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映画『君の膵臓をたべたい(アニメ版)』実写よりマシだけど感動はしない。評価&感想【No.461】

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■映画情報


公開日/2018年9月1日

上映時間/108分(1時間48分)

監督/牛嶋新一郎

製作国/日本

■予告

■あらすじ

他人に興味を示すことなく、いつも一人で本を読んでいる高校生の「僕」。ある日「僕」は一冊の文庫本を拾う。「共病文庫」と記されたその本は、天真爛漫でクラスの人気者である山内桜良が密かに日常を書きつづった日記帳で、そこには、彼女が膵臓の病気を患い、残された余命がわずかであることが記されていた。

引用元:君の膵臓をたべたい : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『君の膵臓をたべたい』は、
2017年に公開された同名実写版映画が大ヒットを記録したことでも有名な、住野よるのベストセラー小説をアニメーション映画にした作品。

原作は未読の状態、実写版映画は見させて貰いました。正直実写版映画はお涙ちょうだい映画で大嫌いな作品でしたが、この作品はどうなのか多少気になりはしたので鑑賞しました。





そういえば実写版『君の膵臓をたべたい』がテレビで放送されましたね。皆さんはアレを見てどう思ったでしょうか?私もDVDですが見まして、そのレビューも上げています。数日ではありますが、テレビ放送後沢山の人が私のレビューを見てくれました。ありがとうございますm(__)m
是非、まだ見てない方はこちらも見てくれたら幸いです。

ko-tachannel.hatenablog.com

さて露骨な宣伝はこれくらいにしてレビューに入りましょう。実写版観るとわかりますが高校生にしては高校生らしくない大人になって振り替えると赤面するような台詞ばかりなんですよね。作者がライトノベルを書いてる人でもあるからそうなるかも知れませんが、どちらかというとアニメ向きなんじゃないかなと思ってました。


それが叶ったのかアニメ映画として公開された訳ですが、感想を言うなら…まぁ実写版よりかはマシかなと思ったくらいです。ただ正直アニメにしたから楽しく見易い作品かと言われたらそうでもなく、結構退屈でつまらないんですよ。1時間半くらいの作品ですが2時間越えには感じました。


今年は『リズと青い鳥』『ペンギン・ハイウェイ』など多くの良いアニメ作品が世に出たから尚更この映画のアニメーションはチープに感じましたね。特に綺麗という訳でもなく、独創的でもなく、普通に地上波で毎週放送されるレベルのアニメーションなんですよ。


それだけならまだしも、この映画はアニメなのに映像で何かを伝えようとしていない勿体ない事もしています。アニメだから好きにできそうなのに、なんかずっと同じカメラアングルの同じ絵になってしまって、しかも殆ど喋ってばっかりだからもっと絵を遊ばせて退屈させないようにしても良かったように感じます。


特に焼肉屋のシーンなんて、ほとんど同じ絵でキャラクターが淡々と喋ってるからアニメの良さを生かしてないし、ただ退屈なだけなんですよね。小説のセリフとかからそれに合った絵を作ってる感じがしてしまいます。


アニメで良さを生かされてないと言えばキャラクター。ヒロインのサクラは正直見てても可愛いなとは思いましたが、あとは見た目も中身も普通なんですよね。別に奇抜にしろとは言いませんがね。ほかのキャラの必要性はあまり感じられなかったから、なんか主人公とヒロイン以外のキャラは特にいらないなと思いましたね。あの二人だけでも十分話は成り立つと思いますし。




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アニメの話ばかりになったので内容についても触れたいと思いますが・・・。正直特に話すことも無いんですよね。というのも良い部分はサクラが可愛かったことと、鳥肌が立つセリフもアニメで多少は緩和されたくらいです。


不満点は正直実写映画版と特に何も変わりません・・・。まあ、いいや。とりあえず言っておきます。
まずサクラの友達がウザいです。この映画のキャラクターの中で一番ウザいです。なんでそこまで主人公に目の敵にしますが、その理由が明確じゃないから見ているこっちはイライラするだけなんですよね。


この映画のサクラの死ぬ理由も通り魔に刺されて死ぬというものでした。いや、じゃあ膵臓の病気はなんだったの?通り魔に刺されるなら膵臓の病気設定いらないじゃん。せめてそこまで引っ張ったんだから最後まで突き通せよ。
てか「膵臓の病気」ってあやふや状態で言われてもこっちとしては危機感は感じません。この時点で原作者や脚本家は「まぁ膵臓の詳しい病気は分からないし、適当に膵臓の病気ってだけ書けばいいか」とか考えてそうで怖いです


あとサクラのお母さんも改めて思うと凄い精神力というかバカというか。退院した後すぐ娘を出かけさせる許可なんで取ったの?少し安静にしないとダメやん。
サクラが通り魔に刺されてお母さんあんな冷静でいられるかな?膵臓の病気で死んだらまだしも、通り魔に刺されたら多少は精神的にも不安定になるだろうし、主人公に「いつかご飯でも食べよう」なんて中々言えないはずです。


セリフが少し緩和されたと言いましたが、緩和されただけで元々のセリフは嘘くさいです。高校生が言うようなセリフじゃありませんもん。それがアニメだから良くなるのかなとは思いましたが、これってSFアニメとかじゃなくヒューマンドラマのカテゴリーに入りますから、そうなると余計聞いてて恥ずかしくなります。お前ら全員シェイクスピアかよ。


あとこの映画は終盤「星の王子さま」要素を入れてきましたが、結構蛇足に感じましたね。長いし、クドイし、それと組み合わせて何か表現したいんだろうけど上手くいってないような感じでした。


これの前のサクラが死んで、主人公が共病文庫を呼んでるとき観客のすすり泣きはチラホラ聞こえましたが、この星の王子さま空間に入った途端さっきまでのすすり泣きがピタッと止みましたからね。あれで気持ち離れてしまったという人も少なくはないでしょう。


まとめると実写よりかは多少見れるけど、アニメの良さを生かし切れてないし、アニメになったところでこの作品の酷さは変えられないし、やっぱりお涙頂戴展開になって泣けないし、もう好きな人は何回も見てるから流石に驚きのしないし感動もしないでしょう。私は実写を知ってて知ってる通りの展開になるから退屈してしまいます。


なんか折角アニメなんだからもっと工夫したり挑戦的な意味も込めて遊んでも良かったように感じます。あと展開やラストもほとんど同じってのもアレだから、この映画オリジナルのラストや展開を作っても良かった気がします。


■評価


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最終評価は・・・





☺☺⚫⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

2/10です。




実写が好きだった人は見ても良いと思うけど、実写が嫌いでアニメだったら良くなってるかもと思って見ると痛い目に合うので、あまりこの映画を見ないことをオススメします。





はい、そんな感じで!

それでは!