どうも、KOUTAです。
ここ最近就職した仕事の方も大分落ち着いてきたので、また少しずつではありますが映画レビューを再開しようと思います。
今回はその仕事をしていく中でなんとか見れた作品をまとめてレビューして行こうと思います。本当はひとつずつレビューしていきたかったのですが、まだその気力はないし、これから紹介する映画も単発にしても短くなるのでまとめてレビューしちゃいます。
今回は2018年に公開されてDVDになっている作品を4つレビューします。「今更こんな作品達をレビューするなんて…興味ないね」とクラウドみたいに言わないで見てくれたら幸いです。では行きます。
『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me by Your Name)【No.474】
■予告
■あらすじ
83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきて……。
■Review
まず紹介するのが『君の名前で僕を呼んで』です。
この映画に関しては公開時から映画ファンの間で良い方向で話題になった作品でしたね。その話題が出る前からも個人的に注目していた作品です。
一言で表すなら「繊細で誰も触れなく汚すことも出来ない美しい芸術的な映画」とでも言っておきます。特別なにかしら秀でたカメラアングルとかはないんですが、すべての町並みや自然の風景を最大限に活かしていて久々に機械とかに頼らずこうした自然な町並みを自然に映す映画を見れた気がします。
映画の中の主人公の少年の繊細な気持ちを表現した演技も素晴らしかったです。人とは違う特別な恋愛感情を持ってしまった為に、少年の年齢ならではの悩みや葛藤を上手く演技や雰囲気で表現しきっていたなと思いました。
これがボーイズラブでなくてもなんとなくそうした恋愛観での葛藤ってとても共感できますよね。「あの人を傷つけたりしないか」「自分が好きになって良いのか」というのもそうですし、これが同性なら「世間とズレた恋愛をしていいのか」というのも悩んだりしてしまいますよね。
そういうのを察した周りの人のアドバイスもあって映画は大きな山場は特にありませんが、逆に言えば平和的に感動的に映画が進むからこういう繊細な作品にはとても合っていると思います。途中少し長いなとは思いましたけどね。なんてったって中盤はただイチャコラしている所を見るだけですから。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
とても良い作品ですので少し違う雰囲気の恋愛青春映画を見たいと思った人にはおススメできる作品です。
『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(原題:The Big Sick)【No.475】
■予告
■あらすじ
パキスタン出身でシカゴに暮らすクメイルは、アメリカ人の大学院生エミリーと付き合っていたが、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に従い見合いをしていたことがバレて破局。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に陥ってしまう。エミリーの両親は、娘を傷つけられたことでクメイルに腹を立てていたが、ある出来事をきっかけに心を通わせ始め、クメイルもエミリーが自分にとって大切な存在であることに改めて気づいていく。
■Review
次に紹介するのが『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』です。
この映画はあまり見ていない人が多いようですが、ぜひこの作品は見てください。純粋にいい話だったし、とても素晴らしい作品でした。
なんかすべての展開がフィクションなんじゃねーかと思う部分もあったりしますが元々は実話をもとに映画を製作してるみたいです。だからもしかするとフィクションの部分も付け加えてるかもしれませんが、それでも映画としても恋愛映画としても先が全然読めない映画になっています。いい意味で映画ぽく無いし、いい意味で現実ぽくない作品でしたね。
この映画の中ではエミリーが病気になってしまいクメイルがどうするかというのがメインですが、その中に小さな色んなエピソードも混ざっていて特に一番良かったのはクメイルとエミリーの両親が打ち解けていく所は素晴らしいなと思いましたね。
ほかにも色んな共感できる部分もあったし、笑えたし感動できたし、クメイル本人が脚本を書いて演じてるから他にはない信憑性のある作品だったなと思いました。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
なんか心温まりたいなって時に見るのはちょうどいい作品だと思います。おススメですので是非見てみてください。
『ホース・ソルジャー』(原題:12 Strong)【No.476】
■予告
■あらすじ
