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映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』評価&感想【No391】

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■映画情報


公開日/2017年12月15日

上映時間/152分(2時間32分)

監督/ライアン・ジョンソン

製作国/日本

■予告


■あらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。

最高指導者スノークが率いるファースト・オーダーと新共和国のレイア・オーガナ将軍が率いる私設軍隊レジスタンスの戦闘が激化。行方が分からなくなっていた伝説のジェダイルーク・スカイウォーカーが発見され、戦況が好転するかに思われたが、予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士たちは押されていた。そんな中、ファースト・オーダーはレジスタンスが拠点を築いていた“惑星ディカー”の秘密基地の位置を突き止め、ファースト・オーダーのハックス将軍が率いるスター・デストロイヤーの大艦隊が急襲してくる。

引用元:スター・ウォーズ/最後のジェダイ - Wikipedia

■Review

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(原題:Star Wars: The Last Jedi)は、
スター・ウォーズ」シリーズの10年ぶりの新作として大ヒットした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編作品。監督、脚本はライアン・ジョンソンが担当した。

今回のレビューはネタバレありのレビューになります。ネタバレをしないと色々話辛い部分もあるので、この映画を鑑賞済み向けのレビュー記事になります。なのでまだ見てない方はこの記事を見ないことをオススメします。





前回のフォースの覚醒はとても大好きな映画でした。スター・ウォーズシリーズのなかだと個人的に一番大好きな作品になりました。そんな傑作作品の続編というのもあり期待と不安と緊張がある中デジタル配信レンタルで鑑賞しました。


ざっくりとした感想を言うなら良い作品です。ただ前作と比べると衝撃はあまり感じられなかったし、ひとつの作品として見ても大好きな部分や不満点は何点か見れた作品でした。公開当時賛否が別れた作品だとは知ってましたが、私はどちらかというと、どちらの意見も分かるかなという感じです。


個人的にまず良かったのはまずルークのキャラクターと人生の方向性の描き方は良かったなと思いました。ルークはもうフォースや戦争に関わりを持たないで静かに死んでいくためにひとり誰も見つからない島でひっそりと暮らしています。彼の過去を見るとカイロ・レンや12人の弟子にフォースを教えてましたが、カイロ・レンはダークサイドに落ちて弟子たちは亡くなります。そういうのがあれば一人でひっそり生きたくなる気持ちも分かります。


性格とかキャラは年老いたから少し若い頃と変わってはいましたが、R2-D2に再開した時やC3POにウィンクした時なんかは若いときの面影が現れていました。そういうのを出せたマーク・ハミルの演技は素晴らしいなと思いました。あとヨーダもこの映画に出ますが未だに弟子と師匠の関係が続いてるのも良かったです。ヨーダも人形にしたのは正解でしたし、本当ヨーダは良い台詞を言ってくれるなと思いました。


ルークがカイロ・レンと戦うときに銃弾をめいいっぱい浴びせられたのにルークが無傷だったのは衝撃でした。強すぎだろと。結局それはルークが遠い島からのフォースの力で作った偽物でしたが、その演出も無傷だったり土に足跡が無かったのも考えると納得はいきます。


結局ルークは死にます。・・・死ぬという表現より消えるという表現のほうがいいのかな?フォースの力を使い切ったか、もしくはエピソード4のオビワンみたいに自ら望んで消えたのか。それがどういう理由か分かりませんが最後まで納得がいって綺麗な終わり方をしたキャラクターなんじゃないかなと思います。


この映画の主人公であるレイ、そして敵キャラクターであるカイロ・レンのキャラも前作より掘り下げていたし、この二人の奇妙な関係性の築き上げ方も良かったです。フォースの力で相手の存在が見えた状態で話すんですが最初レイは恨みや悲しみを持った状態で対話します。そこから話していくうちにレイはカイロ・レンを正義にすることが出来るんじゃないかと考えたり、カイロ・レンもレイに心開いてるように感じられます。あまり主人公と敵キャラがちゃんと話していくという構成は他の映画でありそうでなかったですよね


レイの家族の話もあってそれを考察した人がいるくらいですが結局特別なキャラという訳ではなく飲んだくれという普通(?)の人でしたね。けど特別なキャラを作らなくて良かったと思います。普通やそれ以下で生きてきた人でもなにかしら特別な存在になれるんだよというメッセージはあったと思います。現にラストのフォースで箒を持った子供もそうです。反乱軍の希望が子供たちでその子達が輝かしい未来を作り上げて、特別な人材になれるというシーンでもありました。


あと良かったのは「ローグワン」のように反乱軍でも正義とは限らなく戦争だからこその暗く部分も見られたような感じがしました。反逆軍は白のイメージなんですが雰囲気がグレーな感じはしましたし、衣装も黒色が目立ったように感じました。




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ここから不満点の話を盛り込み話していきます。この映画では色々なことが起きます。まずは前半でも話しているルークの話、そしてカイロ・レンとレイの話。その話の間にもポーと反乱軍の話や、フィンと新キャラのローズの話が組み込まれます。


個人的にこのフィンとローズの話は正直つまらないしいらないなと思いました。特に彼らのやる事に対するエピソードが無くてもこの映画は普通に進むことが出来るんじゃないかなと思います。


そもそもこのローズのケリー・マリー・トランがスターウォーズシリーズには似合わないアジア系の女優で彼女がいると結構B級SF映画感が高まります。しかもあまり好きでもないから彼女のエピソードもどうでもいいです。


そういう意味では彼女を始めスターウォーズぽくない部分が多くありましたね。例えばさっきも言ったフィンとローズがたどり着く星がギャンブルを好む星でその部分でも合わないし、この星の話だけCGだらけだったのは残念です。


それから意外と動物も多くて色々な動物は出てきますが特に出す意味もないし、スターウォーズと言うよりハリーポッターとかを見ている気分になります。特に一番目立ったのはポーグですが彼らもいる必要性はなかったし、可愛いのは確かですがグッズを売るために作られたように感じます。可愛いですが。


あと今回のこの映画はどちらかと言うとシリアス系で、映像での表現も素晴らしいなと思います。しかし前作を引きずってか笑わせる部分も出てきますが大体が滑ってるように感じます。少しそれが映画の雰囲気と合いませんでした。


ただ不満点は多くはありましたがこの映画はまだクソと言うほどの作品ではないと思います。私は好きでした。好きなシーンも何点かあります。特にレイとカイロレンが共闘するシーンは最高でしたし。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫

7/10です。

 


個人的には前作の方がだいぶ好きです。この映画も良い部分もあり悪い部分もある作品ですがスターウォーズファンなら見ても後悔はしない作品なんじゃないかなと思います。





はい、そんな感じで!

それでは!