■予告
■あらすじ
前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。
■作品紹介
【注意】後半からネタバレありでレビューをしますが、この映画に関しては新鮮な心の状態で見てほしいのでまだ鑑賞されてない方は記事閲覧をしないことをオススメするよ。
どうも、KOUTAです。
今回紹介するのはこちら!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて最凶のヴィランであるサノスの野望を止めるべく立ち向かったアベンジャーズと他のヒーローたち。だが指パッチンをされサノスの野望が果たされ、地球の住人も仲間たちも塵にされた衝撃の展開からの続編映画。
今一度立ち上がるべく、サノスの息の根を止めるべく、仲間たちを取り戻すため、そして11年共に戦ってきたファンのため、いざ最後の決戦へと向かう。
そんな『アベンジャーズ/エンドゲーム』(原題:Avengers: Endgame)を今回は紹介していきます。
正直に言います。この映画観る前そんなに期待はしてませんでした。しかし楽しみではありました。なぜ期待してなかったのか。『シャザム!』の方が期待していたのか?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を越えられるのか不安だったのか?変に期待を高くして不作だったらどうしようかと怖かったのか?その理由は定かではありませんがね。
私が最初に見たMCU映画は『アイアンマン』。初めて劇場で見たMCUは『アベンジャーズ』でした。だけどそれ以外は見たことなくて実はMCU作品を全部見たのは4年くらい前です。記憶は曖昧ですが、最初からMCUファンという訳ではなかったんですよ。
それでも4年前から本格的にファンになった私でも様々なMCU作品で熱くなれたし、感動したし、笑ったし様々な思い出が詰まった大切なシリーズ作品になってました。スター・ウォーズや仮面ライダー、ゴジラにファンがいるように、私もMCUが大好きなひとりのファンとして生きてきたしこれからも生きていきます。もっとも他のファンが私をMCUファンと認めてくれるか心配ですが。
それで期待してなかった人が見た感想はどうだったか?
平成最後の最高傑作に決まってるじゃん!!
今こんなこと言うのもあれですがこれから見る『バースデーワンダーランド』観るのが怖いし、もう2019年のベスト映画でいいんじゃない?と思っちゃいますよw
果たしてそんなベスト級と思えてしまう史上最高の最後のアベンジャーズ映画は一体どうだったのか?!さっそく感想を話していきます。
【再度注意!】ここから先作品紹介として少し映画本編の内容をあらすじ感覚で話しますが、まだ見てない方は新鮮な状態で見てほしい為閲覧はオススメしません。
それではまずは作品紹介!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の事件当日、ホークアイことバートンはインフィニティ・ウォーの戦いに呼ばれずその裏で家族と平和な暮らしをしていた。しかしピクニックの最中突如自分以外の家族全員がいなくなる。サノスの指パッチンで灰になってしまった所から物語はスタート。
そんな前作で大勢の人が灰…ファンの間では「ふりかけ」とか言われてるが今はそんなことはどうでもいい。そんな生き残ったアベンジャーズは悲しみに暮れながらこれからどうするか考えていた。ちなみに私はふりかけは「味道楽」が一番好き。
同じくタイタンでサノスに破れてしまいガーディアンズの面々、ドクター・ストレンジ、そしてスパイダーマンを亡くしたアイアンマンことトニー・スタークとネビュラは宛もなくガーディアンズが乗ってる船で宇宙をさ迷っていた。ネビュラとは意気投合はしていたが食料や燃料は底をつき死に近づいている状態。
そこに光輝きながら現れたのは我らが宇宙の救世主ことキャプテン・マーベル。たぶんニック・フューリの通信を聞き地球に現れ、トニーのことを聞きなんとか探したんだろう。
そして無事にキャプテン・マーベルとトニー達は地球に帰還。仲間達と再開を果たすもトニーは一度倒れてしまう。そしてネビュラの情報によりある惑星にサノスがいることを確認する。アベンジャーズはサノスのいる惑星に乗り込み息の根を止めることを決断する。
果たして無事にサノスを倒すことができるのか?!仲間達は取り戻すことができるのか?!そして粒子の世界に入っているアントマンは何をやっているのか?!
