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映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノスの力と正義に心ひかれた!評価&感想【No.390】

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■映画情報


公開日/2018年4月27日

上映時間/150分(2時間30分)

監督/アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ

製作国/アメリカ

■予告

■あらすじ

6つ集めれば世界を滅ぼす無限の力を手にすると言われる「インフィニティ・ストーン」を狙い地球に襲来した宇宙最強の敵サノスに対し、アベンジャーズが全滅の危機に陥るほどの激しい戦いを強いられる。

引用元:アベンジャーズ インフィニティ・ウォー : 作品情報 - 映画.com

■Review

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(原題:Avengers: Infinity War)は、
マーベルコミック原作で世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」のヒーローが集結する「アベンジャーズ」シリーズの第3作品目になります。

シリーズ当初からのメンバーに加え今回からガーディアンズ・オブ・ギャラクシースパイダーマンブラックパンサードクター・ストレンジも加わり大ボリュームな作品になりました。

公式でネタバレは数ヶ月は禁止と言われてるので今回は出来るだけネタバレなしでレビューします。多少ネタバレする部分もあるとは思いますが重要な部分は話さないで行きますし、とりあえず頑張って口を滑らせないようにします。けど一応映画を見てからの閲覧をオススメします。





まずはMCU10周年おめでとうございます!!『アイアンマン』から全てが始まり、そして遂にこの映画が公開されました。私も最初のアイアンマンはテレビではありますが鑑賞して大好きな作品の一つにもなりましたし、MCUのファンになりました。まあとりあえず今回の映画の話をしましょう。


この映画を見終わった直後はかなり興奮しました。あまりの衝撃にどう言葉を使えばいいのか分からないくらいです。けどとりあえず一度飯を食って少し寝て冷静に色々整理した状態でこの記事を書いてますが、特に今その余韻があるかを聞かれたら「いや別に」と答えます。ただ決して悪い作品ではないと思います。


今回の映画は「アベンジャーズ」の映画ではあるもののどちらかと言うと「サノス」が主役と言っても過言ではないんじゃないかなと思う作品だと思いました。元々この映画二部作にする予定だったらしいし、アベンジャーズ4へ続く作品なのでキャラクター紹介みたいにしたかったのかもしれませんが、とりあえずラスボスにしてはかなり興味深いキャラクターに仕上がっていたんじゃないかなと思います。


まずとにかく強いです。映画のしょっぱなから緊迫感ある戦いが始まり、サノスはある人物と戦います。あのデカさからは想像できない素早い身のこなしでインフィニティストーンなしでも普通に勝ち目ないと分かります。そこにインフィニティストーンが揃ってくると強さは増すし、恐ろしさは倍増していきます。映画が進むにつれて彼に対する緊張感が増していってると思います。


あとガモーラが義理の娘という事もあり、父としての姿も映っていました。凶暴なサノスの姿とは裏腹に父としての思いや娘への愛など映していたと思います。あとサノスがなぜ人類の半分を減らすのかという理由はネタバレにはならないんで言いますがやはり人口増加問題でしたね。人口が増えると食料など減っていく。その人たちのために人類を半分にする。


実はサノスって結構平和主義なのかなとこれ書いてるときに思いました。ガモーラを愛して、人類の半分は減らしてますが人口を抑えてその人のために助けて、限りある資源を守って平和に生きる。そしてその行いが自分は悪いとは思ってはいない。


勿論こんな考えにアベンジャーズは否定をします。ただ今までの敵のように「世界征服」とか「自分の力を世界に見せつける」とかそういうんじゃないんですよね。アベンジャーズも平和と人類を守り、サノスも平和に生きたいし、平和を守りたいからやる。そうしたことが原因で戦争になる。映画内では大きく伝えてませんが、実はこの作品は「反戦映画」ではないのかなと勝手に思ってます。相手にも彼らなりの理由があってけど自分たちも平和を守らないとだから戦う。勿論サノスの人類の半分を減らす行為はヤバいですが、理由も納得がいきます。


たしかにサノスはいけないことをしています。ですが例えば限られた資源で人口が多くなるとどうなるか。勿論奪い合いが起き戦争が起きます。これをサノスは食い止めます。さらにサノスは金持ちだろが貧乏だろが関係なく抹殺します。こういうのって普通なら金持ちが生き残りますが貧乏人は良い思いはしませんよ。そうした平等を作り上げるのもサノスはしています。しかもそれを実現するためのサノスの意思は固いからサノスの意見には賛成はできるなと思ってしまいます。




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少し考察みたいになってしまいましたね。私のブログではらしくないですがたまには良いでしょう。それじゃここからはいつも通り映画の評価と参りましょう。


まず今までのMCUでは見たこともない映像の撮り方や感じたこともない雰囲気を作り出していましたね。カメラをブレさせることで襲来する宇宙船の恐ろしさとかを表現できていたんじゃないかなと思います。あと終始緊張感があったのも良いです。


そんな緊張感をほぐしてくれたのが我らがガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。彼らのノリのトークがとても笑えてこんな作品でもいつもと変わらないなと安心できます。このガーディアンズのシーンでその日いたお客さんと一緒に笑えたのは最高でした。ちなみに吹替で見ましたがスターロード声を吹き替えた山寺宏一の演技も面白し素晴らしかったです。あのシーンは字幕だとどうなるんだろう。


多くのヒーローが今回出てきますがこの出し方とか見せ場がバランスをしっかり考えていて、よくこんだけの数のキャラクターを映すことができたなと思います。誰もいらないなと思ったキャラはいませんでした。


特にファンからしたら夢の競演やキャラクターの掛け合いなんかは興奮すると思います。結構たくさんのキャラクターの掛け合いが見れるのでそれを見て楽しむのもいいかと思います。シャーロック同士という事でアイアンマンとドクターストレンジの競演はファンは嬉しいでしょう。ただ個人的にこの二人キャラがかぶっていたから見てると少し飽きが出てしまいました。


不満点を上げるならまず戦闘シーンが見ずらいなと思う時があった。中盤暗い中でも戦闘もそうだし、あと予告でも流れてるワカンダの大勢での戦いもカマラがブレ過ぎたり、近寄りすぎたりで見えずらい事がありました。毎度言うけど本人たちがアクションしてるからそれをやる意味ないと思うんです。それってスタントマンがやって顔がばれないようにぶれたりカット多くするだけで本人たちにやるメリットはないです。


あとMCUファンじゃないとこの映画ってかなりついていけないと思うんですよね。初見さんお断り映画になってたように感じました。これからMCUを復習するとなると大変ですよ。それに一つの作品として見るならこの映画って言い方をすればバランスが取れた映画で、悪く言えば普通かなと思っちゃいます。


それからサノス以外の敵キャラがそこまで魅力的ではないかなと思いました。興味深いなと思ったのはエボニー・マウというキャラクターは印象的であとはなんか普通だなと思いました。このキャラクター達に少し高い期待をしたからかもしれませんが


まあ、ラストは意外性があり続編が楽しみになる終わり方なので良かったです。ファンにはたまらない作品でした。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫

7/10です。

 


正直悩みましたがとりあえずこの点数でお願いします。これが4のへと続く作品なので4を見ない限り全体としての評価は図れませんが、とりあえず一つの作品として評価しています

けど見て損はしない作品だと思います。ぜひ映画館で見てみてください!





はい、そんな感じで!

それでは!