ハッシーの映画DASH!!

映画、劇、色んな作品を簡単に、出きるだけ短時間で気ままにレビューするブログ。

まとめて映画レビュー『キック・アス』『コードネーム U.N.C.L.E.』『ポカホンタス』

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どうも、KOUTAです。

 

今回は前回の記事にも言いましたがまとめてレビューをやっていきます。一応映画は頻度は前より少なくなってますが見てはいるので、見ていた映画を短くレビューしていきます。


こうしたまとめてレビューをする記事が多くなりますがご了承ください。今回は明らかにジャンルが違いすぎる作品たちを3つ紹介していきます。3つ共旧作です。




■『キック・アス』(原題:Kick-Ass)

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『キックアス』はマーク・ミラー原作のコミック『スターダスト』を映画化した作品ですね。ヒーロー映画ではあるんですが凄い能力を持ってもいない普通の人間のオタクがヒーローに憧れてコスプレみたいなスーツでヒーローになるという話です。


だから結構現実的ではあります。ヒーローになるとは言っても筋肉モリモリになるようなトレーニングとかはないし、ひ弱だから戦っても弱いです。けど優しい部分があって、さらに言えば人って優しいことをすると誰でも正義の見方だと分かります。


よく見るヒーロー映画よりかなりグロくて血がドバドバでる作品だとは知らずに見たのでそこは驚きましたね。あと特にストーリーっていうストーリはありませんし言ってしまえば普通なんですが、どちらかと言うとキャラの心理を描いたり、キャラクターの共感を描いていたと思います。そこはしっかり見せてたしシンプルなので良かったです。


残念だったのは主人公の高校生よりも、ミンディ役のクロエ・グレース・モレッツが圧倒的に輝いていたので主人公が影になっていたことでしょうか。別に輝いていたのは悪くないけど、彼女を主人公にするかもう少しバランスよくしたほうが良かったかもしれません。



最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺⚫⚫⚫⚫

6/10です。

 




■『コードネーム U.N.C.L.E.』(原題:The Man from U.N.C.L.E.)

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この作品は1960年代に人気を博したイギリスのTVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」を新たに映画化したスパイアクション映画です。監督はガイ・リッチーが担当しています。


2015年の作品ですから最近の作品ではあるものの、どこか懐かしい映画でもありました。00年や90年くらいのアクションスパイ映画のようなカメラの撮り方だったり、アクションの仕方だったりと古きものを今風に変えて懐かしながらも新鮮さは味わえました。


主人公二人のキャラクターだったり、絆の描き方も最高に良かったです。


この作品全体的にオシャレで以外にも笑える個所があります。笑えるには笑えるんですがオシャレだから笑っていいのか悩んでしまうんですよね。いつも真剣な人が急にちょっと笑える話をしてきて「これ笑っていい所?」ってなるあの空気に似ています。


オシャレで男が憧れるようなそんなスパイ映画でした。



最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。

 




■『ポカホンタス』(原題:Pocahontas)

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ポカホンタス』は1995年に公開されたディズニー映画の33番目の作品です。『ライオン・キング』と同時進行で作られた作品でどうやらこの作品が売れると製作サイドは予想してたらしいです。物語は17世紀のアメリカのインディアンの娘とイギリス人の恋の話です。


どうやらディズニー作品でははじめて実在の人物を使って映画を製作したらしいです。その人が映画でのもうひとりの主人公イギリス人のジョン・スミス。自分の処刑をポカホンタスが守ってくれたという美談がありそれが嘘か真か分かりませんがそこから作品が生まれました。


どちらかというと大人向けです。そして昔の作品だからいうとハッピーエンドではないです。二人は恋しますが最終的にジョンは故郷に帰り結婚とかはしません。大半の子供だったりディズニーらしいハッピーエンドが好きな人にはあまり向かないかなと思います。


ただ芸術性は高いしメッセージ力も強く、ミュージカルもとても素晴らしいです。何回聞いても鳥肌が立つくらいです。だから大人向けであり、映画が大好きな人や、芸術性の高い映画が好きな人はこの映画は向いてると思います。


アニメーションはどこかシンプルながら丁寧で美しく絵の具で塗られたようなアニメだから魅せられるアニメーションではないかなと思います。ミュージカル部分のアニメーションは拘りが見え芸術性が高いです。今のCGアニメじゃこの芸術性は再現無理だと思います。手書きだから出来たことだと思います。


「あなたが知らないのはあなたが知ろうとしないだけ」という台詞の通りお互いが文化や環境、生活を知らないで怖がったりするから争いや憎しみが起きると訴えます。だからヴィランぽいキャラはいますがインディアンとイギリス人の言い分は分かりますし、どちらもお互いを知ろうとしないで争うからどちらもヴィランに見えるという珍しい演出をしてくれます。


劇中に「フェアウェル」という曲がありますがこの曲はインディアンとイギリス人が戦闘準備をしあいつらを倒すぞ!と歌ってる曲です。お互いが相手を倒すという歌詞をぶつけてはいるものの、お互いが使う曲やリズム音程は同じなんですよね。つまり同じ曲を使うというのは、同じ人間でありちゃんと分かち合えるはずだと曲のなかに映画としてのメッセージが込められてるのではと思いました。


大人向けだからお子さんと見るには少し難はありますし序盤が少し長く感じるとは思います。ですが見てて損はしないし、とても大切なことを教えてくれる作品だと思います。



最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫

9/10です。

 


はい。今回はまったく雰囲気やジャンルが違う作品たちの紹介でしたが、どれもいい作品ですので見ることをおすすめします!

ちなみにポカホンタスの「カラー・オブ・ザ・ウィンド」好きな曲なんですが2番の歌詞で「あの木の高さ もし切れば分からない」という部分で毎回鳥肌たって一番好きな歌詞というのは私だけでしょうか?





はい、そんな感じで!

それでは!