というのが映画の大まかなあらすじです。
え?短すぎないかって?実を言うと今あらすじを話した内容は予告で流れてる映像の八割なんですよ。勿論予告で流れてて本編には流れなかったやつはあったし、一部付け加えられてた映像は今回もありました。
ただ今回に至っては予告で流れた内容は本編のほんのわずかで体感的には1割りくらいじゃないのかな?まぁあの少ない予告で「3時間これで持つの?」という心配はありましたから逆に良かったんですが。
てなわけでここからはもうネタバレありじゃないと色々話せないので話していきますよ。ネタバレなしで語れるような話はそんなにないから逆にどう話せば良いか分からんのですよ。誰か教えてくれ!
それではここからはネタバレありの感想になります!
【しつこい注意!】ここからはネタバレありで感想を話します。本編の内容をガッツリそして甘く優しく触れていくので、本編をまだ見ていなくてネタバレを知りたくない人はプラウザバックをして、とっととさっささと映画本編を見に行き、またここに戻ってきてください。では行きます
■ネタバレあり感想
アベンジャーズ…いやMCU史上最高の大傑作ヒーロー映画じゃない?!?!
いやもう堅苦しい感想はもういいよ!!最高!感動!楽しい!!もうこれに尽きるし、これだけでも良いと思うよ!!なんかそれだけ唱えても別になにも可笑しくはないほどなんだよ。様々なヒーロー映画はたくさん見てきたけどここまでワクワクさせられて、キャラクターを心から応援したくなったヒーロー映画は初めてかもしれない。
なにが良いってまず私のように心が汚れてて仕事の上司に「精神科行った方がいいんじゃない?」と精神がネジ曲がった男でも、子供心を取り戻して楽しく見れたんですよね。最近のヒーロー映画も面白いんですが、なにかメッセージ性を加えないといけないという力が入りすぎた作品が多く感じましたがそれが一切なかったように感じます。たぶん監督や製作人も作ってて楽しかったんじゃないんですか?
『ダークナイト』みたいな人間ドラマ、『ブラック・パンサー』のような社会的映画も勿論良いです。ただやはりサム・ライミ版の『スパイダーマン』のように、『ブレイド』のかっこよさのように、ヒーロー映画として一番大切な純粋に楽しみワクワクさせるというのがやはりこうした作品では大事だと思うんですよ。今そうした作品があるかと言われたらこの映画以外なかなか無いように感じます。
観ていると『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と同じまたはそれ以上の感動と興奮を覚えるんですよ。変に難しく考えず、ただただ笑って声に出したいくらい叫んで(勿論叫んでません)、そうした子供心を取り戻してくれた作品にまた巡り会えるのは良いなと思ったり。
正直言うなら終盤で皆生き返るからピンチの時にドクター・ストレンジ達が駆けつけてくれるんだろうなとは予想はしました。しかしですよ?その予想をはね除けてしまうかっこよさがありましたし、何より製作者の狙ったことが全て上手くいってるんですよ。それが仮に分かっていても。
もう元々ない語彙力がより低下してるわ
この映画は数々の感動できるポイントがあり、正直ここまで泣かされることは思いもしませんでしたが4か5回はこの映画で感動しました。取り合えず覚えてる範囲で私が泣けたポイントを紹介していきます。
- 『アベンジャーズ』の名シーンをまた大画面で見れたことと、まさかエンシェント・ワンが登場し繋がってた感動。吹き替えの樋口可南子さんの声も聞けたのも嬉しかった
- 灰になったヒーローとその軍勢の登場シーン。5年後だよ全員集合!サノスの大軍勢とその軍勢の大多数のバトルに痺れた。
- アイアンマンの名言「私がアイアンマンだ」と言い指パッチン
- キャップが盾をファルコンに継いだシーン。バッキーでも良いのにバッキーもキャップのところへファルコンに行かせるところは若い世代に引き継いでるような気がして堪らない。
- キャップとペギー・カーターがラストダンスをするシーン。やっと約束が果たされて涙を流すというより笑顔になれた。
正直もっとあります。女性ヒーローが集合するシーンなんて、ブラック・ウィドウが亡くなったからこそこれからのMCUの女性ヒーロー像を引き継いくれるような気がする描写だし、キャップがハンマーを持ててしまうシーンも『エイジ・オブ・ウルトロン』の伏線になっててそれを見たソーも「持てると思ってた」という一言はなんかカッコいいです。
