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映画『ハンコック』評価&レビュー【Review No.295】

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■映画情報


公開日/2008年8月30日

上映時間/92分(1時間32分)

監督/ピーター・バーグ

製作国/アメリカ

■予告


■あらすじ

圧倒的なパワーで人々を救うスーパーヒーローのハンコックは、暴走しすぎて市民から大ブーイングを受けてしまう。そんなある日、ハンコックは偶然にも命を救ったPRマンのレイの提案で“皆から愛されるヒーロー”を目指すことになるが……。

引用元:ハンコック : 作品情報 - 映画.com

■Review

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『ハンコック』(原題:Hancock)は、
ウィル・スミス演じるアメコミには登場してない映画オリジナルのスーパーヒーローを演じたことで話題になったアクション映画。

私は劇場公開版は見たことないですが一度だけ未公開シーンを追加したバージョンを見ました。今回は劇場公開版の方をレビューしていきます。





ウィル・スミス演じるハンコックはすさまじいパワー、空を飛び、弾丸も通さない頑丈な体といわゆるスーパーヒーローではありますが、そのやりすぎなことをしてしまうことで周囲から嫌われ者扱いされます。そんな時たまたま助けたジェイソン・ベイトマン演じるレイが助けたお礼にハンコックを嫌われ者から人気者に変えようと行動を起こす物語です。


色んなヒーロー映画を見てきましたがヒーローの存在価値だったり、普通の人間の犠牲を考えたりというのは最近多くはなってきています。ハンコックはそれを少しコメディーにしてその考えを追求する話にはなっています。


そこまで小難しい話という訳ではありませんし、何よりなんでハンコックがそんなことをしてしまうのかという理由だったり、バックストーリーと興味がそそる話も出てきたりします。そういうのを聞くとちゃんとした理由があり納得はします。


ただハンコックは暴れているだけじゃなくて、それをしてしまう理由もあり、ちゃんとしたり探し求めてたことに気づくことができればハンコックもやればできる人とというキャラクターには好感が持てました。


レイとの友情も物語の前半とかはよりそれが映し出されていて、特にラスト辺りはそれがよりどれだけ深い絆だったか分からせてくれます。同時にハンコックの心の成長も見れるシーンなので大好きなワンシーンともいえるでしょう。




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ただ正直今見るとかなりの不満点が多かったなと感じました。


まずこの映画約10年前に映画ですが、当時は凄いなと思ったCGも今見るとチープに感じることがありました。特に序盤の空を飛ぶシーンなんかはグリーンルームで撮影したんだろうなと思っていますほどでした。


もう一つはレイの奥さんです。映画にあまり支障は出ないのでネタバレしますが、レイの奥さんも実はハンコックと同じ種族で昔お互い付き合っていたことが分かります。しかしあることがきっかけでハンコックは記憶喪失になるという話が出ます。


ちょっとこの話題が急に出てきたなという印象でした。急に出てこなくてもその奥さんがハンコックと何かあったんだろうなという匂わせるような演出も多く入ってはいたのでそこまで驚きはしません。昔見ていたというのもあるかもしれませんが・・・


それでも急に正体が出てきたり、急にその種族の特性の話が出てきたり、色々と急ぎ足な部分が見えていたのでそのふたりの絆が見られたかと言われたら別に見えません。結局記憶も復活したのか分からないし。そのせいで後半からのレイとの友情部分はあまり見られませんでしたね。


で、これは個人的な部分で今回字幕では見ましたが一度吹替でも見たので言っときます。この映画を見るなら字幕の方をお勧めします。


これは個人の勝手ではありますが、ただレイの吹替をやったのがEXILEのMAKIDAIなんです。聞けば分かりますが普通に下手です。当時この吹替に関しては悪い意味で話題を呼びましたからね。だからできれば字幕での鑑賞を推奨します。


■評価


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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|⚫⚫⚫⚫⚫

5/10です。

 


なにも考えなくても普通に楽しめるアクションヒーロー映画だと思います。休みの日の映画鑑賞には特にピッタリではないでしょうか?




はい、そんな感じで!

それでは!