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映画『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』評価&感想【No.528】

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■映画情報


公開日/2019年1月4日

上映時間/100分(1時間40分)

監督/酒井和男

製作国/日本

■予告


■あらすじ

スクールアイドルの祭典「ラブライブ!」で優勝を果たした高海千歌ら「Aqours」だったが、新たな学校への編入の準備を進める2年生や1年生に、想定外のトラブルが発生。さらに、卒業旅行に向かった3年生と連絡が行方不明になってしまい……。

引用元:ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow : 作品情報 - 映画.com

■Review

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ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowは、
大ヒットアニメ『ラブライブ!』プロジェクトの新作として16年、17年に第一期第二期とアニメ放送された『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇場版。

その作品から生まれた9人のアイドルユニット『Aqours(アクア)』の青春の姿を追ったテレビシリーズに続く完全オリジナルのアニメーション映画です。





ラブライブシリーズは初期のミューズ(ここではカタカナ表記にします)からアニメを見ています。勿論ラブライブサンシャインもアニメ1期2期と見てきて、俗に言う「ラブライバー」ほどライブに行くくらい熱心なファンではありませんが、声優のラジオとか聞いてきたので個人的には愛着のある作品のひとつです。


正直アニメがスッキリした終わりだったから前の職場の先輩なんかと映画化はしないだろうと話してましたが、まさか映画化するとは思いませんでしたね。まぁやはり見には行きましたが、初日でかなり人がいたから映画化を待っていたというファンは沢山いたということが目で実感しました。


少し前作の映画と比較してしまうと、良い部分と悪い部分がひっくり返ったような作品だったなと思いました。もしかするとこの感想見てファンから叩かれそうですが、とりあえず自分が思ったことを正直に話していきます。


良かった点としてはドラマ重視にしたこと。前作がミュージカル風だったからドラマ部分の弱さが出てましたが、今作は逆に歌や躍りが少なくなった分様々なエピソードを含みながら綺麗に並べていたなと思います。


正直大きな山場となるエピソードがあまりなかったし、問題となる問題が結構早く解決したりとか、そこら辺の不満点はありましたが、抜けてしまった先輩たちの分どこまで自分達ができるかとかは誰でも共感できる話題なんじゃないかなと思います。


ただ話の内容的にアニメの続きだからファンはこれに関しては良いと思う。ただあまりいないかも知れませんが初見の人がこれについて着いていけるか心配ですね。全体的にファン向け映画ですが、やはり映画から彼女たちを知る人もいるし、アニメを見ないと分からない話もあるから、そこら辺は可哀想だなと思いました。始まってすぐ歌い出すから余計にね。


アニメーションでも見たキャラクターそれぞれのギャグシーンも沢山あって、初めての人もこういう人はこんな人みたいに分かるはずです。ただこのギャグシーンが思ったより多く、多いのは良いとしても映画の中で同じようなギャグを何回か見るから、途中から飽きてしまう自分がいます。まぁ皆可愛いんだけどさ




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そのせいもあるのか知りませんが、途中から話のテンポが悪く感じました。全体的にテンポはゆっくりだからコメディシーンとそのゆったりとしたテンポがあまり合わないというか。シュールなギャグなら合うんだけどね。これは私くらいかも知れません。


あとアニメーションがそんなに驚きがなかったのも残念でした。確かに綺麗だし、キャラクターも可愛いんですがサンシャインの場合地上波で放送されたアニメーションと映画のアニメーションがそこまで変わってないんです。


前作が地上波と映画のアニメーションがかなり変わってたし、アメリカの人たちの五月蝿くない自然的な行動に驚いたり、かなりきらびやかしてたんです。ただこの映画にはそれがなかったです。ガッカリするほどではないんですが、折角映画なんだからもっと挑戦的にしても良かった気がします。


あとこの映画の最大の欠点は曲が印象的ではないこと。ファンの方すいません。
アニメ版でも曲を聞いてもCD買いたいなとかもう一度聞きたいなって気持ちにはなりませんでした。今回の作品もそういう気持ちではありましたね。


前作は6曲くらいあっても全部印象的では特に「Angelic Angel」は見終わったあとすぐCD買うくらい印象に残りました。今回も6曲あったんですがどれも記憶に残らないし、しかもなんか曲の始まり方の流れが悪いので序盤から曲に乗れなかったのはありました。ただ曲が終わったあと、いきなり違う話に飛ぶ前作と同じような演出はなかったから映画に気持ちが離れることがありませんでした。


ミューズが好きだからこの映画に不満を多く言ってるわけじゃないです。アクアはアクアで良い部分はあるし、アニメはドラマ性が強く考えさせられる作品というのも知っています。ただひとつの作品として見ると勿体なかったり、惜しいなと思う部分が多く見つかったというだけです。


ちなみにこの映画映画始まる前に写真撮影がオーケーな撮影コーナー的なやつがあって、劇場でしか見れないメンバーの新たな顔を拝めるという嬉しいサービスがあります。しかもSNSの投稿もオーケーらしいです。


私は撮ってませんが、劇場内がパシャパシャという音が鳴り響きそんなシュールな光景に皆笑ってましたね。私は撮ってません。電源落としたんで…。
けどメンバー全員を撮影しようと9回は映画見に行くファンはいるんだろうなぁ。


■評価

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最終評価は・・・





☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。



正直微妙な作品でしたが、ファンには嬉しい作品なのかなと思いました。今後ラブライブがどうなっていくか分かりませんが、今後もアニメを見て応援できればなと思います。





はい、そんな感じで!

それでは!