■予告
■あらすじ
前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。
■作品紹介
令和もゴジラに支配されるんだぁーー!!!
どうも、KOUTAです。
今回紹介するのはこちら。
日本が代表する怪獣映画『ゴジラ』をハリウッドが実写化した作品。1作目の『GODZILLA ゴジラ』に「またあのクソハリウッド版ゴジラの二の舞になるのか?!」と不安を覚えつつもその出来の良さに感激を覚えた前菜。
2作目『キングコング: 髑髏島の巨神』で海外は勿論その過激ながら旨味あるスパイスが効いたスープに感動を覚えた日本も大興奮。きっとGACKTも感動しただろう。
そして3作目モンスターユニバースのメインディッシュと言っても良い作品がついに目の前にあらわれる!!
そんな『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題:Godzilla: King of the Monsters)を今回は紹介します。
この映画からここ数ヵ月は怒涛の大作映画ラッシュが始まる訳ですが、そんな大作パーティの序章に相応しい作品がこちらのゴジラ最新作。海外は勿論ゴジラの生み出した国日本でも待ち望んだファンは多いはず。
果たしてそんな期待が大きい大作映画パーティのスタートを無事に切ることが出来たのか?!早速レビューしていきたいと思います!
まぁゴジラだから良い意味でパーティの序章から荒らしまくってるけどな!
それでは作品紹介!
レディース アーンド ジェントルメン!!
今宵はついに地球を舞台に怪獣たちが暴れまわり、町を破壊し、しかしそんなことは関係なしに覇権争いが行われようとしています!!果たして勝者は誰の手に!?今宵の舞台を盛り上げる怪獣たちを一気にご紹介しましょう!
怪獣という名を背負うのに相応しい怪獣界のカリスマ!日本から生まれ世界に広まったその漆黒の体と呻き声は、人々の罪と地球の悲しみを表しているが如く!
人間の過ち、そして人の恐れの固まりから生まれた彼は果たして人類の希望か?!
地球界の神の化身!!
ゴッジィィーーラーーー!!!
怪獣界のアイドル的存在!
そんな彼女は数年の時を越えイメチェンして帰ってきた!!可愛らしい姿からまるで「握手会で手汗だらけの人いやなんだけど」などこの世のアイドルたちの憎しみと怒りを姿に変えて空を飛ぶ!!
他の怪獣を嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでください!
モスゥゥーーラァーー!!
「東宝三大怪獣のひとりの俺を忘れちゃあ困るぜ!」と地獄の底から現れたのは、すべての世界の空は俺のものだと言わんばかりの大きな翼の持ち主の怪獣!
果たして彼には勝利の追い風が来るのか?はたまた敗北の逆風なのか?いや彼に敗北はありえない!なぜなら敗北という文字はすべて燃やしたからな!!
空を紅く染める炎の悪魔!!
ラッドゥゥーーン!!!
黄金の体、ソーもビックリな雷、そして未来過去現代を見通してるような3本の首。神と言う名は彼のためにあるんじゃないか?!地球のいや宇宙の覇権は彼に近いのかもしれない!!
もっとも覇権の距離が"0"に近い神の王!
キィングーーーギドォォラァァーー!!
果たして勝者は誰の手に渡るのか?!今戦いの火蓋が切って落とされる!!
というのが映画の大まかなストーリーですね。
え?ただのモンスター紹介だけだって?なに言ってんだよ。正直に申すならこの映画にストーリーっていうストーリーを考えた時点で終わりだぜ?まぁストーリーはあるにはあるんだけど説明しづらいし、どちらかと言うならやっぱりモンスター同士のバトルを楽しむ作品だからいいかなって。
取り合えず地球を舞台に巻き起こす空前絶後の覇権争いバトル。それを見届けた私のネタバレありの感想を話していきたいと思います。
それではここからはネタバレありでレビューしていきたいと思います!
