どうも、KOUTAです
みんなー!久々に「まとめて映画レビュー」をはっじめるよー!!
一年ぶりだからたぶん知らない人もいるだろうから説明するよ。これを知らないとKOUTA検定準2級は受からないと思え。いいね?
『まとめて映画レビュー』とは用は「あー、この映画良かった(つまらなかった)けど別に記事にしても短すぎて厚みのある記事書けないし、たいしたことも書けないからまとめてレビューしちゃうか」という発想から生まれたこのブログでは定番コーナー
つまり劇場で見逃してDVDで観た作品や、劇場で見てもそんなに多めには書けないやつはこのまとめて映画レビュー行きにされる。つまりKOUTAの手抜きレビューなのであるが、「本心からしっかり感想を言う」という志は変わらないから安心してみてね
2019年の作品でかなり劇場で鑑賞するのを見逃してしまいDVDでの鑑賞をしましたが、かなりの数があったため一気に紹介しても大変だから今回は4作品紹介していきます
『X-MEN ダーク・フェニックス』(原題:Dark Phoenix)【No.609】
■ネタバレあり感想
ディズニーの元に下った20世紀FOXが代表するヒーロー映画と言えばX-MEN。そのX-MENがディズニーのMCUに加わる噂があるから、とりあえず20世紀FOX版のX-MENは一旦これで幕を閉じるような作品にしていたはず。
ただ正直2時間くらいあるヒーロー映画の割にはかなりボゲーとしてても別に支障はでないほど映画のストーリーは単調だったし、なによりアクションシーンがそんなに興奮もしないし、前作まで好きだったキャラクターのアクションもあまり好きにはなれなかったんだよね
唯一宇宙でロケットの乗組員を救うシーンは見てて面白かったんだけど、それ以外のアクションシーンは「とりあえず仕方ないからやっておこうかな」ってくらいあまり気合いは入っておらず、そんなにかっこよくもない。
ストーリーも考えさせるようで考えさせられないし、単純で分かりやすいかと言われたら確かに分かりやすいがそんなに面白くもない。悪役も魅力的ではないし、彼らの動機が無駄にスケールでかくて共感もしづらい
同時に映画を見終わったときウルヴァリンとヒュー・ジャックマンの偉大さを知ったよね。彼がいたからX-MENが盛り上がったし、どんなに作品事態がつまらなくても彼のかっこいいシーン見たさで繰り返し見たくなる。ただこの映画にはヒュー・ジャックマンに変わるそうしたものもないから非常に勿体ない。
ヒュー・ジャックマンを出さずにここまで勝負したのは素晴らしいけど、これをX-MENの最後として飾るのはかなり勿体ない気がする。だったら『ローガン』で締めくくってほしかったな。ありがとう、X-MEN。(小声で)Xフォース…!
最終評価は・・・
😀😀😀😀●|●●●●●
4/10です。
『オーヴァーロード』(原題:Overlord)【No.610】
■ネタバレあり感想
たまに意外な材料の組み合わせで上手い料理が完成するというのは良く耳にしますが、この映画はまさにそんな作品。ありそうでなかったけど、その組み合わせ大丈夫?と思ったら意外と良かったという作品です。
「戦争」と「ゾンビ」というなかなかの組み合わせな作品だし、舞台はこういうジャンルならお任せなソ連だし、戦場は小さな村と教会と多少低予算でありB級作品の匂いがプンプンするぜ的な作品なのにこれが見事良い作品に仕上がってました。
教会へ向かう隊ひとりひとりのキャラクターの立て方は素晴らしいし、そんなに深堀はしてないけど全員魅力的だから皆好きになれます。
さらに戦争映画は戦争映画としての緊張感や戦いの興奮さ、ゾンビ映画はゾンビ映画としての緊張感とバイオレンスさがありかなりバランスの取れた作品になってます。
ゾンビや実験施設のデザインは最高だったし、なにより一番興奮したのは死んだ人間がゾンビになるまでの姿を見せているというこれもありそうでなかった部分を見せてくれましたね。あれは結構怖かったです。
ゾンビに頼りきった映画じゃないのも魅力的で、逆手をとればゾンビ映画としては物足りなさはありますが、個人的には大量に押し掛けるよりも少数がどこから現れるか分からない緊張感の方が好きなので俺は好きです。『ワールド・ウォーZ』とか『テラフォーマーズ』が好きな人はこの映画は合わないかな
難点としては物語の先が読めてしまうのが残念でしたね。しかもその展開が日本の王道アクション漫画に近いものだったからより先が読みやすかったというのもあります。まぁ映画事態が王道っちゃあ王道ではありましたが。あとポスターが最高
最終評価は・・・
😀😀😀😀😀|😀😀😀●●
8/10です。
『THE GUILTY ギルティ』(原題:Den skyldige)【No.611】
■ネタバレあり感想
