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映画『ロッキー』は本当に面白いのか?評価&感想【No.460】

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■映画情報


公開日/1977年4月19日

上映時間/119分(1時間59分)

監督/ジョン・G・アヴィルドセン

製作国/アメリ

■予告

■あらすじ

青年ロッキーはフィラデルフィアのスラム街に暮らす4回戦ボクサー。ある時、世界チャンピオンのアポロがロッキーを対戦相手に指名してきた。もし15ラウンド終わってもリングに立っていることができたら、自分がただの三流ボクサーでないことを証明できる……ロッキーは愛する女性エイドリアンのために死闘を繰り広げることに!

引用元:ロッキー : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『ロッキー』(原題:Rocky)は、
低予算映画ではあるものの第49回アカデミー賞作品賞や第34回ゴールデングローブ賞ドラマ作品賞受賞したスポーツ、ボクシング映画の代表と言っても過言ではない名作。





テテーテー テテーテー テテーテー テテーテー 
の音楽でおなじみのこのボクシング映画。映画を語るうえで知らないといけない作品のひとつかもしれません。中身を知らなくてもタイトルや音楽だけ言ってる人もいることだと思います。


そんな作品ですが個人的に面白いとは確かに思いましたが、ただ正直皆がなんでこれを名作と呼んでいるのかがあまり分かりませんでした。勿論好き嫌いは人それぞれ何で好きなら好きでその人は突き通せばいいですが


特にそう思った原因は前半が結構退屈で後半から面白くなってくるという事でしょう。前半一時間はロッキーの今の生活や恋物語、そして自分の人生に悩む姿を映していました。後半からはアポロと戦うために特訓とその試合を映していました。


もしかすると自分がコッテコテのボクシング映画だと思って見たから多少退屈だと思ったのかもしれません。ボクシングは正直この映画では二の次で、メインとしてはロッキーの人生の挑戦と自分との闘いを映したドラマ映画なんですよね。


別にそれはそれでいいと思います。脚本も良いし、シルベスター・スタローンの演技も基本あまり好きではないですがロッキーだとやはり輝くものがあります。


けどロッキーという人物を見せる際にすべての事が説明的に感じたし、その話し方もロッキー自身が全て話すからどや顔で自分語りしてるみたい何ですよね。しかもそこに大きな感情も無いから、この話は凄いなとかこの話はロッキー可哀そうだなという見ている人が共感する部分があまりないんですよ。


しかもこの映画の俳優の演技はお世辞にもうまいっていう人はあまりいなくて結構流れるようにダラダラと話すから余計それが目立っていたように感じました。


ポスターの宣伝もあまりハマってないですよね。私だけかもしれませんがエイドリアンの為に戦うと言ってますが別にそれらしいシーンはあまり見当たらないような気がするんですよ(私が見落としたというのもあるかもしれません)


正直この映画は愛の為だとか恋人の為という訳ではなく、さっきも言った通り自分自身の人生の戦いや自分を証明する姿を描いてるのかなと思います。試合前のリングの上で自分のでかいポスターを見るんですよ。普通なら後ろのアポロのポスターを見るはずなのに、自分のを見てるとなるとやはり自分自身に何かを感じたシーンだというのが分かるんですよね。


だからこの作品はダラダラロマンス要素を入れるよりもっとロッキーの人生を振り返るシーンや特訓シーン、試合シーンをもっと入れたほうが良かった気がします。別に絶対入れるなとは言いませんが、こういう作品にはあまりハマらなかったなと思いました。


■評価


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最終評価は・・・





☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫

6/10です。




私は中の上くらいの作品だと思いました。好きな人は好きだと思います。ファンがいるくらいこの映画が名作だという事も知ってますが、あくまで個人の意見として受け止めてもらえればうれしいです。





はい、そんな感じで!

それでは!