■予告
■あらすじ
ある日、高校の同窓会にやってきた、おそ松たち6つ子は、ちゃんとした大人に成長し、社会人として全うに働く同級生たちとの再会で、対照的に冴えない自分たちの現実に打ちのめされる。やけ酒をあおり眠ってしまったおそ松たちが翌朝目を覚ますと、周囲にはいつもと違うがどこか見覚えのある風景が広がっていた。そこが「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中のこの時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられた6つ子たちは、真実を確かめるため、18歳の自分たちに会うことに……。
■映画情報
私はカラ松推しだぜ?ブラザー
どうも、KOUTAです。
今回紹介するのはこちら。
それは昭和のアニメを平成でリメイクしたら、まさかの社会現象にもなった平成を代表する超ドタバタギャグアニメ。男女問わずファンを獲得し、1期2期と共にアニメを成功させた劇場版。
今の時代『五等分の花嫁』なら、こちとら昭和から平成にかけての『六等分の花婿』じゃ!だけど全員童貞ニートのクソッタレだかな!!良いところは声が人気声優くらい!
そんな人気アニメの劇場版『えいがのおそ松さん』をレビューしていきます。
ちなみに『五等分の花嫁』だと私は四葉推しだぜ!
少しこの作品について話すなら『おそ松さん』は1期は全部見て、2期は1クール目しか見てないです。特に1期は1話と最終話はかなり笑いましたね。当時はニコニコ動画で見てましたが、1話のあの日産も驚くやっちまったぜ感はかなりヤバイし、最終話の良い意味で意味のわからなさは素晴らしかったです
2期は2クール目は見てませんでしたね。というのもその時期は『ポプテピピック』がアニメの覇権を握っていて、正直それに夢中ではありましたね。ファンには悪いですが、それと同時に少しおそ松さんの影が薄くなってた印象はありました。
そんな人気を博したアニメの映画は一体
どうだったのか?早速レビューしていきたいと思います。
まずは作品紹介!
おそ松の6兄弟は高校の同窓会に参加するところから物語はスタート。同級生たちに今なにをしているかなど質問攻めにされたあと、毎度のごとく自分達がニートであることがバレてしまい、さらには同級生たちが社会人としてしっかりしている所を見てしまい気分はドン底。
同窓会で飲んだわりに、おでん屋で飲み、さらに宅飲みするなど明らかにアルコール中毒で人生の全力バタンキューになるレベルまで飲んでしまうとそこで6人は寝てしまうんだよね。
そして皆が目覚めるとそこは自分達が暮らす現代の世界ではなく、高校時代の過去の世界に行き着きます。さらにそこはただ単に過去の世界ではなく、誰かが高校の時に未練を残したひとりの記憶の世界らしいのです。なんとも王道あっぱれな展開じゃないことが起きます。
誰が未練を残したか、今の自分達とは性格が違う高校デビューに失敗した典型的な男子高校生みたいな6人を見守り見ながら、兄弟たちは他の仲間たちと遭遇しながらも謎を解いていきます。
果たして乱れた過去と記憶の世界をあちこちぐるぐるしながら、六兄弟は無事に現代へ帰れるのか?!いざ行け!六子たちよ!レッツゴー!ムッツゴー!
というのが映画の大まかなストーリーですね。
見ていない人の為にこの映画を楽しく見るコツに関しては、アニメでも十四松が恋に落ちるという作品があったじゃないですか?あれほどは別にシットリとシリアスな感じてはないですが、映画のまとまり方や終わり方はそんな感じに似ていましたね。
それが好きな人なら感動はできると思うし、それ以外の人でも笑える場面は耐えないから映画全体としては十分に楽しめるファンのためを思って作った作品なのかなと思いますね。反面これから話すことは中途半端なおそ松さんファンが語る映画好きの感想になるから、そこは悪しからず。
それではここからはネタバレありでレビューしていきます。
■ネタバレあり感想
単純な感想を言うなら全体的にお祭り的な楽しい映画になってましたね。おそ松さんらしい笑えて、楽しい、ちょっぴり泣けるような映画になってます。特におそ松さんファンの人なんか大喜びな作品になっていると思います。
やはり一番喜ぶ要素としてはおそ松兄弟の今とは大分違う高校デビュー失敗したかのような性格の差が見れるということでしょうか。ファンの間で二次創作で高校時代の六兄弟の漫画やイラストはたまにみかけますが、これでまたかなり幅がヒロガリングでしょうね。
やはり高校時代の彼らもかわいい部分はあるし、それを見てる現代の彼らも可愛いし、さらに終盤で過去の自分にアドバイスしたり助けたりっていう演出はかなり熱くなるんじゃないのかな?少なくとも私は熱くはなりましたよ。かなりトイレ我慢してましたが
あと以外なのはこの六つ子もそうだしトト子ちゃんなどの悩みなんかが今私たちが生きる時代でも通用できるから共感できるんですよね。例えばイキったりだとか、友人の前で無理に頑張ったりとか、特定の人にはなりますがそこら辺に共感覚える人はいるんじゃないんでしょうか?トト子ちゃんはなんかヒロイン目指してましたが。
それでも「学生のころの自分達って今振り替えると恥ずかしいよね。けどそれが今だと笑い話になるよね。」という部分もまた共感できたり、学生の時はなんか自分を見失ってなりたいキャラを演じたりそれになれきれなかったりの学生特有の悩みもまたまた共感したりするんですよ。そこ辺の細かい心理描写は上手いなと思いますね。
で、映画に関して不満点もあります。まずギャグですが確かに前半は笑えました。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパロディもありましたからね。誰を意識したか分かりませんが中村悠一のドク風の演技は最高です。ちなみに私は吹き替えは三ツ矢雄二派です。
ただそのギャグのオンパレードは思ったよりも最後まで続くから少し疲れたというか飽きが来るんですよ。声優人の上手い演技力のお陰でまだ退屈するほどじゃないんですが、やはり飽きます。特にハタ坊が何回も奈落の底に落ちるくだりは2回くらいなら笑えますが、3回4回もやったら飽きますよ。
あとは終盤も詰め込み過ぎてて正直いるかと言われたら別にいらないんですよ。チビ太が巨神兵みたいになったり、トト子がでかくなったり。別に言いたいことは分かりますがいるかと言われたら別にいらないです。大事なことでもないですが2回言いました。
映画オリジナルのキャラも出てきては良いんですが、このオリジナルキャラが映画の中で重要かと言われたらそうでもなく、映画の〆もこのオリジナルキャラがやるからなんか映画の終わり方がスッキリしないんですよね。視聴者目線のキャラなのかなと何となく察するんですが、もっと活躍の場があって良いと思います。
一番惜しいなと思ったのは過去の自分にアドバイスをするシーンですね。これが音楽がデカかったのか、声優の声のボリュームが小さすぎたのか、はたまた絵と全く会わない声の演技をしてそうなったか知りませんが結構これ途中途中何言ってるかわからないくらい聞き取りずらいことはありましたね。
全体的に見たら前半は楽しめて後半は人それぞれな気分にはなりますが、誰もが楽しめてたぶんあまり嫌いという人は少ない映画なんじゃないのかなと思います。特典や前説などがあるから何週やるか分かりませんが、娯楽映画としては丁度良い作品でしたね。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
今までのファンは十分に楽しめると思います。なんせYahooレビューは相変わらず高得点ですからね。新規ファンが見たらどうなるか分かりませんので私からは保証はしません。
はい、そんな感じで!
それでは!