公開当時からかなり評価の高い作品。近くでやっている映画館もなかなか無かったし、期間も短かった為泣く泣くDVDで鑑賞しましたが見れて良かったです。
88分常にひとつの部屋とひとりの男性主人公が電話を通じて犯人を説得したり、事件を解決していく様が見れる作品です。アイデア勝負の作品ではありますが、文字通り先の見えない話ではあったため最初はかなり興味がひかれます。
また事件の風景や電話越しのキャラの行動は勿論相手の顔も見えないため、声だけでどんな人がどんな事をしてるのかと主人公と同じ体験をできます。まぁ主人公は友人や先輩の顔は知ってはいますが、視聴者は知らないから勝手に自分の好きな俳優で想像して物語を楽しむという楽しみ方もできるわけです
ただ中盤から映像に飽きが来るんですよね。常におっさんの一人芝居だし、風景も変わらない、さらには事件的にも全体的にそこまで興味をひかれるような事件でもないから映画としては飽きは来ますよね。さらにこの主人公の俳優がそんなに演技も上手くないし、30秒近く真顔を撮すシーンはなにも伝わらないから見てて苦痛です
さらに日本語吹替え版で鑑賞すると、もう9割は映像見なくてもそんなに物語に影響は出ません。ラジオやドラマCD感覚で聞けるし、映像も映像だから正直映画としてはどうなのかという疑問は持ちますよね。だから鑑賞の際はどちらかというと字幕版で観た方が良いかもしれません。
最終評価は・・・
😀😀😀😀●|●●●●●
4/10です。
『アナと世界の終わり』(原題:Anna and the Apocalypse)【No.612】
■ネタバレあり感想
こちらはクリスマスとゾンビとミュージカルと言ったなんとも胃もたれしそうな組み合わせな作品ですね。
これもかなり公開前から期待は高く、公開時も映画ファンからは評価は非常に高い作品ですね。
ただ正直に言わせると俺はあまり好きなれませんでした。直球で言えばつまらない。
この映画を例えるなら……例えば戦隊ヒーローを想像してみてください。彼らは個性的なキャラで個性的な乗り物に乗り、その乗り物が変形し合体してひとつのロボットになりますよね?この映画はそのロボット合体が大失敗した映画でした。
まずクリスマス要素は雰囲気だけで別に物語とかゾンビやらに影響は出ません。一度サンタのゾンビは出てきますが一度だけでしたね。クリスマスに浮かれた人たちのカラフルなゾンビとか観てみたかったですよ。
それからミュージカルシーンも観ていて苦痛でした。曲は何一つ心に残らないし、ミュージカルらしいダンスも躍りません。なんか『glee』を思い出すんだけど、それよりもクオリティは低いし常に動かないで歌うからミュージックビデオを観てる気分です。
いざ踊ったら踊ったでダンス素人がその場で即興で踊ってんのかってくらいダンスのクオリティも低いです。学校内でダンスをするシーンは派手ではありましたが、特に心を貫かれて感動したシーンはありませんでしたね。アナが朝道を歩きながら歌うシーンとか、男子グループがゾンビを蹴散らしながら歌うシーンのダンスはかなり酷いです。
あと単純に歌が下手です。特に校長の歌はどうしたんだい?よくあんな音痴で堂々とキモいダンス躍りながら歌えたな。自分に酔いながら自分が音痴だと自覚がない自称歌上手野郎はジャイアンくらいかと思いましたが、まさか海を渡った先にいたとはね。世界は広い。
ゾンビ映画としてもツッコミ部分はありました。なぜ皆の武器が基本鈍器系なのか、なぜ自衛隊ゾンビを倒した後に彼らが持っているであろう銃とかを拾わなかったのか。
ゾンビが興味を示すものが人だったり、音だったり光だったりとバラバラ。なんか興味を示す優先順位があると思うと馬鹿馬鹿しいです。
ゾンビとミュージカル、クリスマスが上手く融合してないです。先も言いましたがクリスマスにする必要性はないし、もっと『ベイビー・ドライバー』みたいに気持ちよく音楽に乗せてゾンビをバタバタ倒したりとかさ、ミュージカルだからゾンビも踊らせたりバク転させたりも出きるわけじゃん。ミュージカルとしてのユーモアと遊び心がないんですよね。
まぁどうやら低予算で短い期間で作ったらしいからそれを考えるとそれらの条件でよくここまで作れたなとは称賛はできますが、逆を言えば「まぁ、だろうな」としか言えませんよね。なんか思い付きで速く映画にしようぜって感じとか仲の良い奴らで楽しく作ろうぜっていうのが伝わってくるんですよね。
ゾンビ映画としてもミュージカル映画としてもクオリティは低いし、小学生レベルの笑えないコメディやグダグダなストーリー、まったく緊張感もないよくこれを長編にして劇場公開しようとしたなと逆に拍手を送りたくなる作品でした。
唯一良かったのは主演のエラ・ハントが可愛いということ。
最終評価は・・・
😀😀●●●|●●●●●
2/10です。
はい、そんな感じで!
それでは!