米同時多発テロ翌日の2001年9月12日、対テロ戦争の最前線部隊に志願したミッチ・ネルソン大尉は、わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧する任務に就く。反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍の協力が得られるものの、12人の部隊に対して敵勢力は5万人。加えて戦場のほとんどが険しい山岳地帯のため、馬こそが最大の武器だとドスタム将軍は言う。隊員のほとんどが乗馬経験のない中、ネルソン大尉らは馬に乗って厳しい戦いを強いられる。
■Review
次に紹介するのが『ホース・ソルジャー』です。
『マイティ・ソー』シリーズなどで知られるクリス・ヘムズワース主演の伝記戦争映画です。こちらも実際にあった話ですね。私もこういう人たちがいたと言うのは知りませんでしたが、何年も前まで極秘にしてたから私も含め皆知らないのも無理はないです。
クリス・ヘムズワースが好きっていうだけでこの映画を観ました。クリス・ヘムズワースも含め俳優の演技は素晴らしかったです。ただこの映画に関しては最近見た映画なのに、もうどんな内容だったか記憶が薄れてます。
なんか戦闘シーンや爆破シーン、馬を使った戦闘などは見ごたえもあったし金がかかっているなとは思いましたが正直ストーリーに関しては特別心には響きません。そこまで戦争としての緊張感もないし、真面目なわりに戦闘が良い意味でバカやってるのでその雰囲気も合っていません。
映画の構成も誰かと話して戦闘して、話して戦闘しての繰り返しで少し単調で後半から映画に飽きが出てしまいました。けど見れなくはないし、さっきも言った通り戦闘と演技は良かったから気になる方は見ても良いかなと思います。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
『ピーターラビット』(原題:Peter Rabbit)【No.477】
■予告
■あらすじ
たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという優しい親友もいるウサギのピーター。ある日、ビアのお隣さんとして大都会のロンドンから潔癖症のマグレガーが引っ越してくる。マグレガーの登場により、ピーターの幸せな生活は一変。動物たちを追い払いたいマグレガーとピーターの争いは日に日にエスカレートしていき、ビアをめぐる恋心も絡んで事態は大騒動に発展していく。
■Review
最後に紹介するのが『ピーターラビット』です。イギリスの名作絵本を原作にした実写映画化ですね。ヤマザキ春のパン祭りでよく見かけるので知ってる人もいるでしょう。
これもそこまで多く言える作品ではありませんが、正直楽しいとか面白いというのも勿論ありますがどこか懐かしさを感じました。私が小さい頃に見たような動物と人間が戦うドタバタコメディをまたこの年で見れたからかもしれません。
一昔前は実写版の『101匹わんちゃん』や『ドクタードリトル』とかは大好きでしたが、最近こういう動物と人間が戦う映画って少なくなってきましたよね
。そんな中『ピーターラビット』が出てきてまたそうした動物と人間のコメディバトルものが見れるんだから懐かしいし、嬉しいです。
そんなドタバタ映画ですが、映画に出てくるウサギ達を始めいろんな動物たちが可愛らしく映っています。なんかその撮し方が自然体の動物をそのまま撮してるから業とらしくないんですよ。まぁ立って喋ってる時点で自然とか関係はないと思いますが。
けど今年公開された『パディントン2』のような可愛いけど業とらしく撮すことをしてないので、全ての仕草が可愛いし、反面やることなすこと斜め上を行くので本当に笑います。勿論人とのバトルも子供の頃の気持ちに戻って純粋に見れました。
まぁけど悪い部分を言えばなんか王道で先読みしやすかったというのと、一部の演出が見ていて恥ずかしくなりました。なんでそう思うのかなと調べたら監督が実写版ミュージカル映画の『アニー(2015)』を手掛けた人なんですよね。納得しました。
けど全体的に見ても子供から大人まで楽しめる作品ですから家族と一緒に見るには最適なのかなとは思います。原作ファンは好き嫌い別れそうですけどね。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
はい、いかがでしょうか。ちなみに気づいたかもいるかもしれませんが、今回からこういうまとめて映画レビューにもナンバリングをつけていこうかなと思います。はみ出された感あって可哀想なのでw
今までのも付けたかったのですが大変なので、彼ら(いままでレビューしてきた映画のこと)には可哀想ではありますが今の段階ではこのままにします。
一応動画配信サービスで旧作映画も見てきたのでそちらもまとめてレビューしようと思います。制作に少し時間かかるのでまた日は空きますが、楽しみにしててください。
ちなみに今月10月の新作を見に行けるかどうかはまだ未定です。すいません。時間とお金と体力に余裕が出来たら見に行こうと思います。
はい、そんな感じで!
それでは!