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映画『BLEACH』魂揺さぶる王道アクションムービー!評価&感想【No.432】

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■映画情報


公開日/2018年7月20日

上映時間/108分(1時間48分)

監督/佐藤信

製作国/日本

■予告


■あらすじ

幽霊が見えてしまう高校生・黒崎一護は、ある日突然、人の魂を喰らう巨大な悪霊「虚(ホロウ)」に遭遇する。命を狙われる一護と家族の前に死神を名乗る謎の少女・朽木ルキアが現われ虚に立ち向かうが、重傷を負ってしまう。窮地に追い込まれたルキアは最後の手段として、本来は人間に与えてはならない死神の力の一部を一護に渡す。それ以来、一護は高校生活を送りながら死神代行として戦いの日々に身を投じていく。

引用元:BLEACH : 作品情報 - 映画.com

■Review

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BLEACHは、
週刊少年ジャンプ』で連載され、テレビアニメ化やその劇場版も公開された大人気コミックス久保帯人原作の『BLEACH』を実写映画化した作品。

監督は『アイ アム ア ヒーロー』『いぬやしき』の最近実写化を任せるならコイツだろうと言われてる佐藤信介監督。(私が勝手に言ってるだけ)





BLEACH』(以下カタカナ表記でいきます)は漫画も途中からではありますが最終回まで見ていましたし、アニメも放送開始から見ていました。とても好きな作品の実写化なので心配でもあり、「あぁ・・・また実写化か・・・」と思い鑑賞しました。


正直に言うと思ったよりかは良かったです。勿論漫画通りな訳ではなく、映画のオリジナルな部分もありますがよく考え見やすいように作られた作品に仕上がっていたなと思いました。


皆が言う通り7巻くらいの話を一気にまとめた感じで、確かに前半部分は無理やりまとめた感はありましたが、それでもとても見やすくブリーチ初心者でも見休んじゃないかなと思います。


物語は簡単に言えば一護が死神の力を持ち、ある理由でこの映画で一番強いだろうホロウを倒すというもの。もっと中身が色々ありますが、少しネタバレになるのでざっくりと書きました。けど変に複雑にしないでシンプルにしたのは良いです。


7巻くらいになるとチャドや織姫の話もありますが、この二人をホロウや死神が見えない一般人目線にしたことで見ているこちらの目線になることができたし、映画の話を変に拗らせなかったことに成功しています。


なにより今までの実写と違うのはCGのクオリティや戦闘シーンの素晴らしさもそうですが、単純に修行シーンがあるのは個人的に良かったです。ジャンプと言えば友情・努力・勝利ですから。これがいままでの実写映画に少ない印象で意外性はありましたし、修行する理由も明確で一護とルキアの関係性が良く描かれ応援したくなる演出だったと思います。正直これはもっとあっても良かったかな。




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キャラクターについては福士蒼汰の一護は賛否はあると思いますがハマっていたと思います。
個人的には杉咲花ルキアは素晴らしかったと思います。原作やアニメとは違うルキアが見れて、それが杉咲花の演技とよくマッチしていました。なんか原作のルキアはカッコよさと美しさがありますが映画のルキアはカッコよさと可愛さがあるように感じました。正直このルキアは好きでした。


MIYVIの白哉のクオリティは本当素晴らしいです。戦闘シーンも短いながらも、短いシーンの中でいかに強いかしっかり見せれてたし、とにかくカッコいいです。演技も出来てたので今後の彼の活躍に期待したいです。


ここから不満点になります。まずキャラクターでは恋次を演じた早乙女太一。彼自身の演技には文句はないですが、このブリーチの中では一番コスプレ感が半端なかったです。あの頭に付けてるやつのせいかもしれないので、純粋にハチマキで良かったと思います。


一護の妹二人も出てきます。無理に原作に寄せないで見た目がよくいるような双子にしたのは、ちょっとあの見た目で原作と同じようなキャラクターつけをされると結構可笑しいです。小学生にしてはちょっと言葉が大人びてるというか。アニメとかだと良いんですが、やっぱり実写になるとこういう子って中々いないから可笑しくなるんですよ。


あとシンプルにしたのは良いんですが、少し映画のメリハリが少し無いかなと思いました。戦闘シーンが出てくるときは良いんですが、それまでなかなか戦闘シーンが無い前半部分は特に興味が湧かない話ばかりされるから前半は時間が長く感じました。後半からは修行とかキャラの繋がりを見れたから良かったんですが。


ラスト一護の家族が朝ご飯の用意してる時、一護のお父さん一心のセリフがかなり臭いんですよ。言いたいことは分かるけど、あの家の中でしかも朝に言われるとかなり恥ずかしいし、寒いし、初見で映画だけのお父さんしか知らない人はお父さんらしくないセリフだなと思っちゃいます。


けど、シンプルで王道であまり多く言わんでも普通に楽しめる映画だったのは予想外でした。最後の最後にサプライズ的なものがありましたが、続編やるんでしょうか?けど続編を作るなら少し楽しみにしても良いかな。


■評価


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最終評価は・・・





☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫

5/10です。




一心のセリフが無ければもっと上位に組み込めましたが、この点数でしかも実写となると私のなかでは良い方です。ぜひ、実写だからと見に行かないで、見てから判断してみてはいかがでしょう。

ちなみに正直な話、実写映画だから今回もバッサリ斬ろうと意気込んで見に行ったら、意外と面白くて逆に斬られましたよ。・・・なんか期待していた皆様すいません。





はい、そんな感じで!

それでは!