■予告
■あらすじ
小心者で不良が大の苦手な小暮奈緒は、高校の入学式の当日に上級生と新入生のケンカに遭遇してしまう。真っ赤な髪で鋭い目つきをした新入生は超不良として誰もが恐れる鬼瀬大雅だった。ある日の放課後、鬼瀬からの突然の呼び出しに奈緒が体育館裏へと向かうと、鬼瀬の口から飛び出したのは、奈緒との結婚を前提にしたプロポーズだった。鬼瀬の怖さに負けて断ることができない奈緒は鬼瀬と付き合うことに。最初は鬼瀬の一挙一動に震え上がっていた奈緒だったが、見かけや噂と異なり、鬼瀬が人一倍やさしく純粋であることを知った奈緒の中に徐々に鬼瀬への思いが芽生えていく。
■Review
『honey』は、
目黒あむの同名少女漫画を2018年にデビューしたばかりのジャニーズアイドル「King & Prince」のメンバー平野紫耀と女優の平祐奈主演で実写映画化した恋愛映画。
監督が『ピーチガール』を担当したり、予告からクソな雰囲気バリバリ醸し出してたので、あまり大きな期待をしないで鑑賞しました。どんな映画かレビューしていきましょう
「King & Prince」は最近色々お騒がせというか何か今は良い部分が見つかりませんよね。最近だとヒーローショーの話だったり、メンバーが普通に電車乗っててそのファンが写真撮りたいために電車がかなり遅れたり色々ちょっとしたことで困らせてるって個人的にそういう印象です
まあそれが映画と関係あるかと言われると全然関係ありませんがこのブログではこのグループに初めて触れたので少し話させてもらいました。そんなメンバーの一人平野紫耀が主演です。
映画の感想としては監督の前の作品『ピーチガール』よりは全然マシだったし、普通に見れます。王道を行ってはいてそういう路線にしたのは成功ではあるんですが、別にそこまで面白い訳ではないです。まだ『ピーチガール』よりはマシってだけです。
で、『ピーチガール』と今回の映画『honey』を見て大体この監督の特徴が分かってきました。勿論ダメな部分での話です。それを簡単にまとめるとこんな感じでした。
- 画面のカット割りが下手くそ
- 出してくる俳優人が高校生に見えない
- 笑わせるために筋肉ムキムキの男性集団を出してくる
- 原作がコミックスだとそれを順番通りやってるだけ
だいたいこんな感じです。原作の順番通りっていうのは実際原作を見ていないと分からないことです。今回の映画の原作も私は未読の状態で見ましたが、ただそれでもストーリーが随分と丁寧すぎるし、次に起こることが予想しやすいので原作未読でもコミックの話通りに順番にやってるんだなと思いました。
順番通りに話すと画面のカット割りが下手です。と言うかこの画面割がやってること一緒で、しかもこれって別にやる必要ないんですよ。それを何回もやると素人が作った文化祭に出すレベルの映画に見えて安っぽく見えます。
特にラストの使い方。高橋優がヒロインが乗ってる自転車を押してその隣の映像に同じように高橋優が小さい頃のヒロインの乗ってる自転車を押してるシーンがあります。これがあからさまで「どうですか見比べてください。隣通しの映像がしっかりリンクしてるし、昔も今も変わらないことを表現したんですよ?感動するでしょ?!」と押し付けてきます。編集が下手なくせに製作者が調子に乗ってるシーンでもありました。
俳優が全体的に高校生に見えません。『ピーチガール』の時もそうで良い歳したババアおばさまが制服を着ていましたが、今回もなんか良い歳した大人が無理に制服を着たいたなと思いました。
平野紫耀と平結奈が最後に大人になった姿を見せますが正直この大人になった姿の二人がカッコよかったし美しかったくらい、この二人はもう高校生の制服が全然似合いませんでした。何故か知りませんが良い歳なのに高校の制服をいまだに着こなせる神木隆之介は本当に恵まれてるなと改めて感じましたね。
筋肉ムキムキの男性。これ笑わせようと狙ってやっていて正直笑えません。これに関しては以上です。
映画全体としては王道を行ってますが悪い言い方をすれば古臭いです。今の時代ヤンキーのような奴に恋をする映画でキュンキュンする人って中々いませんよ。
そういえばテレビでやってましたが今の女性は『ごくせん』とかのイケメンヤンキーに恋をするより、『逃げ恥』の星野源みたいな人を好きになるらしいですよ。やっぱ男気はあるけど将来に不安になる人より、優しくってしっかりしてる人が良いらしいですね。
あと一番気になったのは平野紫耀の声。めっちゃガラガラやん!!
私ユーチューブでこの映画のインタビュー動画的なもの見ましたが、彼そこまでガラガラしてないのになんでこの映画でそこまでガラガラ声になったん?!
もし風邪だったらしっかり治せよって思うし、もし声を作ったのであればそれは声優を目指してその世界に入った新人が勘違いしたバカな演技方法だからやめたほうが良いです。「声を作るの」と「声で演技する」って違いますからね。
だからそんな声ガラガラの人に色んな事言われても正直説得力無いし、逆に色んなセリフで笑っちゃうこともあったし、途中からスピードワゴンの小沢が脳裏に浮かんだりしましたからね
あとなんでキスシーンをしっかり見せなかったんだろう。ラストもキスで締めるのにおでこを重ねて、そこまでやるならキスしろよって話ですよ。またジャニーズ事務所が色々言ったんですかね「まだデビューしたばかりで騒がれたくないからキスシーンを控えてくれ」とか。いや、今更おせーけどな。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
3/10です。
3点にしたのはまだ全然見れるってことと、平野紫耀の演技は思ってたよりマシだったという事でこの点数にしました。ただ声はやっぱり気になりますね。予告を見て同じように感じたなら、無理に見る必要はないのかなと思います。
はい、そんな感じで!
それでは!