どうも、KOUTAです。
さぁ、手抜きレビュー「まとめて映画レビュー」はじめーるよー!!!
そんな手抜きレビューとかなんて自分でいうのもあれですが、実際あまり多く語れない映画のレビューしてるはずがなんとなく手抜きなんじゃないかな?と誰に言われたはずもなく自分で思っちゃうんだから仕方ない。
しかしそこには変わらず映画愛があるのは忘れないでほしい。例えすぐ終わったり、こうしたまとめてレビューしていても皆変わらず映画に対する愛は変わらないのです。
さてそんな小芝染みた雑談はさておき、さっそくレビューに入ろうと思います。
『悪女/AKUJO』
■予告
■あらすじ
犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒは、いつしか育ての親ジュンサンに恋心を抱き、やがて2人は結婚するが、ジュンサンが敵対組織に殺害される。怒りにかられたスクヒは復讐を果たすが、国家組織に拘束されてしまい、国家の下すミッションを10年間こなせば自由の身になるという条件をのみ、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて、新たな運命の男性と出会い、幸せを誓ったスクヒだったが、結婚式当日に新たなミッションが下され……。
■Review
『悪女/AKUJO』(原題:The Villainess)は、
『殺人の告白』のチョン・ビョンギル監督製作によるアクション映画です。
どちらかと言うとアクション復讐劇と言ったほうがいいのかな?そんな復讐劇が大好きな私ですがこの映画もとてもいい復讐劇だったと思います。『アトミック・ブロンド』みたいと言ってる人もいますが、どちらかというと『ジョンウィック』に近いです。
話の内容も韓国映画らしく奥深いし、『メメント』のオマージュか知りませんが主人公の過去を見せる際には最近の記憶から古い記憶という流れで見せます。途中途中でバックストーリーの時系列にばらつきがあったり、ちょっと複雑な物語なのでしっかり見ないと理解に苦しむという難点はあります。
アクションも自分たちで出来るから変にカット多めとかしないで迫力のあるアクションシーンを見られたり、何より一人称視点アクションやドローンを使って撮影されたアクションなど新しい試みの演出もあります。
個人的に主人公のキム・オクビンとキム・ソヒョンの演技は良かったし、彼女たちの上下関係ながらもどこか親子のような匂いのする関係性は素晴らしかったと思います。なんか奇妙な絆を感じましたね。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
少し複雑だけど、良いアクションと言い韓国映画を見たいなという人には十分オススメな作品だと思います。
『レッド・スパロー』
■予告
■あらすじ
事故でバレリーナになる道を絶たれたドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュに近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。
■Review
『レッド・スパロー』(原題:Red Sparrow)は、
元CIA局員のジェイソン・マシューズによる同名小説を、『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス監督が実写化したサスペンス映画。
映画のストーリーと物語は良かったと思います。二時間半くらいの作品だけど結構見入っていたのであっという間と言うほどではありませんが飽きずには見れました。作品自体は情報合戦なのでアクション多めで期待するとガッカリすると思います。けど私はこういうスパイ映画の方が好きです。
私はアメリカは勿論ロシアにも言ったことないから実際どんな国かは知りません。しかし、ロシアを結構前面的に悪にして、自分たちアメリカを「弱い人を助ける良い国」みたいに自分たち目線で物事を良い方向にし過ぎてるような気がします。
セクシーさやエロさとかは十分にあるにはありますが、ジェニファー・ローレンスが特に脱がなくてもいいようなシーンは全裸になったり、好きな人とそういう行為をするシーンでは服を着たままやったり、その次の日ベットから起きると何故か服を着たまま寝てたりと少し可笑しいなと思う部分もあります。
あとこの映画もやりましたね。音楽がうるさいバーで普通に人と普通のボリュームで話すというリアリティーのないシーン。これ何度も言いますが音楽が大きな部屋で普通におしゃべり出来る訳ないじゃないですか。普通なら耳元で少し大きめの声で話すか、でかい声で話すでしょう。でかい音楽の部屋で普通の話声聞こえるとかスーパーマンかよ。
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫
6/10です。
色々言いましたが、映画の全体的な部分はそこまで悪くはないです。結構痛々しいシーンもあるので見る時は少し注意が必要かもしれません。
『ジャコメッティ 最後の肖像』
■予告
■あらすじ
1964年、パリ。ジャコメッティはアメリカ人青年のジェームズ・ロードに肖像画のモデルを依頼する。ロードはジャコメッティの頼みを喜んで引き受けるが、すぐに終わると思われた肖像画の制作作業は、ジャコメッティの苦悩により、終わりが見えなくなっていた。その中で、ロードはジャコメッティのさまざまな意外な顔を知ることとなる。
■Review
『ジャコメッティ 最後の肖像』(原題:Final Portrait)は、
フランシスで活躍した芸術家のアルベルト・ジャコメッティの最後の肖像画に挑む姿とそのモデル目線で語られるドラマ映画。
ジャコメッティに関しては名前を聞いたことあるくらいで実際にどんな人なのか、どんな作品を作りあげてたのかはそこまでは分かりません。けどこの映画で彼がどんな人でどんな人生を歩んだのか90分の短い作品ながらも分かるようにはなります。
特にこの映画で多く語ることはあまりないですが、何度も何度も書き直してそれに耐えるモデルの人も大変だし、映画は基本ジャコメッティの自宅を映しているんですがセットデザインが素晴らしかったりと見て聞いて感じられる部分は多いはずです。
淡々としていて90分でも少し長く感じたと私も思いましたし、好き嫌いは分かれそうですがそれでも見て損はないのかなと思いました。個人的にジャコメッティの食事シーンはなんか見てて気持ち良かったw
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
今回はこの三つの作品をレビューしました。どの作品も良かったので是非見てみてください!
すこしまた日を置いて『ハン・ソロ』を見に行く予定なのでそれのレビューもできたらいいなと思います。あとそろそろ旧作品のレビューもしようかなと思います。
はい、そんな感じで!
それでは!