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映画『ミスター・ガラス』ネタバレあり!彼らは一体何を訴えたかったのか?【No.533】

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どうも、KOUTAです。

こちらの記事は今月公開された『ミスター・ガラス』のネタバレあり記事になります。私の主観的な下手くそな考えを話ながら『ミスター・ガラス』の結末まで話していきます。


もしまだ見ていないという方はこのままプラウザバックするか、下のネタバレ無し記事がありますのでそちらをご覧ください。

このまま進んで「ネタバレするんじゃね!」と言われても、タイトルや最初に「ネタバレあり」と注意しているのてそれは自己責任でお願い致します。


それではここからはネタバレありで映画の感想を話していきます。
























ここまで来た人は、もう鑑賞された方々でよろしいですね?では、行きます。






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まず何から話しましょうか。色々話しておきたいことは山ほどありますが、まず皆さんはどのような感覚でこの映画を鑑賞されましたか?
ヒーロー映画?ミステリー映画?はたまたスリラー映画?どれも私は正解だと思います。ただMCUのような爆破が沢山あり、町中大騒ぎになるような戦いを期待した人はガッカリするでしょう。


ただ最近そうした作品を見すぎたせいか私も一瞬戸惑ったシーンがありまして。それがダンとゲビンのラストバトル。あの最強の肉体同士の対決でなぜ警察が少なかったんだろうとバカ丸出しの疑問が頭をよぎりますが、すぐに解決します。バカもバカなりに頭を働かせます。
そりゃあ被害者少ないし周りの人はいないし、警察もそいつらの能力を完全に理解してないから、それは少数だろうなとは思いました。
ただあの警察たちは結局ヒーローを撲滅しようとする団体のグルだった訳ですから、あれもあれで作戦のうちだったのかなとか考えたりしましたね。


それは別に言いとして、確かにミステリー映画としてもラストの伏線回収も素晴らしかったし、スリラー映画としてもかなりの緊張感がありました。ただ私としてはヒーロー映画というより一種のヒューマンドラマ作品なんかじゃないのかなと思いました。


この映画での宣伝は「スーパーヒーローは実在するのか?」という宣伝をしてたり、映画のなかでも自分達を「特別な人間」として紹介しています。特別な人間がすごい力を発揮している人間たちのことを指しているのか。勿論それもそうですが、ただ私的にはここで言う特別な人間というのは「普通とはなにか違うズレた物を持っている人」の事を指していると思います。


エリー医師がダンたちを「誇大妄想をしている精神障害者」と言ったり、イライジャが骨が折れやすいなど、今現代の世の中で彼を障害者として置き換えるとこの映画はヒーロー映画でありながらヒューマンドラマとしての見方でも出来るのではないのかなと思います。
どういうことか、順番にそしてどうでも良いと思いますが私の経験談と一緒に説明していきます。


まず、ネタバレ無し記事でも話したダンたち3人が共に医師の診断を受けるシーン。これは前にも話しましたが、自分の人生であるものを否定されて落ち込んでしまうダンたちが見えます。エリー医師の診断は納得のいく部分もありましたが、無理矢理な部分もあったりしました。それは私も思ったし、他の人もそう思ったかもしれません、


ただ私が思ったのはエリー医師は無理矢理にでも根拠の話をしないと彼らを「普通の人間」だと納得させたかったのでしょう。それが彼女の目的でもあると同時に彼らの力は本物だと感じてはいたはず。ですが、目的のため仕事のため無理矢理にでも化学的根拠を並べながらの説明をしたかもしれません。


そもそも私の経験上…経験上ですよ?精神科医の人はその患者の意見よりも周りに浸透させようと無理矢理な考えの意見を与えると思います。勿論精神科医の人や患者にもよりますし、人と人で会話して正解のない治療をしないといけませんからそうなるのは仕方ないです。


私も精神的に不安定な状態の時、心理科の先生にカウンセリングをさせてもらったことがありましたが、先生の性格なのこ私がいけなかったのか分かりませんが、結構私の意見を無視した感じで「あなたがいけない」「周りの人に浸透しないといけない」「周りに耳を傾けてみな」と正直に言うと自分がこの症状になったのが悪いみたいな言い方をしていました。


今しっかりした精神科の病院に行ってないからとりあえず今は私のことはどうでもいいですが、これが「ヒーロー」という肩書きではなく本当にエリー医師の言う誇大妄想などを引き起こした「普通とは違う人」のことを指しているのであればこの映画の見方も違ってくると思います。


勿論この映画がそういう人目線ではなかったりする場合もありえなくはないでしょう。ただ今回は私がそう思って、そう感じて、最終的にこの映画の内容がこうだったんじゃないかと思い書いています。
映画の内容や過去作に触れながらここから先は下手くそな考察を交えて私なりの考えを纏めていきます。




