■予告
■あらすじ
2000年の眠りから目覚め人類への復讐を開始した古代エジプトの王女と、飛行機事故による死からよみがえり世界を救うべく立ち上がった男の戦いを描く。古代エジプトの王女アマネットは次期女王になる約束を裏切られた怒りから闇に堕ち、生きたまま石棺に封印されてしまう。それから2000年後、中東の戦闘地帯で石棺が発見される。発掘に立ち会った米軍関係者ニックは、考古学者のジェニーらとともに輸送機で石棺をイギリスに運ぼうとするが、その途中でトラブルが発生。ジェニーは脱出したものの、ニックを乗せた輸送機はロンドン郊外に墜落し、石棺が行方不明になってしまう。
■Review
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(原題:The Mummy)は、
『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』でもリブートされた1932年公開のホラー映画『ミイラ再生』を新たにリブートした作品であり、ダーク・ユニバースの作品ではこれが一作目になります。
ダーク・ユニバースとは用はMCUやDCEUのようなもので、ユニバース・ホラーが今まで手掛けたモンスターホラー映画をリブートとしてひとつの世界観に共演やひとつのストーリーにする企画です。最近こういう企画が流行ってますね
あまり期待はしないで見ました。公開してた時に結構酷評が目立った作品ではありましたので。実際見て見たら別に悪くはないけど、そこまで面白いかと言われたら別に面白くはないし、だからと言ってクソ映画でもなかったです。
良い部分を言うなら、セットデザインと俳優陣の演技ですかね。キャラクターの問題はなしにして、この映画で出てくる俳優陣はイイ演技をしてたと思います。特に演技もキャラクターも良くてマッチしてたのは、アマネットを演じたソフィア・ブテラです。彼女自身カリスマ性もありますからキャラにもあってましたし、演技も素晴らしいです。
ただ良い部分は大体これくらいで、トム・クルーズもトム・クルーズで正統派なアクションヒーローのイメージが強い彼が冒険心があって少しコメディ要素があるキャラを演じてもあまりハマってません。
アナベル・ウォーリスのキャラクターも綺麗ではあるんですが、前半随分とイライラしたようなキャラでしたし、あまりキャラとしても魅力的ではないです。イライラする部分を除けば割りと普通です。
それでいて自分の考えやマミーの事を説明して幻想的な話だけど信じてほしいと説明してる割りには、トム・クルーズの王女に憑依された話をまったく信じようとはしません。それでいて、彼女は実はモンスターについて研究してる一員だと分かります。なんじゃそりゃ
この映画の一番の不満点は普通にストーリーや話がつまらないという事です。この映画を見た方なら分かりますが、映画の予告を見てしまえばもう大抵の話は掴めてしまいます。それ以上のことが起きる訳でもありません。
映画全体としてはマミーについて集中して話してるわけでもなく、「ダーク・ユニバースはこういう路線で話が進みますよ」というような舞台設置やキャラクター紹介に時間を多く使っていたと思います。
映画の中身とかでも結構説明が多いです。ナレーションやさっき見た映像を何回も見せられたりと結構ムカつきます。ラッセル・クロウ演じるジキル博士がいますが、彼も映画の状況だったり世界観だったりと説明するためだけに作られたキャラクターとしか思えません。
オープニングの映像を何度もフラッシュバックして、そこにまたラッセル・クロウの説明が入って何回もやってくるのでクドイです。その割には予告で期待してた冒険というのはあまりなく、ただただトム・クルーズが呪われてるだけの話なんで話に波があまりない印象でした。
今回吹替で見ました。ベッキーがアマネットを吹替てたというのは知ってましたが、思ったよりも上手かったです。ベテラン声優陣が周りにいるのにそれに引けを取らない素晴らしい演技でした。情報を知らなかったら誰か気づかなかったと思います。
ただすぐに死んじゃう警官二人の吹替がすごく下手で、すぐに出番は終わるんですが結構喋るからその下手さが気になります。見終わって調べたらどうやらお笑いコンビの銀シャリだったようです。イントネーションも演技もとても聞けたもんじゃなかったです。これがあまり話題になってないのが逆に驚きではありますが
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
予告見て面白そうだなと思ってみると失敗すると思いますので、あまり期待しないで見たほうが気楽に見れるかなと思います。娯楽映画感覚として見たほうが良いかもしれません。
はい、そんな感じで!