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映画『アナと雪の女王』有名なのに印象に残らないディズニー映画。評価&感想【No.351】

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■映画情報


公開日/2014年3月14日

上映時間/102分(1時間42分)

監督/クリス・バック&ジェニファー・リー

製作国/アメリカ

■予告


■あらすじ

触れたものを凍らせる秘密の力を持ったエルサは、その力で妹アナを傷つけてしまうことを恐れ、城の部屋に閉じこもって暮らしてきた。やがて成長したエルサは女王の座に就くこととなり、戴冠式のためにひさびさに人々の前に姿を現すが、ふとしたきっかけで力が暴走。王国を真冬の世界に変えてしまう。耐えきらず逃げ出したエルサは雪山の奥で自らの力を存分に解放し、ありのままの自分でいられることに生きる喜びを見出す。一方、アナは姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフとともに、雪山の奥へと旅に出る。

引用元:アナと雪の女王 : 作品情報 - 映画.com

■Review

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アナと雪の女王』(原題:Frozen)は、
第86回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞と主題歌賞を受賞した「Let It Go」とともに興行でも歴代記録を塗り替える大ヒットを記録したディズニーアニメーション映画です。

アルゼンチンの『雪の女王』にインスピレーションされ製作されたこの映画は世界はもちろん当時日本でも大ヒットを記録した作品です。

東京ディズニーランドアナと雪の女王のイベントが今年終わりなのと新作が発表されたということもあり、これを機会にまた見てみました。





もう4年前の映画ですが当時はかなり盛り上がりましたね。名作と言うのは何年たっても風化されずに色んな世代に語り継がれるものだと思いますが、果たしてこのアナ雪はそうなのかと言われたらそうでもないです。実際風化されていて「なんでこんな盛り上がったのだろう」と思う人もいる頃だと思います。もしかすると「君の名は。」もそうなるかもしれません。


前置きはさておきそんなレリゴーで盛り上がった作品ですが、良い部分と悪い部分があります。それが風化してしまう理由かどうかは分かりませんがレビューしていきたいと思います。


まず氷の表現が素晴らしいです。見た人なら分かると思いますがこの氷の美しさに感動した人はいたと思います。4年前の映像表現でも素晴らしいなと今でも思えるほど良かったです。


キャラクターについてはオラフが良かったです。突飛として良いキャラという訳ではありませんがこの映画のコメディアンで面白かったし、彼が夏に憧れるのは雪だるまだから少し共感しにくい部分もありますが好きなバンドの一つでSEKAI NO OWARIの「スノーマジックファンタジー」を思い出させるのでなんとなく彼の気持ちが分かります。


音楽はレリゴーは良かったです。前向きな音楽に聞こえて実は劇中ではエルサの悲しさや一人になった自由を表した歌だと改めて感じ取れました。この歌を歌った松たか子の歌と表現力は今でも感動できます。ただこれが良い部分であり、不満点の一つでもあります。


まず全体的にストーリーは結構空っぽな印象です、面白い内容とは思いますが心に残るほどのストーリーでもなかったです。このストーリーのレリゴーがあったから映画の輝きが出たのでもしレリゴーが無ければ印象の薄い映画になってたかもしれないし、宣伝方法が上手かった映画だなと思いました


このレリゴー以外に何曲か歌があります。このほかの歌がどうも印象薄い。「とびら開けて」とか「雪だるま作ろう」はいい歌じゃんと思う人もいるとは思いますが、この今あげた歌は映画の映像ありきで良さがでる歌で実際プレイヤーに入れて通勤通学、ジョギングの時に単体で聞けるかと言われたら難しいと思います。


他の冒頭で男たちが氷を削りながら歌う曲とかもありましたが「とびら開けて」とかよりもかなり影が薄いです。覚えられるほど心に残るような楽曲ではありませんでした。




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ストーリについてはさっきも言った通りあまり中身がないです。良い風に言えば普通ですかね。ツッコミ部分やストーリーについての追求は当時いろんな人が言っていたと思うのでここでは省きます。


ただとりあえず簡単に言うならエルサがなんで氷の魔法を使えるようになったか、城を閉ざしてる間どうやって国と貿易をやってきたか、愛の力がなんたらこんたらと色々出てきます。特に愛の話は唐突だしなんか無理やり脚本に詰め込んだ感じがします。


キャラクターも時に印象に残らないです。本当にいらないなと思ったのはトロール。アナを助けたりはしますが基本歌って話すくらいでいなくても別に物語に支障は出ないと思います。


この映画のヴィランがハンス王子なんですがひねりをきかせて衝撃を与えたかったのだと思いますが、ストーリーに一貫性がなく先読みできてしまうのでこのヴィランの衝撃というものはあまり来なかったし、なんとなく怪しいなと感づけるはずです。


あと結構説明してほしいなという部分が説明してなくって、説明する部分はモブキャラが説明口調で話しているのも嫌でした。子供向けの映画だからそうなるのは分かります。ただ変に説明口調じゃなくても説明はできたはずです。


どちらかと言うと子供向けで大人が楽しめるかと言われたら難しいです。ただ別にそんな苦痛になるほどつまらなくはないです。何だかんだ飽きずに見れたのでそこはディズニーパワーなのかなとは思いますが、これを見るよりかはこれの後に上映された子供も大人でも楽しめる「ベイマックス」や「ズートピア」「モアナと伝説の海」をおススメします。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫

4/10です。

 


続編が待ち遠しいほど好きになれた作品ではありませんでした。ただ別につまらなくはないのでお子さんを持ってる方にはお子さん一緒に休日見れるレベルかなと思います。ちなみにこれより「エルサのサプライズ」の方が個人的には好きです。

リメンバー・ミー」でアナ雪の新しい映画が同時上映されるらしいのでそちらもせっかくなのでレビューしたいと思います。





はい、そんな感じで!

それでは!