■ネタバレあり感想
なんか取り合えずヤベー作品を見たなって感じでしたね。元々語彙力がない私が語彙力ない感想を言いますが、かなりヤバイとしか言いようがない作品なんですよ。
なんか本当にモンスターを戦わせるためだけの作品なんですが、ただ戦わせるだけではないくて見せ方が面白いし、映像の魅せ方も美しかったりしました。ドラマパートの映像は至って普通なんですが、戦闘シーンや町が壊されるシーンとかは世界最高の美術館に展示しても良いくらいひとつひとつのシーンが神秘的なんですよ
もっと言うなら話の裏側的メッセージ性も踏まえたら現代の神話を映像で見せてる感じでしたね。私は神があーだこーだの話はあまり分からないですが、結局は人間なんて神や自然の世界に手を出そうなんて馬鹿馬鹿しいし絶対無理なんだよと言いたいことは分かります。
単純なゴジラ映画として見るなら完璧なゴジラ映画でした。2014年版の前作やキングコング、アニメ版はゴジラである必要性はあまり感じられなかったんですが、これは明らかにゴジラ映画と言って良いと思います。
監督自信がゴジラ好きらしくてそのオタク愛が十分にじみ出てました。観客やゴジラファンが見たいであろうバトルシーンを詰めるだけ詰めて、怪獣たちのかっこいい姿を取り合えず撮したようなゴジラ映画になってました。ゴジラオタクの代表がオタクとして製作した作品だとも思いました。
特にラドンの飛行シーンとか、飛行でのバトルは誰しもが見たかっのかもしれませんね。その期待に答えるようなシーンが多くありました。
あとなんと言ってもバーニングゴジラ!!
あれはバーニングゴジラでいいのかな?取り合えずバーニングゴジラにしといて、これが登場したのは流石に興奮したしあそこまでかっこいいとは思いませんでしたね。
あとモンスターのキャラクター性も結構出てて面白かったですね。ゴジラは「仕方ねぇから人間どもを助けてやりますか」って感じの渋い男強さあるし、モスラはメスとしての怖さを備えながらも美しいし、ラドンは「俺が一番つえーぜ!」って感じのガンガンツコッむわりに何だかんだ無事だったヤンキーキャラたまらないし、ギドラは3体が助け合ったりなんかちょっと喧嘩したりかっこいいわりに可愛い一面見せるギャップを持つキャラでしたね。モンスターにここまで愛着の沸くキャラクター像を描くとか監督どこまでゴジラ好きなんだよ!
それに対して人間の描写はいまいちでしたね。これが映画のなかの唯一の不満点です。今回のこの映画は確かに怪獣の戦いに巻き込まれた人間がメインの話と言うより、神レベルの怪獣バトル娯楽作品とは知ってます。
ただドラマパートがなんかどこでも見たことあるストーリーだし、人間のキャラクターに対してあまり愛着湧かないから数人死んでもあまり悲しみはありませんでしたね。逆に言えば普通のストーリーや目立たないキャラのお陰で怪獣バトルがより光ってたとも言えますが。
ただ渡辺謙演じるキャラが死亡するシーンは心に来るものがありましたね。日本を代表する俳優と日本を代表するキャラクターが対面し、なんか一心同体したかのような感じでキングギドラに立ち向かうのはなんか暑かったです。一言で暑苦しく言うなら「大和魂の塊」と言えるかな。
ちなみに今回日本語吹き替えで観ました。
今回芦田愛菜が吹き替えしてましたが、あまりにも上手すぎで序盤のシーン「え?上手くね?」って口に出してました。勿論小声で。基本タレント吹き替えをすこし厳しい目(耳?)で見てる私でもそれだけ驚くくらい彼女の吹き替え演技は最高でした。なんか今後の中高生の女の子の吹き替え全部彼女に任せていいんじゃない?
田中圭に関してはたぶん俳優の顔つきと田中圭の声が合ってないという意見は多くでそうですね。私も最初はそうですが、以外と慣れたし、肝心の吹き替えの演技も全く問題ないです。声の距離感は出ていましたし。演技力に関しては流石だなと思いましたね。
ちなみに4体以外のマンモスとか蜘蛛みたいな怪獣いたけど、あれも日本のゴジラシリーズにいるの?ゴジラ好きだけど全部は知らないからさ…。誰かおしえてくれーー!!!
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
10点に近い9点と思ってください。多少不満はありましたが、そんな不満も忘れるくらい吹き飛ばしてくれたまさに怪獣映画と言う名に相応しい芸術的な作品でした。楽しい作品なので是非見てみてください!
はい、そんな感じで!
それでは!