■映画情報
公開日/2017年5月14日
上映時間/54分
監督/トム・カーフィールド&ステファン・サンドヴァル
製作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
ユージーンとともに両親のもとへ戻り、幸せな生活を取り戻したラプンツェルだったが、プリンセスとしての王宮での慣れない暮らしは窮屈そのもの。天真爛漫で好奇心旺盛なラプンツェルは、外の世界をもっと知りたいと思うようになるが……。
■Review
『ラプンツェル あたらしい冒険』(原題:Tangled: Before Ever After)は、
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の半年後の話を描いたディズニーチャンネルオリジナルアニメムービーになっています。
製作陣や吹き替え声優は映画版と同じメンバーで行っており、『ラプンツェル ザ・シリーズ』の序章の作品になっています。
好きなアニメ映画の短いながらも続編というのもあり期待して見てみた作品です。物語は幸せな生活を送ってたラプンが慣れない暮らしにだんだんと窮屈に感じ始めていきます。
そこでラプンのお付きであり警備隊長の娘でもあるカサンドラと共に城の外から抜け出すことにします。カサンドラに連れてこられたのはラプンの髪の原因でもある魔法の花があった場所です。そこに付き出した岩をラプンが触れると昔のように長い金色の髪に戻るという話です。
ラプンシリーズが好きな人なら分かると思いますが、このシリーズの後日談でもある『ラプンツェルのウェディング』ではラプンの髪は短くなってるんですよね。実は作品では戻った髪が固く切れないのでどう皆にバレず隠すか、どう髪を切るかという話もあります。
ただやはりこの映画は続編ありきの話なので、あまりこの映画でスッキリとした終わりかたをする話はあまりないです。伸びた髪がどうなるのか、ラプンと父親の親子関係の話など色々話はありますがどれも解決はしません。
続編があってそれは楽しみではありますし、見ようとは思いますがただ何かひとつ位はスッキリと解決はしてほしいなと思いましたね。
とりあえず前半部分の城を抜け出す話は見てて面白いです。ディズニーらしいなと思う部分もあるので子供でも楽しめます。ただ後半からがかなりテンポが悪くなったように感じます。
城に潜入してきたヴィランが国々の王様たちを捉えて、ラプンたちが助けるんですがこれがかなりリズムが悪い。助け出した王様はだらだら歩いて逃げるし、敵も敵でなんかノロノロ捕まえたり倒す気あるのかどうか分からない遅さです。
プリンセス映画だからバトルシーンも別に期待はしてなかったんですが、それでもかなりリズムが悪く、ヴィランもそこまで魅力的ではないので見ていて楽しくありませんでした。
面白い作品なのに勿体なくしてしまったなという感想でした。アニメーションがもし前のように3Dならバトルシーンもまだ魅力的ではありますが、まぁテレビシリーズですから予算的には無理そうですよね…。ただこのアニメーションは別に嫌いではないです。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
短い映画なのでレビューもかなり短くなりましたね。ディズニー好きやラプンツェル好きなら娯楽映画感覚で見れると思う映画でした。ただ別に見ても見なくても大丈夫だと思います。
明日からクリスマスまで、クリスマス映画をレビューできたらなと思います。よろしくお願いします!
はい、そんな感じで!