■予告
■あらすじ
高校時代に学園の人気者だったスポーツマンのジェンコと、同じ高校で冴えない学園生活を送ったオタク青年シュミット。偶然にも新人警官としてコンビを組むことになった2人は、青年犯罪を撲滅するために高校で潜入捜査を開始するが……。
■Review
『21ジャンプストリート』(原題:21 Jump Street)は、
ジョニー・デップの出世作となった1980年代の大ヒットドラマを、『LEGO(R) ムービー』などで知られるフィル・ロードとクリストファー・ミラーが監督を務め映画化した作品。
公開日が2013年とは書いてますがこの映画日本だとDVDスルーされてるので劇場公開されてないんですよね。なので実際はリリース日と思ってください。それからもしかすると今回の記事も少し短めになると思います。あまり語ることが無いので。
語ることが無いと言ってもものすごくつまらないという訳ではありません。逆にとても面白く笑えてなんでこれが日本で公開されなかったんだろうと思うくらい結構笑えました。
笑えると言っても人によって笑うツボは違うのでどんなものなのか言っておくと下ネタだったりドタバタコメディだったり、あとアクション映画あるあるだったり結構様々です。一つの笑いに集中して笑わせようと考えてはいないのでどこかしらで笑えるとは思います。一応この映画の監督の作品の『LEGO(R) ムービー』や、『ネイバーズ』を見て好きならこの映画も好きになると思います。
物語は高校からの知り合いの二人が警察官になり麻薬を密売している高校に潜入調査をするという物語です。思ったよりもこの映画はどったんばったん大騒ぎはするんですが何よりも意外と心にしみるような話もあるのは驚きでした。
序盤で警察学校時の二人がお互いの弱点をサポートしながら絆を深めるフラッシュバックを見せていて、最初それが「ふたりの関係性をここまであっさりしていいのかな」とは思ったんですが、物語の途中でも何回か二人の関係を確かめるシーンはありました。
お互いが潜入調査でもほかの友人と遊んだりしているのに嫉妬していたり、追跡していてもどこか相手を信じてはいなくて、最終的にはそれがスッキリ解決するまとめ方は見事だと思います。
この二人も『ズートピア』のニックとジュディみたいな凸凹コンビでその凸凹さは見ていて笑えるし、途中で兄弟とみんなに偽るシーンがあるんですが見てても段々と兄弟のような絆が見えたりしました。
あとお互いの個人個人の成長も見れて良かったです。グレッグは友人の大切さを理解して頭が悪かったのに科学的な事を少しずつ分かってきて、モートンは体力がなくその体力が上がったとは言えませんが映画を見ていくうちに彼が自信を持つようになるので心の強さが上がったなと思いました。
かなりおバカなギャグ満載ではありますが、二人のお互いの絆と個人個人の足りなかった強さを身に着けるドラマ要素もあり私はとても大好きな作品でした。少し不満点を言えば一部のキャラクターが表面的なキャラだったり、個人的にウザいなと思うキャラがいた事でしょうか。本当それくらいです。
ちなみに私は高速道路のカーチェイスは笑いました。久々に腹抱えて笑ったのでとても大好きなシーンです。なんかアクション映画を皮肉ってんのかな?
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いかもしれません。主にコメディ部分が。ただ結構いい意味でバカやってるコメディアクション映画なので笑って嫌なことを吹き飛ばしたいなという時にはオススメかもしれません。
はい、そんな感じで!