アイアンマンが亡くなるシーンは涙を流す人もいるでしょう。私が見たときも観客のほとんどは泣いてましたから。ただ私的には涙を流す感動というより、「今までお疲れさま」と言いたくなるようなシーンなんですよね。なんか重荷をやっと下ろすことができたみたいな。
キャップもラストは自分の人生を楽しみ年老いたし、ソーも神や王の肩書きを捨ててガーディアンズと旅するし、ハルクも今までより丸くなったし、そう考えると今までのアベンジャーズの重い空気が後半からあまりなかったように感じます。
これを好きになれないという人もいるかもしれませんが私はそれでも良いと思います。ヒーローという肩書きを捨てて捨て身の覚悟で望んではいますが、その分より彼らが人として見える部分も見えたりしたし、なんかストーンの回収作戦ものほほんとしててなんか個人的には好きでした。特にソーは姿はカッコ悪いですが、笑えたし神という異次元の存在からより人として見える部分もあり親近感は湧きました。神も恐れたりするんだなって。
色んな人が言うように今までのMCUシリーズを総括したような映画でもありました。さきほどの『アベンジャーズ』の名シーンや、『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』のエレベーターの戦闘シーンを思わせるシーンがあったりとか本当にMCUファンなら大喜びするサンタ以上のプレゼントでしょうね。
じゃあMCUを全作品見た方が楽しめるかと言われたら確かに全作品見た方が楽しめますが、別にここから見て「ここのシーンは何作目のやつだろう」って気になったやつから見てみても別に良いと思うし、MCUを見てない人でも分かりやすい内容構成になってたと思います。タイムトラベル要素もX-MENよりぜんぜん分かりやすいし。
私はあのタイムトラベルのシーンで嬉しかったのはエンシェント・ワンがまた見れたのと、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のオープニングを大画面で見れたこと。ガーディアンズ1作目は映画館で見れなかったし、エンシェント・ワンは結構好きなキャラなんですよね。
所々ツッコミところになりそうな部分も考えたりすると個人的に納得するし、あまりこんなことはしないけど粗探しをしても全てに納得するんですよね。唯一言うならここら辺一部カットしたんだろうなって思ってしまう部分はありましたね。どうやら無編集で4時間ほどあったらしいので仕方ないですが、けど嫌になるような不自然さはなかったし、逆にカットしたやつは気になりますね。
はい。特に不満点はない最高なヒーロー映画でこれからのMCU作品にも安心して期待できるものでした。サノスも極悪になってたし、前作サノスの意見には納得する部分もありましたが今回ばかりはアベンジャーズ側を応援しましたね。応援したくなるキャラの作り方として映画界はこれを参考にした方が良いです。私もここまで声に出したいくらい「頑張れ」と言いたくなるような映画は初めてですから。
私はMCUはいつも吹き替えで見てますが、吹き替え人にも称賛すべきです。どうやら映像があまり見えない状態でアテレコしたらしいですから。特に洋画でこうしたパターンは珍しいし、洋画で映像があまり見れないでアテレコしたのはかなり難しいと思います。それをしっかり演技をしてくれた声優人には拍手です。
そしてアベンジャーズメンバーで長く声優を吹き替えたアイアンマン役の藤原啓治さん、キャプテン・アメリカ役の中村悠一さん、ソー役の三宅健太さん、ハルク役の宮内敦士さん、ブラック・ウィドウ役の米倉涼子さん、ホークアイ役の宮迫博之さん、長い間お疲れさまでした!
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です!
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
はい、文句なしの平成最後の大傑作です。また二回ところか十回二十回リピートしたいですが、GW期間なので席が埋まっててなかなか見に行けませんw
まぁ嬉しいことだし、まだ見てない方優先という考えで気軽に落ち着くか席があれば見に行きます。
本当にMCUありがとうございます。これからも応援し続けます。
はい、そんな感じで!
それでは!