KOUTAの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』はウホウホでウッホウホ!評価&感想【No.400】

f:id:Ko-tachannel:20180515220952j:plain

■映画情報


公開日/2018年5月18日

上映時間/107分(1時間47分)

監督/ブラッド・ペイント

製作国/アメリカ

■予告


youtu.be

■あらすじ

ある遺伝子実験の失敗によって巨大化し、凶暴化してしまったゴリラ、オオカミ、ワニなどの動物たち。巨大化が止まらず怪獣と化した動物たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルがそびえ立つ市街地で大乱闘を繰り広げる。人びとが逃げ惑う中、軍隊が仕かけるあらゆる攻撃も怪獣たちには歯が立たず、次々と街が破壊されていくが……。

引用元:ランペイジ 巨獣大乱闘 : 作品情報 - 映画.com

■Review

f:id:Ko-tachannel:20180516011740j:plain

ランペイジ 巨獣大乱闘』(原題:Rampage)は、
1968年に発売されたアーケードゲーム『RAMPAGE』をベースに製作された巨大化した動物たちが都会で暴れまわるアクション映画です。

この映画を知るまでこの『RAMPAGE』というゲームの存在は知りませんでしたし、もちろんやったことも見たこともありません。それを踏まえてひとつの映画としてレビューさせていただきます。





今回試写会で字幕版で鑑賞しました。試写会なので公開したらどうなるか分かりませんし、公開前のレビューになります。<ネタバレはしないですがこれから見る予定の方や、楽しみな人はそれを踏まえて閲覧するか、鑑賞した後に閲覧することをオススメします。


この映画で良かった部分はデカくなった動物達が街で大暴れするという所でしょうか。バカやって、街で大暴れしながら、動物達がバトルしてくれれば良いなぁと思いましたが、その期待には答えてたと思います。


めちゃくちゃ印象に残る戦いではないんですが、サッと見れてすぐに消化され頭や心に残る作品ではありませんが見てるときは楽しめるそんな作品でした。あとCGも良かったです。こういう5月中盤に上映するより、GWに上映した方が色んな人が楽しめる娯楽映画にはなってたと思うと少し勿体無いです。


ただ正直褒める所がそれくらいしか思い付かなくって、大乱闘と言ってる割りには映画の上映時間は100分くらいでその内の20~30分くらいしかやってなかったように感じます。その終盤20分の大乱闘は確かに楽しめるんですが、それまでは怪獣アクションというより人間ドラマの方が強くてそっちを意識して映画を観てしまいました。


この映画予告見る限りだと動物とドウェイン・ジョンソンくらいしか出ないと思ったんですが、結構色んなキャラクターが出てきます。沢山出る割りにどれもつまらないです。なんか『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』とか『 キングコング: 髑髏島の巨神』を思い出しました。


なんか遺伝子組み換えの元研究だったり、その研究をする会社の悪い社長だったり、政府絡みの人だったり、兵士だったり、あとドウェイン・ジョンソンの友人とかその生徒だったり他にもFBI関連の人とか沢山出ます。沢山出てるけどその肩書きしかないない人間性を表せないようなキャラばかりでした。


特に気になったのはマリン・アッカーマンとブレッド・ワイデンの悪役が途中から姉弟だと分かります。前半から登場して二人が話したりはしているんですが、姉弟と説明されるまで彼らのセリフや行動が姉弟には見えなかったし、分かってからもそういう風には見えませんでした。




f:id:Ko-tachannel:20180516011857j:plain




あとジェフリー・ディーン・モーガン演じた捜査官も捜査官だからかもしれませんが、彼の立ち位置がドウェイン・ジョンソンとナオミ・・ハリスのキャラクターの説明をしているくらいでそのキャラクター説明も自然ではなかったし、彼のいろんな行動も良いことはしているつもりなんだけど形だけでやってる感じがしてあまり好きになれない。これは私だけかもしれない。


ドウェイン・ジョンソンのキャラの付け方が少し蛇足というか、あまり人が好きではないならこういう映画に変に過去の説明はいらないし、なんでそうなったかという説明している割に色んな人と交流してるから説得力がないです。




f:id:Ko-tachannel:20180516012403j:plain




「怪獣映画なんだからキャラクター関係ないだろ。もっと気楽に見ろよ」って思う人もいるかもしれないし、その気持ちは分かります。けど映画で大切なのってキャラクターや脚本だと私は思います。そのキャラクターを好きになるから応援できるし、死なないでほしいと思うし、一緒に映画の世界を体験できることもできます。


もしこの映画が『ダイハード』や『ザ・レイド』『マッドマックス怒りのデスロード』みたいにキャラクターをあまり描かないでアクション中心だったらアクションとして楽しむことは出来ました。


けどこの映画はさっきも言った通り怪獣が暴れるのって20分くらいで、他は沢山のキャラクターが出るのにそのキャラを好きになるような脚本を描きませんでした。個性はないし肩書だけを背負った普通のキャラクターにしか見えません。


その普通のキャラたちの話をただ聞くなんてダレてしまいますし、映画事態が微妙になります。
だからどんなに都会が壊れようと、怪獣が暴れてようとキャラクターが好きになれないから特にそこに「死んでほしくない」とか感情は湧いてこないし、特にトラウマを植え付けられることもありませんでした。


こういう映画はもっとシンプルにしてもっと最初から爆発させれば良いんですよ。変に人間ドラマとかいらないんですよ。人間ドラマを入れたいならしっかりと描いた方がいいです。


あとゴリラに関して何ですが暴れる時はカッコいいんですが、他の動物やゴリラたちと比べるとかなり人間ぽいです。手話はともかく、ジョークな行動をとったり中指立てたり少し動物らしくなく人間ぽい行動が少し不気味だったなと思いました。


■評価


f:id:Ko-tachannel:20180516011921j:plain


最終評価は・・・




☺☺☺⚫⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

3/10です。

 


キャラクターはか肩書だけの普通のキャラでしたが、CGや映像、後半の怪獣バトルの凄さを考慮してこの点数にさせてもらいました。ちなみに今回の記事のタイトルなんですが特に意味はございません

なんかいいタイトルが思いつかなくってそれで咄嗟に思いついたのがこれでした。はい、すいませんw





はい、そんな感じで!

それでは!