■予告
■あらすじ
バージニア州の田舎町で息子のオースティンとともに遺体安置所と火葬場を経営するベテラン検死官トミー。ある夜、保安官から入った緊急の検死依頼は、一家3人が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ」の検死だった。解剖を進めていく中で、遺体に隠されたある事実が判明し、閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生する。
■Review
『ジェーン・ドウの解剖』(原題:The Autopsy of Jane Doe)は、
ノルウェー人監督アンドレ・ウーブレダルの遺体安置所を舞台に検死をリアルに描いたホラー映画です。
特に今日まで知りませんでしたが、予告から何となく面白そうだなという安直な理由で見ました
先に言っておくと、ホラー映画好きにはあまりオススメしません。
特に怖い部分もないし、後半から馬鹿馬鹿敷くなります。
けど先に良い部分はあったので、そっちを説明します
この映画の宣伝や予告にも多く出ている検死するシーンは見ていて面白いです。
専門用語が飛び交ってそれが少し映画全体をカバーしてる感がありましたが、専門用語を知らなくても見るだけで楽しめます。
検死する中で、ジェーン・ドウ(日本で言えばいわゆる名無しの権兵衛)はいったい何者で、なんでこんな綺麗な死体をしているのか。その謎を突き止める話は斬半は面白かったです。
ただ途中から色々その彼女についての手掛かりになるものが出てき過ぎて、それで彼女が何者か予想はつきました。
それでいて、植物の本が部屋にあるのはまだ分かるけど、聖書(?)があるのはさすがに上手く行きすぎな気がする。検死する人ってそうなのかな?
この映画の主演のブライアン・コックスは時々別の映画で見るけど、エミール・ハーシュはこの映画で初めて見ました。
二人の演技自体は見れるレベルです。
ただキャラクターとしては弱い部分が多かったです。基本二人だけだからもっとこの親子の関係性だったり、なんで母親が死んだのかと言うことも明確にしてほしかったです。
で不満点を言うと、ホラー映画としては全く怖くないです
映画の驚かせ方がワンパターン。それが良くっても怖がらせ方がずっとBGMを流してそれが聞こえなくなったら大きな音を一気に出すという安い怖がらせ方です方です
いっつも言いますが、確かにこういうジャンプ・スケアは驚きはしますが慣れればこっちの物ですし、頭や心に恐怖は埋め込まれません。
しかもこれがダメだったのが、音楽で大体予測できてしまったこと。最近のホラー映画には本当多いですが、やはりこういうのは油断したときに来たほうが驚きますし、少ない方が緊張感あります。
後半から個人的にバカバカしいなと思ってしまいました。色々理由はあるけど、大きな理由はやはり怖くないからどうでも良くなったのと特にオリジナリティはあまりないからだと思います。
一応ネタバレはしませんが、この映画の遺体の正体を知った時それが好きだったら好きな映画になると思います。
ただ全部が全部は悪くないです。検死は面白いし、俳優は普通に演技は上手いです。
最初の事件シーンがラストまでの流れを見ると事件の内容に納得はしました。だから好き嫌いは分かれる映画化もしれません。
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
そこまで個人的には好きになれなかった映画です。
ただレビューサイトを見ると評価は結構高いので観ても良い気がします。
はい、そんな感じで!