ハッシーの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

まとめて映画レビュー『アイスと雨音』『blank13』【No.503~504】

どうもKOUTAです。


本日は2018年に公開された映画を2本まとめて紹介しようと思います。本当は一本ずつ記事にしようと考えたのですが、どちらも1時間くらいの映画で短くそれゆえ語ることも少ないのでまとめさせていただきました。


それでは早速いきます。




アイスと雨音

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■映画情報


公開日/2018年3月3日

上映時間/74分(1時間14分)

監督/松居大悟

製作国/日本

■予告


■あらすじ

ある小さな町で舞台が上演されることになり、オーディションで選ばれた6人の少年少女が初舞台に向けて稽古に励んでいた。しかし突然、舞台の中止が告げられてしまう。

引用元:アイスと雨音 : 作品情報 - 映画.com

■Review

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アイスと雨音は、
『私たちのハァハァ』などで知られる松居大悟監督による74分のワンカットで描く若者の姿を描いたヒューマンドラマ。





何週間後に舞台の公演があるというのに、チケットの売り上げが厳しいという理由から舞台中止になってしまいます。六人の若者はそれでも出たいと言いながも、スタッフは「初舞台で君たちを恥さらしにしたくない」という表面上の理由で拒否をします。それでも舞台に立とうとする若者の姿を映した作品です。


映画と言うより舞台を見ている感覚になります。勿論絵の移り変わりがあるので舞台という訳ではないですが、長回しの効果もありそういう感覚になってしまいます。


私も専門学校だけですが演技経験はあります。最初は戸惑いながらも真剣に取り組み、演出の人の言ってることに疑問を感じ、そして共演者と相談しながら絆を深め合う。最初はとても大変だけど、やってるときは楽しいし、皆とこの瞬間一緒に演じられる喜びとか作り上げてきたものの大切さと言う部分では共感が持てます。


しかし良い部分はそのくらいなんですよね。映画事態何を伝えたいのかは一応分かるんですがそれが伝わり切れてないし、出てくる俳優の演技もオーディションで選んだ割に普通です。日常の演技と演技をやってる演技を取り組んでいるんですが、演技の演技をやる時画面の上下の幅が小さくなります。つまらないバラエティ番組みたいに。


その幅がいちいち変わるから画面がウザったいし、それが無ければ「今彼らは舞台の演技をしてるのか。それとも日常の演技をしてるのか」という興味が湧くはずなのに勿体ないです。


そもそも休憩中に他の人と演技の練習をするのはまだ分かるんですが、街中演じたりトイレの中で演じたり非現実的なんですよ。演技馬鹿なやつでもそこまでしないし、せいぜいやるとしてもひとつやふたつのセリフくらいだよ。だったらそんなところでやるなら普通に舞台でやって見せろよと言いたくなります。


この映画の出演者の森田想の演技も目をつぶりたくなるような演技でしたね。常に一人走りしている演技をしていると劇中でも言われるんですが、まさしく舞台の演技も日常での演技も一人走りで自分に酔った演技をしています。相手の話を聞かないで演技をする残念なパターンです。


そしてこの映画の劇中歌でMOROHAと言う人が歌って出てるんですが、正直五月蠅い。歌ってるというよりギターの音色に合わせて喋ってるだけだし、ラップという人もいますが正直これがラップと言っていいのかも謎です。これは好みの問題ですが、大抵のミュージシャンを嫌いになりませんが、この人に関しては純粋に嫌いでした。





最終評価は・・・





☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。




blank13

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■映画情報


公開日/2018年2月3日

上映時間/70分(1時間10分)

監督/齊藤工

製作国/日本

■予告

■あらすじ

13年前に突然失踪した父親の消息が判明した。しかし、がんを患った父の余命はわずか3カ月。父と家族たちの溝は埋まることなく、3カ月後にこの世を去ってしまう。葬儀に参列した人びとが語る家族の知らなかった父親のエピソードの数々によって、父と家族の13年間の空白が埋まっていく。

引用元:blank13 : 作品情報 - 映画.com

■Review

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blank13は、
俳優の斎藤工が「齊藤工」名義で監督をした長編監督デビュー作。放送作家のはさもとこうじの実話を基に製作された家族を描く葬式映画です。





俳優として有名な齊藤工が監督した作品。演技は素晴らしいし、映画は大好きだし、サンシャインになったりで監督という仕事をしてもなんか安心できる人ですよね。その安心通りなのか長編監督作品にしては良い作品を作ってくれました。


前半の映像は美しいし、必要最低限の台詞と俳優の演技でどれだけ過酷な生活をしていたか、どれだけ父親が子供目線でクソ野郎に見せたか。その撮し方も素晴らしいし、映像での説明の仕方も上手いです。映画好きだから何を伝えるのか、なにが必要かというのを分かってる撮り方なんですよね。


後半から変わってコメディになります。葬式の最中お坊さんが死んだ父親の思い出話を語ってくださいと、来てくれた人に無茶ぶりをします。けど別に不自然じゃないんですよね。来た人は可笑しな人ばかりだし、坊さんもお経適当だし。なんか来るんだろうなと思ったらこれですよw


その中には佐藤二郎も出演しています。子供たちからしたらなにも知らない友人のひとりであり、勝手に仕切ってしまうというキャラです。相変わらず佐藤二郎節は出ていますが、本当この人も演技素晴らしいですよね。


個性的なキャラの失踪した父の空白の13年間を面白く話していく。時系列順とか、事件話とか大きな話はありませんが子供たちの知らない父親の姿を知るというただ面白いだけではない大切なシーンです。ただこのコメディシーンが少し長く感じましたね。


最悪の父しか知らなかった子供たちが、13年の空白を知ることで子供たちも観客も最後には父の見方が変わるという優しく綺麗な映画でした。齊藤工には今後も監督業頑張ってほしいです。





最終評価は・・・





☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫

7/10です。
 


また仕事が忙しくなって記事が書けない状況になります。間が大きく空くと思いますが気長に待っててください。





はい、そんな感じで!

それでは!