■あらすじ
偉大な発明家になることを夢見るフリント・ロックウッドだったが、風変わりな彼の発明は家族や町中の人に迷惑をかけていた。ある日、水を食べ物に変えることができる「食べ物マシーン」を発明したフリントだったが、不慮の事故でマシーンが空へ飛んでいってしまい、それから豪雨とともに大量のチーズバーガーが降ってくる。町の人々は喜んだが、日に日に降ってくる食べ物が巨大化していき……。
■Review
『くもりときどきミートボール』(原題:Cloudy with A Chance of Meatballs)は、
アメリカでは1978年に出版され100万部の大ヒットを記録した絵本をアニメーション映画にした作品。
監督のクリス・ミラーとフィル・ロードは今年公開された『レゴバットマン ザ・ムービー』などを手掛けました。
同じソニー・ピクチャーズアニメーションの作品としては『モンスターホテル』がありますがそれは大好きです。今度続編も見る予定です。その前に公開されたこの映画も有名ではありましたが未鑑賞でした。
タイトルからして結構バカげている感じな映画だと思い距離を置いていましたが、今回鑑賞してみて思ったのは思ったよりいい意味でバカやっているけどとてもメッセージが込められたことに驚いて、子供や大人でも楽しめるアニメ映画でした。期待していなかった分より楽しめた映画だと思います。
一番印象深いのはキャラクターと映画のセリフです。キャラクターについては思ったよりも個性的で面白いキャラクターが出てきて、そのキャラたちが使い捨てにならないでちゃんと活躍していたのには交換が持てました。
セリフも面白いものやちょっと駄洒落のようなセリフもあり聞いている分でも面白いです(これは吹替じゃないと分からないかも)
特にセリフの中には隠れた名言や心に残るセリフも聞けたりします。こういうセリフは子供は成長するにあたって大切な部分でもありますし、大人は大人でより考えさせられるものが用意されています。
ちなみにこのセリフに関しては、同じはてなブログで記事を書いているバヤッシさん(id:ozuwardwalt)の記事をご覧ください。この人の記事を見てこの映画を見るきっかけにもなりました。↓
movie-comic-bestward.hatenablog.com
コメディー部分としても面白いです。シーンだけで笑わせる子供が喜びそうな笑える部分もあれば、シュールな笑いもあって面白いです。個人的には真剣な話をしているのに、後ろでは可笑しなことが起きていたり、あるキャラが可笑しなことが起きて真剣なシーンも笑ってしまいます。
私たちが一度は夢見たような食べ物が空から降ってくる空想をこの映画で見事にアニメで実現できていたと思います。それを実現するためのアニメーションも素晴らしいです。水の揺れなどのリアルさや、ゼリーのなんとも言えない柔らかさなどの再現も見事です。
すこし不満点を上げるなら、市長が今回の敵キャラみたいなもんですがもっとクズ要素を入れても良かったかもしれません。ちょっと他のキャラに負けているように感じました。
けどそれを含めても普通に楽しめたアニメーション映画になります。娯楽映画感覚で見れるような誰でも楽しめる映画だと思いました。
☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫
8/10です。
はい、非常に楽しめた映画です。誰でも楽しめて夢見れるような映画だと思います。
ちなみに余談なんですがこの間受けた健康診断で体重がかなり落ちてました。喜んでいいのか悪いのか・・・?まぁ、いいや。
はい、そんな感じで!