■予告
■あらすじ
仕事一筋だった父が、ある日突然会社を辞めて家に帰ってきた。1日中ぼんやりとテレビを見ている父の姿を母と妹は遠巻きにながめていたが、何を考えているのかまったくわからなかった父の本音が知りたい欲求にかられたアキオは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を導き、自分は正体を隠し、父とともにゲーム世界で冒険に出ることを思いつく。顔も本当の名前も知らないゲームの仲間たちに励まされながら、父と冒険を続ける中で、アキオは家族もこれまで知ることのなかった父の意外な一面を知ることとなる。
■作品紹介
興味ないね(言ってみたかっただけ)
どうも、KOUTAです。
今回はこちら。
それは本当にあった話。父の気持ちを探るためオンラインゲームをやらして自分は正体を隠し接触するというドラマにもなった人気ブログの記事を実写映画化した作品。
『ファイナルファンタジー』も知らなければ、ドラマもブログの記事も見たことない私が映画好きの間での評判を聞き、興味本意で見た私にかなりの衝撃を受けることとなる!
そんな『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』を今回は紹介していきます。
ファイナルファンタジーはどの作品もやったことはありません。一応実況動画で少し知るくらいだし、FF13を友達がやってるのを見ていたくらいの浅い知識です。オンラインゲーム版は存在は知ってはいましたが、もちろんやったことはありません。
そんな高い評価を得ている今作。果たしてFFをやったことない私がこの作品をどう観るのか。早速短いながらもレビューをしていきたいと思います。
まずは作品紹介!
あることがきっかけで父となかなか話さなくなったゲーム好きの社会人岩本アキオ。彼はオンラインゲームの『ファイナルファンタジーXIV』を仕事が終わった夜仲間たちとプレイすることが日課だよ。ちなみにオンラインゲームだからと言って倒された現実の自分も死んだり、主人公がイキったりはしないよ。
そんな仕事一筋の今では絶滅危惧種になりつつある無口で頑固な親父を形にした人物岩本暁は仕事一筋で昇進したのにも関わらず仕事を辞めて家に帰ってくることになるよ。相変わらず父に声をかけても無口なままではあるよ。ちなみにアキオ自信は別に父が嫌いではないよ。
そんな父の突然の退職、公園で見かけた暗い顔から父は何を考えてるのか分からずにいるよ。そんなゲーム仲間と相談していくとアキオはあることをひらめくよ。
それは父をオンラインゲームに誘い、自分は息子ということを隠し自然とフレンドになる。そして強敵を倒して絆が深くなったところで自然と父の悩みを聞けるのではないかという題して『光のお父さん計画』を考えるよ。
早速退職祝いと言うことでPS4とファイナルファンタジーをプレゼント。そこから始まる愉快通快オンラインゲームストーリーが開幕するよ。そこから会社の同僚が仲間に加わったり、リアルでも仕事に悩み、父もあることで悩んだりと様々なストーリーがやってくるよ。
果たして息子のアキオはこの作戦を上手く進めることができるのか?そして無口で頑固な父が秘めている想いとは一体なんなのか?!
というのが映画の大まかなストーリーですね。
ネタバレなしで話すなら正直黙って映画館へ行って見に行ってくれとしか言いようがないです。というのもあまりにも感動してしまったから私のこのレビュー記事を見る時間あるのであれば、この映画を1秒でも早く見に行ってほしい。それくらい最高な作品でした。あ、勿論私の記事を見てくださいね。
言い方は少し厳しすぎましたが、誰もが楽しめる作品だし共感できる作品なんじゃないかな?邦画でこのクオリティは素晴らしいと思いましたね。
ではここからはネタバレありレビューで話させてもらいます。
■ネタバレあり感想
……えー、皆様に感想を話す前に大切なお話があります。実はこの記事書き始めたのが日曜日か月曜日だったんですよね。でね、上半期ベスト10の記事を書いたりしてたりね、仕事が少し忙しかったりね、この間買った『スーパーマリオメーカー2』が楽しすぎたりね、数日ほどここまで結構間空いたんです。
なのでたぶん内容うろ覚えだし、短くする予定の記事が余計短くなる可能性があることをご了承ください。
え?「映画のレビューならとっとと書きやがれ」って?
うるせー!!俺の人生なんだから俺自信がなにしたっていいだろ!!!
