■予告
■あらすじ
アイアンマンとして何度も人類の危機を救い、だからこそアベンジャーズの限界を誰よりも強く知るトニー・スタークは、自分たちの手に負えない敵の襲来に備え、禁断の平和維持システムである人工知能「ウルトロン」を起動させる。しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、平和を脅かす唯一の存在である人類の抹消を選択する。再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に戦うことになるが……。
■Review
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(原題:Avengers: Age of Ultron)は、
マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)によるアイアンマン、キャプテン・アメリカなどマーベルの人気ヒーローを集結させた映画「アベンジャーズ」の続編になるヒーローアクション映画。
この映画ではこれから公開される次回作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』に辺り、『ブラックパンサー』に少し繋がる部分もあり見返してみました
とりあえず私が言いたいのは日本の映画を宣伝する方々は本当にこの映画を見たのか?昔の話だしぶり返すようだがあえて言わせてもらうと、ポスターはダサいしキャッチコピーも心を奪われるような言葉ではない。
「愛」を語ってるようだが映画本編まったく愛について語られてはいない。確かにホークアイの家族、ハルクとブラック・ウィドウの関係、クイック・シルバーとスカーレット・ウィッチの兄妹関係を描いてはいるが映画の本筋はそこではない。
とりあえず日本配給会社はちゃんと本編見てからキャッチコピーを考えてほしい。見て考えているとしても集客を気にするようは宣伝なんて私はごめんだ。
前置きが長くなりましたが本編のレビューに入ります。アベンジャーズシリーズの映画では以外と賛否があった作品ですが、私は前作『アベンジャーズ』よりも大好きです。
『アベンジャーズ』がクソ映画という訳ではありませんが『アベンジャーズ』は言ってしまえば王道のヒーロー映画で、今作についてはアクションもパワーアップしながら色々とMCUのことやドラマ部分で考えさせられる所もあったような気がします。
もちろんこの映画はいままで単独で活躍してきたヒーローたちがまた揃ってひとつの目的のために戦う姿を見れることだけでも楽しいと思います。本当なにからなにまでカッコよくって、コンビ技とか見ていて最高じゃないですか!
世間的にウルトロンを生んでチームが喧嘩して世界が危機になり、それでチームが一丸になって「ウルトロン倒そうぜ!」ってなる尻拭いストーリーが嫌な人もいるらしいですね。ですが言ってしまえば第一に尻拭い映画で見ても良いと思います。
用はヒーローが敵と戦うときその被害にあった町や人はどうなるんだ?ということ。分かりやすく言えばウルトラマンが暴れて町をめちゃくちゃにしたのにそれを自信が修復はしないのかよっていう部分も込められてると思います。
ヒーローもウルトラマンも非現実的な存在ではありますが、その非現実的とは思えないのがMCUの素晴らしい部分で被害にあった人たちをしっかり見せているから緊張感出るしヒーローがやってきた尻拭いがより危機感や恐ろしさが出ました。ヒーローなのに
それでも恐ろしい面を見せるヒーローも正義の為、平和の為に戦うことには変わりはなく戦うヒーローたちはとてもカッコいいです。そういうちょっとしたドラマ部分も見せてくれるのがMCUの良い部分でしょう
もうひとつはアベンジャーズが抱える悩みと敵側の抱える野望てのが実は一致しているという点。アベンジャーズ自信も自分達がいなくなれば実は世界は平和になるんじゃないの?と思ってるシーンもあります。
一方ウルトロンも平和にすりには人間が驚異だから人間を絶滅するしかないと考え、アベンジャーズも実質人間を滅ぼす輩みたいなチームだしいらないから消してあげるよと断言します。
平和にしたいが自分達がしてる行為に悩むアベンジャーズと、平和にしたいからアベンジャーズも消すというウルトロン側の意見。シビル・ウォーでもそうでしたが、両者の意見がどちらとも気持ちは一緒だけど違ってるが両方とも納得できる意見だなと考えさせられます。
あくまでこれは私の意見と考察なので当てにはしないで欲しいですが、しかしただのヒーローアクション映画ではなく、ヒーローなりの悩みやヒーローに対する人々のドラマ部分もしっかり描いた作品だということを言いたかっただけです。
ちなみにかなり上映時間を長くする予定だったらしいですが色々な都合で泣く泣くカットしてこの時間にしたそうです。なのでカットしてるなと気づく部分もあったり、あまり納得のいかないエピソードもあるとは思いますが、全体的には良いヒーロー映画かなと思いました。
■評価
最終評価は・・・