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映画『アクアマン』楽しすぎる!DC作品の本気を見た!!評価&感想【No.541】

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■映画情報


公開日/2019年2月8日

上映時間/143分(2時間23分)

監督/ジェームズ・ワン

製作国/アメリ

■予告


■あらすじ

海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。

引用元:アクアマン : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『アクアマン』(原題:Aquaman)は、
DCコミックス原作のヒーローで、DCEU作品の『ジャスティス・リーグ』に初登場したジェイソン・モモア演じるアクアマンの初単独実写映画作品になります。

アメリカでの興業収入が10億ドルを突破する快挙を成し遂げました。これは2008年に公開された『ダークナイト』2012年に公開された『ダークナイト ライジング』を越える記録で、DC映画の中だと史上最高記録を築いてる作品になります。そんな頂点に上り詰めたヒーロー映画がどうだったか?さっそくレビューしましょう。





今年初めてのアクション映画ですね。地味に今年初です。最近のDC映画は良い作品が多くなってきたし、これから公開される『シャザム!』にも期待が持てます。そんな中2月公開する作品の中では一番期待していた作品のひとつが遂に公開されました。


結論から言うとかなり良かったです。ストーリーはシンプルだし多少荒さは感じた部分もありましたが、そこを豪快なアクションと美しい映像美で映画を補って均等にするところか、これでもかと詰めに詰め込んだ作品でした。なんか普通の白飯の上にA5ランクの牛肉をドカンと乗せた感じ。しかも腹一杯って言ってんのにまだ乗せてくるみたいな映画。


ジャスティス・リーグ』で彼のことは普通に好きだったんだけど、彼の強さはそこまであの映画には伝わらなかったんですよね。それを今回はしっかり彼の強さがどれくらいのものかしっかり証明してくれました。序盤の潜水艦の内のアクションはそれを視聴者に理解させたと思うし、普通に言ってかっこいい!


今回宣伝でワイスピの監督として宣伝されたジェームズ・ワンですが、『ワイルド・スピード スカイミッション』を見たことないのでどうなのか分かりませんが、私から見た感じ映像で楽しめてストレスを感じさせないアクションが見られたなとは思いました。やっぱりカットがほとんどないというのもありますよね。


ただ個人的にジェームズ・ワンはホラー映画をたくさん製作してるイメージで、そういう点ではジェームズ・ワンの力が見られた部分もありました。普通に話してる最中に敵がいきなり襲ってきたり、海のそこからエイリアンみたいなやつがわんさか現れたりする点はかなりホラー要素は強いです。今回は怖いホラーというより、楽しい方のホラー要素ですけどね。


映画全体が本当にアクションだらけだと思ってください。基本休む暇もなく、8割りくらいがアクションですw
そのアクションの撮り方や演出、そうした戦闘をしないといけない理由も様々だったのでどれだけアクションを入れ込もうと基本飽きはありませんし、2時間半だと体感的には感じませんでした。


基本映像は綺麗だしアクションも見ていて面白いんだけど、個人的にはラストは必見です。ラストだけを見るためにリピートしても良いくらいです。アクアマン筆頭に何万といる人や魚や怪獣みたいな奴等が海の中でゴチャゴチャ戦闘して、もうお腹一杯です!というのに最後の最後でこれでもかと食らわせた正にクライマックスにはふさわしい大乱闘です。


そこからのアクアマン対オーシャンマスターも必見中の必見でしょう。あれは個人的に2019年を代表する素晴らしいラストシーンなんじゃないかな?!
本当映像も素晴らしかったし、戦闘もかっこよくて、朝イチで客がいなかったから普通にこのシーンは声に出して「かっけーwww」っていいましたよ!なんかファイナルファンタジーみたいなんだけど、それがまた良いというか男心擽られるというかw




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今回アクアマンの弟に値するオーシャンマスターがメインヴィランなんですが、サブヴィランとしてブラックマンタが出てきます。原作だとダサカッコイイとして有名らしいですが、本作も原作をそのままにしたデザインでまたこれもダサカッコイイです。ただキャラとしてはかなりカッコいい奴で驚きました。


彼の目的は父親を殺したアクアマンに対する復讐ってだけなんだけど、そこにしっかりとした人間味があったというか、かなり共感できるしキャラとしてちゃんと生きてたんですよね。


勿論オーシャンマスターがいうような人間がしてきた無自覚な海を汚す環境破壊のメッセージが含まれた言い分も分かりますが、オーシャンマスターよりブラックマンタの方が個人的に見た目も中身もインパクトや好感度的にはブラックマンタの方が上なんですよね。


だから惜しかったのはブラックマンタをメインにしても別に良かったし、そのままにしたらそのままにしたでオーシャンマスターの影が薄くなっていたなという印象はありました。別にオーシャンマスターもカッコいいんだけどね。

 
アクアマンのことを皆知ってるような振る舞いをするシーンが何個かあります。町の人がファンだというのはまだ分かりますが、見ず知らずの助けた人間が「アクアマンだ!」と言っていたのはなんか違和感あったというか。


正直あの『ジャスティス・リーグ』の戦いでアクアマンがそんなに知名度が上がったかと言われたらなんかそうでもなかったし、正体隠してるわりには他の連中が「見ている人も皆知ってるよね?」みたいな感じで紹介するのが少しそこら辺は違和感感じました。


あとはもうCGがCGぽかったという不満点もありましたが、なんかそんなに嫌になれなかったんですよね。もうここまでくるとDCのCGは「リアリティはないけど、そもそもパワーが桁外れな奴等が多いからある意味リアリティがないCGぽい映像が似合ってるんじゃないか。」「もう自分がゲームをしてる感覚になる新しい見方で見よう」と考え付きましたね。はい。


アクション八割な映画にグチグチいうのも仕方ないですが、けど本当に良いアクションヒーロー映画だったなと思いました。新たな面白い要素が入っていたり、男のロマンが溢れたクールで熱い作品でした。今までの暗いDC映画から脱出した作品ですので、今後公開される『シャザム!』に期待が持てます。


久々に大人でも子供でも楽しめる王道をいくヒーロー映画でした。


■評価

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最終評価は・・・





☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。



いままでDC作品を見たことないという方でも楽しめる一作になっていると思います。色々と続きが気になるし、続編も期待できる一本でした。

ちなみにDCユニバースの良い部分のひとつって吹き替え声優をちゃんと声優人を使ってるんですよね。なので吹き替えも心配せずにみてください。てか、宣伝目的で芸能人を起用しないところはある意味ガッツがあるというか何というか…。まぁ、私はそういうの好きですがね。





はい、そんな感じで!

それでは!