感できにくい内容なんですよね。なんかレストランがどうのこうのの話しはしてましたが、共感出来るの一定数だけやん。
更にこの老人たちのせいで会話のテンポがかなりダラダラしてましたからね。1人は文句ばかりだし、もう1人は余計なことばかり喋っててリズム良く行かなければいけないところをダラダラと流してましたね。だから同じ場所で棒立ち10分くらい喋るシーンが何ヵ所かあるから余計な長く感じましたね。
ギャグに関しても前作はまだ面白い箇所は何個かありましたが、今回は狙ってたギャグがただ滑りでとにかく観ていて笑って良いのかすら分かりませんでしたよ。正直このあとに観た『カツベン!』や『屍人荘の殺人』の方がゲラゲラ笑えたし、観客も盛り上がってましたからね。この映画は終始静かでしたよ。平日の金曜の昼間で結構人がいた割には。
とにかくお爺ちゃん達の体の悪さが若い体になったら「わーい、健康だ!」とか、「俺の何十年前の顔だな。」とかボケてそれにツッコンだり、健康体だから調子に乗って失敗するような描写はもう日本のバラエティやドラマとかなどで見飽きてるんですよ。だから笑えない。
正直ゲームとしても映画としても前作とはあまり変わらないから特に面白さはないし、やっぱりライフ3だから特に緊張感はないから途中までは正直つまらなかったし、お爺ちゃんたちが加わったから余計にストーリーがつまらなかったりしましたね。
ただ終盤で皆がプレイキャラクターを交換して、前作同様のキャラクターにしてからはやっと面白くなったし安心感はありましたね。さっきも言いましたがラストのお爺ちゃんたちの友情には感動はしたから、正直あのラスト30分くらいまでを上映してくれたら俺的には満足でしたよ。
ちなみにエンドクレジット途中ゲームの動物たちが現実に現れましたが、あれは続編制作するってことでいいのかな?だとすればやっと『ジュマンジ』の本来の面白さが現代で見れるとなると、ある意味続編には期待はしたいですね。
あと、最後に良い?
画像が砂漠の写真しか無いってどういうこっちゃあああ!!!
■評価
最終評価は・・・
😀😀●●●|●●●●●
2/10です。
前作を見てない人は一応ゲームの説明はしてくれるから安心しては見れますし、娯楽作品としても見るとやはり安心しては見れます。しかし前作が好きな人はガッカリしそうだからあまり見ることはオススメしません。
はい、そんな感じで!
それでは!