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映画『ソウル・サーファー』は感動できない。評価&感想【No.450】

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■映画情報


公開日/2012年6月9日

上映時間/106分(1時間46分)

監督/ショーン・マクナマラ

製作国/アメリ

■予告

■あらすじ

2003年、ハワイの海とサーフィンをこよなく愛する13歳の少女ベサニーは、サーフィン中にサメに襲われ左腕を失ってしまう。すべてに絶望し、サーフィンを辞めて新しい生活を始めたベサニーだったが、どうしてもサーフィンを忘れることができず、再びプロサーファーを目指すことを決意。家族に支えられながら厳しい特訓を繰り返し、競技大会に出場する。

引用元:ソウル・サーファー : 作品情報 - 映画.com

■Review

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ソウル・サーファー』(原題:Soul Surfer)は、
サメに襲われ左腕を失ってもプロのサーファーを目指して再起した実在のサーファーのべサミー・ハミルトンの実話を映画化した作品。





なんか折角だから夏らしい映画を観たいなと言うことで、最近の映画で評判の良い作品を見て見てみました。正直に言うとあまり感動はしません。感動はしないし、あまり心には響きません。


物語はサーフィンが大好きでその才能も十分にある当時13歳の少女ベサミーの姿を映しています。ベサミーはある日いつものようにサーフィーをしていると、突如サメに襲われサーフボードごと左腕を持っていかれます。


サーフボードはサメに食われた生生しい跡が残っていました。しかしそれでも彼女は左腕を失ってもサーフィーを続けることを決意し、厳しい練習を受けながらも見事サーフィンの大会に出場し、実績を残すことが出来ました。その後も彼女はサーフィーを続けいくつかの大会で優勝も残しています。


この話からいかにも感動できる要素がてんこ盛りなのに何故か感動はしません。理由としてはいくつかあります。まず俳優の演技が下手です。今回吹替で見ましたが、それでも彼女たちの動きや雰囲気から素晴らしい演技を見せてはくれてなく、吹替の声優の演技で助かってるなという感じがします。


なんか演技が映画と言うよりテレビドラマのような感じなんですよね。結構棒立ちすることが多かったし、映画なのに真剣に取り組んでるようには見えなく演技が全て流れ作業のように見えてしまいます。


そして何よりこの映画の中のベサミーが13歳に見えません。映画の中だと普通に18歳に見えるくらいです。私も映画を見た後この記事を書く前にウィキペディアで調べましたが驚きましたね。だって13歳にしてはナイスバディ過ぎます。


だからなのかな。夜に内緒で海に行ったり、海外のボランティア活動のシーンも青春の一部や若い子の成長を見せたかったのかもしれませんが、13歳に見えないやつの成長物語を見せられたところで何も共感は出来ません。


その成長にも繋がりますがこの深夜に海に行く話とか青春ぽい話を盛り込みますが正直どうでもいいんですよね。見てても特にこちらには何も響かないし、さっきも言いましたが13歳に見えないやつの成長を見ても共感は出来ません。


その点なぜ左腕を亡くしたときの特訓シーンがあまりにも短いのか。ここをもっと映すべきでしょう。しかも左腕を亡くしても彼女が元々才能があるから、難なくこなしてしまいます。日常生活で結構支障をきたしてたのに、サーフィンはもっと困難でしょう。


だから左腕を亡くしても正直酷いようですが、「あー。左腕亡くして可哀そうだね」くらいしか思えません。サーフィンは難なくこなすし、いい結果になることも分かってたし、これを作って何を伝えたかったのかも微妙だし。ベサミーがある国の被災地へ行ってもこれも酷いようですが傷の舐め合いにしか見えませんでした。


腕を失ってもサーフィンが困難になって挫折したというよりかは、腕を亡くしても奇跡的に生き残ったからメディアが寄ってきてそいつらが五月蠅いって映画になってた。本当に見せるべきところはメディアじゃなくてサーフィンだよね


全体的になんか「可哀そうな人は可哀そうだよ」「こんな人でも頑張ってるんだよ」と言ってるようにしか聞こえません。勿論腕を亡くして辛い日々を暮らしてるのは分かりますが、もっと伝えるべきことはあったと思います。こんなレベルのメッセージ性なら24時間テレビに任せたほうがいいです


もっと細かいこと言うなら、いちいち映像で分かり切ってることに対して説明セリフを入れすぎ。最初の亡くなった左腕の包帯が取れた時の腕のCGがCG感丸出し。


もっと良い映画になるはずなのに色々と残念になった作品でした。


■評価


最終評価は・・・





☺☺☺⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

3/10です。




このベサミーのファンだよと言う人に嬉しい作品なんじゃないかなと思いますが、その他の人たちには特に見なくてもいい作品だと思います。今回すこし酷い発言をしてしまいました。申し訳ありません。





はい、そんな感じで!

それでは!