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映画『Mr.インクレディブル』は優しい人=ヒーローは何かの教訓映画!評価&感想【No. 350】

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■映画情報


公開日/2004年12月4日

上映時間/115分(1時間55分)

監督/ブラット・バード

製作国/アメリカ

■予告


■あらすじ

ヒーロー活動が禁止された世界で、元ヒーロー、Mr.インクレディブルだったボブは欲求不満。そんな彼が何者かに誘拐されて、やはり元ヒーローだった妻とヒーロー能力を持つ子供たちが救援に向かう。

引用元:Mr.インクレディブル : 作品情報 - 映画.com

■Review

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Mr.インクレディブル』(原題:The Incredibles)
ディズニー配給、『トイ・ストーリー』などを手掛けるピクサー製作のCGアニメーションアニメです。

またアカデミー賞の長編アニメ映画賞などの10部門、サターン賞アニメ賞など数多くのアニメ映画賞を受賞しました





東京ディズニーシーピクサーのイベントがあったり、また今年10何年ぶりにこの映画の続編が公開されるということもあり見直すという形で鑑賞しました。


非常に楽しく少し考えさせられた素晴らしい作品だったなと思います。流石ピクサーです。ヒーロー映画は数多く見てきましたが、また違ったヒーロー映画の形だったし大人だから感じられた部分もありました。


特に個人的に好きな部分はまず元ヒーローのインクレディブルがまたヒーローへと復活するところでしょう。ヒーローとなる人がトレーニングするシーンは見てきましたが、マイナスから再生していくというのは珍しく徐々に復活する姿もかっこいいです


第2にヒーローという非現実的な部分があるのに共感できる部分があったこと。例えばインクレディブルが自殺者を助けたら逆にいい迷惑だと言われたり。これって私たち人間も優しいことをしたはずが相手から迷惑になってしまうということありますよね


今回の敵も昔はインクレディブルを助けたいという優しさやヒーローになる夢を持っていましたが、その優しさが反対方向を向いたり悲しさや怒りがより滲み出ると間違った道に進んでしまうというのも分かりました。


インクレディブルは正しい方向だったからヒーローになれて、もし間違えればインクレディブルもヴィランになってたかも知れません。今回の敵が人間だから尚更敵キャラにも同情できる描き方は素晴らしいです。


ヒーローとは力を持ったものがなれるという訳ではなく、どれだけ人に優しく出きるかの愛を持った人か。そしてそれを間違わずに使えるかが人としてヒーローとしての正しい道のりだと教えていると思います。




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映画の物語として鍵になるのが再生、復活物語。インクレディブルのヒーローとしての復活でもありますが、インクレディブルの家族の再生物語としても見れます。これに関しては見れば分かるとは思いますが、前半結構暗いですw


普通の家庭なのにどこか物足りなさや寂しさがそれをアニメでしっかりと伝えてました。その暗い寂しいシーンに一切音楽をいれなかったというのも効果的でしょう。そこからの家族の絆が深まる様は最高です!


ヒーロー映画と期待して家族愛の映画を見せられるとがっかりするという意見もありますが、どちらかというとヒーローは建前でありヒーローでも人と同じだゆと伝えたかったのかもしれません。


それでもヒーロー映画としても十分に楽しめます!家族揃って戦うシーンはマジかっこ良かった!


■評価

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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫

9/10です。

 


ディズニーやピクサー好きにはとても楽しめます!どちらかというと男の子向きなので小さい男の子は楽しく見れるでしょう。

続編もやるのでこの機会に是非見てみてください!





はい、そんな感じで!

それでは!