さて言い分けと尺稼ぎはこれくらいにしてレビューに入ります。
私はFFも知らないし、FFのオンラインゲームもやったことありません。他のオンラインゲームならやったことはありますが、大乱闘にクラウドがいて扱いは難しいな程度の知識です。
そんな無知な私でさえも十分に楽しめる内容になっていて、たぶんゲームにあまり触れない人でもかなり楽しめると思います。私は映画もゲームも好きなのでそのどちらの要素を十分に発揮されたこの映画は素晴らしいと思うし、脚本がかなり良い出来だなと思います。
全ての邦画がそういう訳ではありませんがなんでもかんでも大きな話題を作りすぎて話事態の内容はしょぼくなる傾向があります。この映画は邦画のそうしたダメな部分は一切なくて、誰もが理解しやすく分かりやすい目標になっていて、そこに父と子の絆が確認できる話が盛り込まれてましたね。
ゲームの目標事態が大きいけどそれはどうなの?と思うかも知れませんが、私としてはゲームだから結果的に大きすぎる目標になるのは仕方ないし、あくまで父の気持ちを確かめるのが目標なので、ゲームの目標はその糧に過ぎないと考えてます。
映画の話事態も何回か共感できる部分が多くありました。その理由としては私個人も父親が仕事一筋の頑固親父だからなのかもしれないし、なかなか話なんてしなくて、いつの間にか父と距離をとっていたからかもしれません。
息子が仕事の悩みをゲームで父に相談するというのは、私のなかではありませんでしたがたぶんゲームをしなければ息子は父親に相談できなかったでしょう。私も仕事の悩みとか全然父に相談すれば良いものをなかなか出来なかったりしますからね。たぶんゲームがそうした壁を緩めたのかもしれませんね。
父親も娘が彼氏を連れてきたときの悩みを息子(ゲームでは息子だと思ってない)に相談するシーンがありますが、人の相談をしっかり聞き、それを自分なりに解決したり相手の考えを尊重した行動を絵的に見せたことで誰しもこのシーンで改めて父親はただ無口で頑固なだけな人ではないと再確認できるし、好きになる人はいるのかなと思います。
実際自分が見てる父と他人から見た父って違ったりしますからね。なんで違って見えちゃうんだろ。
個人的にもうひとつ凄かったのはゲーム内の映像の撮り方ですね。劇中でゲーム内の映像を「映画みたい」と言いますが、様々な場面がまさにクオリティが高くて驚きます。このゲームを知らなければなおさらです。
さらにこの映画のためだけにキャラを動かしたり、ボスを何回も倒したりすると考えるとやってる人がプロでもその映画のキャラが操作してる風にみせるっていう技法はかなり難しいのではないでしょうか。それともあれは俳優自信が本当に操作してるのかな?
どちらにせよ映画のためにキャラを動かしたり、タイミングよく撮ったりするのはゲームだと大変でしょう。しかもオンラインゲームですから他の方々の協力もたぶんあったはずですから余計その苦労が目に見えますね。
ラストの父親の言葉はすべて持ってかれました。あの台詞で父親もずっと昔のことでモヤモヤしてたというのと同時に父親も父親で仕事一筋に見えて実は純粋に子どものことを気にかけて昔から一緒に遊んだりしたかったんだろうなと分かります。
昔も今の世の中父親や夫のことで色々言われてしまいますが、けど結局家族の中では父親も偉大だし、父親はいつでも子どものことを気にかけしっかり見ているんだなと再確認できる素晴らしい映画だと思います。
それと同時にゲームは悪い遊びでもオタクだけがするようなものでもなく、サッカーでパスしあったり、キャッチボールをしたりするのと一緒でちゃんとした「遊び」であり親子の絆を繋いでくれる立派なものでもあります。ゲームを悪い目で見てる人はたぶん考え方が少し変わるのかもしれませんね。
そういえば私も父とよく小さい頃はゲームしてましたよ。最初にしたゲーム?いやー、覚えてますよ。忘れませんよ。父と最初にしたゲームはですね……
鉄拳2
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
FFを知らなくても知っていても誰でも楽しめる今年を代表する傑作です。レビューサイトの評価も高いので是非多くの人に笑って泣いて見てもらいたい作品です!
はい、そんな感じで!
それでは!