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映画『シザーハンズ』哀しき男の悲しいクリスマス映画!評価&感想【No.335】

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■映画情報


公開日/1991年7月13日

上映時間/105分

監督/ティム・バートン

製作国/アメリカ

■予告

■あらすじ

丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが……。

引用元:シザーハンズ : 作品情報 - 映画.com

■Review

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シザーハンズ』(原題:Edward Scissorhands)は、
有名監督のティム・バートンとまだ若手だった小説家キャロライン・トップソンを脚本に迎え、今ではトップ俳優になりティム・バートンとタッグを組むことの多いジョニー・デップが主演しています。

ティム・バートン自信が孤独だった少年時代の経験を反映させたクリスマス映画を代表するファンタジー作品です。





ティム・バートン監督の作品は個人的に好き嫌いがハッキリわかれる作品が多く良くも悪くも印象深い監督です。今回の作品は監督の作品の中では個人的一番好きな作品でした。とても芸術的で人間の心の奥底を見れたダーク作品だと思います。


主演のジョニー・デップはとても濃いキャラクターを演じていたのに彼のカリスマ性が当時からしっかりと出ていました。出ていたのにそのキャラクターに溶け込めたのは素晴らしいです。あまりセリフが無い代わりにちょっとしたした表情で感情を出した演技も良かったです。


ウィノナ・ライダー演じたヒロインのキムはおばあちゃんの時を除けば登場したのが遅かったのにとても印象的なキャラでした。彼女の演技は良い時もあればすこしアニメっぽい演技をしてたのは気になりました。


この映画のキャラクターや俳優の演技でも言えますがかなりアニメっぽい演技なんですよね。ただ世界観からしてとてもファンタジー寄りの世界観だったのでその演技やキャラクターも少ししたら受け入れられます。


その世界観の作り方も素晴らしいですね。色とりどりな町や車だったり奇抜な色をした服を着る人たち、城の中や城の中の発明品などセットデザインも良かったですし、町と城の非対称な世界観も良かったです。あの町作り物かと思いきや実際にある町なんですね。驚きです。




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それにしても人間と言うのは本当に勝手ですよね。なんで人造人間の方が心が純粋でとてもきれいなんでしょうか。シザーハンズの魅力や能力が分かったら、町の人たちは植木を綺麗に切ったり、ペットの毛を刈ったり、はたまた人の髪を切ったり開けられないドアのカギを開けてあげたりしてあげました。


そしたらシザーハンズをレイプしようとする女性は現れるは、強盗に利用されるは、危険な部分を見たり勘違いでそういうのを見てしまったりすると悪人や化け物扱いする人間は本当勝手ですね。


そういうがあって楽しい暮らしだったシザーはそういう目で見られるから怒りが湧いたりジムに対して怒りが現れたりというのは普通に分かります。


それでもシザーハンズの心の優しさをしたキムは本当彼女も優しい心を持っていましたね。ラスト辺りで住民がカラフルな服を着ていたのに彼女だけ純白な服を着ていました。これは見た目でも彼女は心も聡明な人というのが分かりますね。


こういうクリスマスの日に自分のやってることが果たして本当に身勝手なのかというのを再確認するというのも良いかもしれませんね。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。

 


ダークファンタジーで時々スリラーのような感覚が味わえるクリスマス映画でした。ティム・バートン監督が好きな方ならより楽しめると思います。

明日はラブロマンスのクリスマス映画です!





はい、そんな感じで!

それでは!