■予告
■あらすじ
知能指数が人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプは、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たす。俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍。卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める。しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返し……。
■Review
『フォレスト・ガンプ 一期一会』(原題:Forrest Gump)は、
ウィンストン・グルームの同名小説を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名なロバート・ゼメキス監督が映画化した作品。
日本でも当時ヒットした作品し、アカデミー賞で作品賞や監督賞など受賞したり、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞でも様々な賞を受賞しました。
フォレスト・ガンプの純粋でポジティブな生き方に感動でき、見ているこちらも幸せになってしまいそうな映画でした。走るシーンがとても多かったので見終わったら走りたくなる映画だと思います。
アメリカでの当時の歴史と合わせながらストーリーが進んでいく流れで、アメリカの歴史に興味がある人や母国の人はとても関心が湧く内容でもあったんだと思います。
この映画の売りにしてるのはその当時のアメリカの事件や映像などが用いられるのは当たり前で、その映像にフォレスト・ガンプが普通に混じってるという映像技術とちゃんと自然に話をしてるという面白さでしょう。その中でフォレストが関わったことにより歴史が動いたいう話もとても面白かったです
ただこの映画で取り上げる歴史は明るい歴史より暗い歴史の方がかなり多いです。大統領暗殺、ベトナム戦争、ブラックパンサー党、ウォーターゲート事件など暗い話ばかりです。ジョン・レノンとかの有名アーティストも出ますがそういう人たちも暗殺された人しか出ません。
一回目に見たときはこうしたことが昔アメリカで起こったんだなと関心が湧き調べたくなる内容が多かったです。二回目にそれを知ったうえで見るとよりこの映画が歴史と関わった映画か分かるし、より面白さが分かります。
ただこうした暗い歴史の中に主人公のフォレスト・ガンプは全く気にはしません。その目の前の人生を一生懸命にやり、未来には風の吹かれるままにやっていく生きかたをしていました。
そんな彼の生き方はどんなことをしても上手くいってしまったり、会う人や相談される人なども幸せが訪れたりと少しお伽話みたいな展開ではありますが、暗い歴史の中で彼のような生き方を見ると逆に清々しい気分になれます。
こうした歴史の逆境に飲み込まれないで自分の思うまま風の赴くままな人生はとても素敵です。彼の人生もいじめとかあっても悲惨に撮ってないで、ポジティブな部分を見せていたので映画はとても見やすく楽しい映画に仕上がっていたなと思います。なんでもポジティブが一番なんですね。
ちなみに最初の羽が空から舞い降りるシーンだけでかなりの費用が出されたという事。当時の北野武もあのシーンだけで自分の映画が一本撮れてしまうというほどの巨額だったそうで・・・。いやいや恐ろしいww
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
見ている自分たちも幸せな気分になれる映画だったです。感動作というよりどちらかと言うとコメディに近い映画だったと思います。まあ、心に染み込んでしまうという部分では間違ってはいないです。
はい、そんな感じで!