■予告
■あらすじ
ニューヨーク市警察のジョン・マクレーン部長刑事は、ロサンゼルスで別居中の妻ホリーに会うため、陽気なリムジン運転手アーガイルの運転で、ホリーが勤めているナカトミ商事のクリスマス・パーティに向かう。
オフィスでホリーと再会したマクレーンだったが、突如そのパーティー会場のビルに、ハンス・グルーバーとその部下たちが、重武装で乱入してくる。パーティーの出席者全員が彼らの人質になるが、ホリーの事務室にいたマクレーンは発見されることなく脱出し難を逃れる。彼らの目的は、厳重なセキュリティーにより保管されている「6億4千万ドルの無記名債券」だった。
■Review
『ダイ・ハード』(原題:Die Hard)は、
当時新進俳優だったブルース・ウィルス主演のアクション映画。原作はロデリック・ソープの小説『Nothing Lasts Forever』に基づいて製作されました。
クリスマス映画でアクションと言えばやはりこの映画という人もいると思うので、クリスマスアクション映画はこの映画をレビューします。
クリスマスイブに妻ホリーが働いてる仕事場へいく主人公ジョンは、パーティの途中で乱入してきたハンス・グルバー率いるグループがジョン以外の人たちを人質にする。その中でジョンが彼らと戦うというのが大まかなストーリー。
こういうアクション映画ってまずキャラが大事でキャラの必要性がないと例え仮に死んだり、それなりの活躍をしてもあまり見てる人は何も思わないまま終わってしまいます。
ただこの映画はジョンを始め、警察のパウエルや敵グループのキャラ達、少ししか出ないような運転手やFBI、テレビ取材の人達までかなりキャラの濃い人達が沢山いました。それなりに多くキャラがいるのにどれも好きになれたり逆に嫌いになれたりもできました。
特に良かったのはレジナルド・ヴェルジョンソン演じた警察官のパウエルでしょう。ギャク要素のキャラかと思いましたが見た目とは裏腹にかなり芯が強く頼りになるギャップを持ったキャラをしていましたね。主人公にも色々と助言などしてくれた数少ないキャラでもありますね。
またジョンとパウエルは赤の他人からだんだんと仲の良い相棒同士になっていきます。その過程も上手いですが、なにより通信でしか会話ができない状態で相棒としての絆が確かに見られたのは素晴らしいです。隣にいなくても強い絆で結ばれているのは確かだし、お互いが信頼しているというのが分かります。
ハリポタシリーズでスネイプ先生として有名な今は亡きアラン・リックマンの演技も素晴らしいですね。カリスマ性はあるし落ち着き冷静沈着な演技は彼には本当似合います。途中ジョンと遭遇し人質のひとりとして演技した時の切り替わり用には笑いましたね。良い意味でw
それから音楽も良かったですね。こういうのってヒップホップソングが流れそうではありますが、この映画の曲は大体がクラシック曲という意外な音楽を使っています。
それでも十分にこの映画とは合っていたと思います。クリスマス映画ですからね。しかもクリスマスで良く聞くようなベルの「シャンシャン」という音が映画の緊張感を高める要素として使われていたのはセンスがありすぎです。
映画の醍醐味でもあるアクションにも緊張感がしっかりとありました。ジョンはビルと言う閉鎖された中で敵に出来るだけ見つかれないように行動をしながら息苦しさを感じる場面などありました。色んな道具を使ってアイディア満載のアクションも良かったです。
敵側にもちゃんと緊張感があったのは良かったですね。自分たちの仕事を邪魔されたほぼ正体不明の人物を探しに行かないといけませんから。仮に弱ければ話は別ですが、かなり手ごわいタイプの敵ならより緊張感は高まりますよ。
全体的に見てもとても面白いアクション映画で、アクションも見やすく良いものが見れたし、話とアクションのバランスもしっかりしていました。それぞれのキャラもしっかりとしていて2時間10分があっという間に感じられた映画でした。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
久々にいいアクション映画を見れて大変満足です!続編があるのは知っていますがそれはまた今度見ようと思います。
明日はクリスマス映画のファンタジー要素を入れた映画になります。
はい、そんな感じで!