【画像引用:ドラゴンクエスト ユア・ストーリー : 作品情報 - アニメハック】
正直どうでもいいや!
どうもKOUTAです。
最近また注目視されてきているのが、アニメ映画や洋画吹き替えに本家の声優を使わずに俳優やタレントを起用するというのが注目されてきてるらしいです。
もうここまで長く続くとそんなに大したことじゃない限りは驚きはしませんよ。むしろこれに長くガミガミいう人はよっぽどの暇人なんでしょうか。私からしたら人生暇だからとりあえず色んなところに片っ端から文句を言おうとする老人クレーマーと変わりませんね。
ただここまで盛り上がるなら私も少し意見をぶちこんでやろうかなと、危険な祭りだと知りながら楽しそうだからやろうとする純粋な子供の如く私なりにこれに関して意見を投じてみようと思います。
■これの発端は何なんだい?
そもそもの発端というのは以下の通りです。
『ドラゴンクエスト』のアニメ映画が公開が決定する
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超豪華な声優陣と公式が先日発表する
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主演は佐藤健。その他に有村架純、波瑠、山田孝之などが決定。本業の声優人は今の時点では山寺宏一のみ。
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Twitterで「#豪華声優陣」と付け、タレント声優の起用に関してや豪華な声優とはなんたるかなど論争が始まる。
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これを記事にしたいなぁと昨日余った炊き込みご飯を朝飯にしてこの情報をKOUTAが知る
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充電ケーブルが壊れる
大まかに言えばこんな感じですね。4月に公開されるDCの『シャザム!』も吹き替えの監督などが実写版銀魂でお馴染み福田監督で、シャザム役は菅田くんになったりしてこちらもちょい炎上しましたね。
ちなみにツイッターでは様々な声が出ましたね。ここで彼らのツイートを見せようとしましたが、流石に可哀想なので私なりにまとめます。
まずタレント起用反対派はやはり本家の声優さんがやった方が安心感はある。または声優さんの方が声の演技がしっかりしているし、役にハマっているから声優を使った方がいいと。他にも「豪華声優とはこのことだ」とポプテピピックの参加声優一覧や洋画の吹き替えの一覧をどや顔でツイートしてる人もいました。
一方賛成派または別にどちらでもという意見は「キャラと声が合ってれば良い」という意見は多く見れます。また一部の人は「日本の映画の興業は海外と比べてダントツに低い。その興業を伸ばすためにはやはりタレントで宣伝するしかない」という興味深い意見もありました。
では私はどうなのか?まず有り無しの前に少し声優について話させていただきます。ですがこれはあくまで私が今まで聞いてきた話をもとに話しています。プロの人の話ではないのであらかじめご了承ください。
■そもそも「昔声優は俳優の副業」と今でも認知した方がいい。
たぶん声優を目指す人なら大抵はこの知識を身に付けてるはずですが、元々声優という職業がしっかりなされたのは最近の話で様々なブームを得て今なっていると言っても良いです。
プロの話を聞くと大抵の人が言いますが「昔は声優という職業はない。」「俳優の副業みたいなものだ」という話はよく耳にします。本来の役者が声を当てるという意味では今のような特徴的な声や萌え声ではなく演技で勝負していたというのがよく分かります。
ただ昔ある人から聞いた話で嘘か真か分かりませんがこんな話を聞きました。
「自分は昔舞台俳優だった。ただ監督からは下手くそと言われていた。だから当時は死に物狂いで演技の仕事をして、その中に声優の仕事があった。自分は舞台でうまい奴より時間はあったから声優という副業で演技をしていた」
5年くらい前の話ですからうろ覚えではありますが、こんな話をしていましたね。
この話をした方はここでは実名をあげません。ですが今でも活躍なさっている声優の方です。
だからとは言いませんが私の中では「表現者」という部類の中では声優も俳優も同じ類いなのではないかと思います。勿論やり方や技術的な違いはありますが、今でも声優の専門学校なんかは1年目は必ず舞台をやらせてマイクの前に立たせないという学校は増えてますからね。
■本題:俳優やタレントが声優をやるのはアリか?なしか?
では本題。
これを踏まえて私はタレントや俳優の声優起用はアリか?なしか?正直に答えるなら
上手けりゃあ文句はない。
これにつきますね。有り無し前に先も言いましたが表現者に代わりはありませんから、声とキャラが合う合わないの前に私は「聞いていて不快にならないレベルの演技の上手さなら問題ない」と考えてます
先も言いましたが声優も俳優も一種の表現者であり、その二つが共通する表現は「演じる」と言うことなんです。ダンサーなら踊ったりするし、歌手なら歌ったり楽器を弾くのと同じです。
大体日本人はよく肩書きに縛られ過ぎなんですよね。「声優じゃなきゃダメ」「俳優が演じないといけない」とか。見る前に色々批判するなよ。別に上手ければいいじゃないの。見てから良し悪し言えば分かるけどさ。
そういう人たちは見てもいないのにアニメの実写版を否定するアニメオタクと同じです
アニメから実写化され今年公開された『がっこうぐらし!』は最初否定されましたがかなり映画としての面白さはありましたよね?
声優の話に戻すなら『アベンジャーズ』のホークアイなどの吹き替えが変わって批判はありましたが、ホークアイの宮迫はかなり上手いし、ブラックウィドウの米倉涼子は演技はちょい微妙ですがスカーレット・ヨハンソンの声質はバッチリです。
そうした頭の固い考えで肩書きしか捉えられない考えは特に表現の世界ではナンセンスに感じます。多様性を求められる時代なら尚更なんですよ。
本当最近のディズニー映画で何を学んでんだよ
そんな「○○だから○○はやるな」とか言い出したらキリないですよ?
例えばお笑い芸人のピース又吉は小説を書いて「火花」を発売しましたよね?
最近のユーチューバーは事務所のあれもあるけど、歌ったりしてMステにも出てますよ?
大学教授の青柳隆志さんはミッキー・マウスの日本版声優ですよ?
またよくあるのはモデルだった人が女優業やったり、池田エライザや斎藤工の俳優をやる人たちは監督業やりますよ?
水泳の飛び込み選手だったジェイソン・ステイサムは今やバリバリのアクション俳優ですよ?
こいつらはいいのかよ!!
キャーキャー喜んでるくせに!?
俳優やタレントの声優業はいけないの?!?!
見る前から批判するな!!見てから好き勝手言えば良いよ!!
あと言っとくと「声優は落ち着く」と言う人。これはあくまで私の個人的な感想ですが、声優も声優で作品によっては下手になる人はいますし、元から下手な人はいますからね。誰とは言いませんが。
勿論スキルの差や経験など敵わない部分はあるかもしれません。ただいちいちそうした肩書きばかりに拘れば誰も好きに挑戦なんてできないし、もしかするとある俳優が実は声優で開花する場合もあるかもしれないんですからそうしたチャンスを潰してるかもしれないんですよ?
それにそうしたことが出来るってことは私の勝手な想像ですが、その間のハードルや壁が低いのかなと。
私の母はこうした問題に関してよく言うのは
「俳優が声優に挑戦できてしまうのは若い声優がそんなに実力がないってことでしょ?だから若い声優より俳優を雇うのよ」と。
まぁ………待て待て!そのハンマーやナイフを置けよ!俺じゃねーよ言ったのわ!!
まぁ用はそう簡単に見えてしまうと言うことなんでしょうね。けど実際は難しいですからなんて言えば良いか分かりませんが。