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ケビンの24人目の人格であるビーストは「苦しんだことのない者は、その存在に価値はない」的なことを話してます。(たぶん台詞間違えてる)
この映画でも同じことを言っていますし、『スプリット』でも言っています。このケビンたち三人はそれぞれの苦しい過去を持ち、彼らなりの苦悩があることを映像で見せてくれます。


ビーストは苦しんでない奴はただ眠るだけと話しています。これはもしかすると普通の人間は苦しんでなく安心して眠れるが、ケビンたちのような人たちは毎晩悩み苦しみ安心して眠る日はないと言いたいんでしょう。


『スプリット』から今までのケビン、そして『アンブレイカブル』からのイライジャの本来の目的とは何なのか。
私が思うに彼らはただ自分達の居場所を見つけ、そして自分達の存在価値をわかってほしかっただけだったのかもしれません。
ビーストは同じ境遇の人や苦しんだものを殺しませんし、イライジャは自分と正反対のダンを探し求め自分と共感してくれる人物を探していたと思います。


そしてラストの『ミスター・ガラス』での伏線回収。スーパーヒーローたちのパワーを世界に配信するラストシーンがありました。イライジャはなぜそんなことをしたのか。イライジャなら本当に新しいビルを破壊できるはずなのに、なぜ態々そんなことをしたのか。
イライジャは自分達のような人間を世間に分からせたかったのかもしれません。それは宣戦布告だとかではなく、「君達の周りには皆とは違い苦しみ生きている人間がいる」と分からせて、その存在をアピールしたかったんでしょう。


これをうつ病などの精神障害の人間に置き換えるとどうでしょう。精神障害などの人たちは普通の人間からしたら障害を持っていることは分かりにくいです。自ら発信をしなければ他人には分かりません。それだけ分かりにくいものです。


そうした彼らはひとりです。孤独に戦ってはいますが、それでも彼らが生きていてその存在を広めたかったんです。自分達が苦しみ戦い生きていることを知ってくれる人間を多く欲しかったのかもしれません。それでも最終的にダンたちには家族や友人で知ってくれた人間がいたことを死に際に知ることになります。


ただ人に知ってほしいけどそれを押さえてるのが普通の人間です。これはエリー医師のヒーローを撲滅する団体がその位置に立つと思います。
人間は普通を好みますし、普通じゃない人を貶したりします。またそうした苦しんだ人の発言を言いにくくしてるのも今の社会だったりするかも知れません。


そうした人間を普通の人間に溶け込ませるか、いなかったことにするなど社会的な闇を感じさせる部分もありました。特に多様性を求められる現代社会で、それを批判する今の日本なんかはそれが強い傾向に感じられたからそう思ってしまったのかもしれません。


これはただのヒーロー映画ではなく社会的なヒューマンドラマと私はとらえています。
苦しんで普通の人とは違う何かを持ってしまい、自分の居場所を探し求めた映画なんじゃないかと思います。そして足掻いて生きて最後の最後に世界に自分達の存在を広めた彼らはある意味そうした苦しんでる人たちのヒーローでもあるでしょう。


この映画のメッセージとしては
「心の病気(他にも色々)で苦しんでいる人はいる。普通の人間たちはそういう人達の安心できる場所を作るべき。だけど苦しんでいる人も自分が特別であるということを発信するべき」と言いたかったのかもしれません。
アンブレイカブルもスプリットも言いたいことは同じに感じて、ミスター・ガラスでそのまとめに入ったように感じました。


ただこの映画は良い意味でスッキリしません。というのも映画の独特の雰囲気もありますが、なによりこうしたメッセージがあってもまだ解決までには時間がかかるからというのもあるでしょう。


はい、そんな感じでいかがでしょうか?
かなり言いたいことを沢山書きすぎてまとめられてなく読みにくかったり、なに言ってるのか分からなかったりしたと思います。まぁこういうの慣れてないんで許してくださいm(__)m


あと精神障害というワードを繰り返し言っててバカにしたように聞こえた方もいるかもしれませんが、映画でそうした内容が出たり分かりやすいように説明するために使いました。あと私はそうした人達の味方ですし境遇者です。ちゃんとし病院には行ってませんが、過去に死にたくなるほど精神が崩壊したことがありましたので。私の話はいいか。


もしこの記事を読んで気になったならまた見てくれると嬉しいです。制作者ではありませんが。
あと、是非『ミスター・ガラス』しか見てない人は『アンブレイカブル』『スプリット』を見てください。この二つ見ないと物語的に分かりにくいのでw


あと私のこの意見が正しいとは絶対に限りません。もし「自分はこう思った」という意見があれば聞かせてくれると嬉しいです。





はい、そんな感じで!

それでは!