■予告
■あらすじ
心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく……。
■Review
『ファイト・クラブ』(原題:Fight Club)は、
『セブン』の監督デビッド・フィンチャーとブラッド・ピットが再び映画製作を取り組んだ90年代を代表する衝撃作。
私はいつもレビュー数の節目に名作映画をレビューしますが、今回見たい映画が何作かあり悩みました。
そこで今回はツイッターアンケートを行い、皆さんに投票して投票数の多い映画をレビューする形になりました。
結果はこちら!
この4つの中から『ファイト・クラブ』が多かったため今日はこの映画をレビューします。
残りの3つはまた近いうちにレビューしようと思います。
そしてこういった投票はまたやろうと思います。
たくさんの投票ありがとうございましたm(__)m
映画の中で一番思ったことはナレーションが多いなという事。私は見れば分かるようなナレーションはあまり嫌いですが、この映画は結構受け入れやすいほうでした。
確かにナレーションは多いし映像で見れば分かるような部分もありましたが、そのナレーションが面白い部分でもあったし、映画の一部が観客に話しているようなシーンもあったので、視聴者に話しているナレーションは受け入れやすかったんだと思います。
この映画は何度でも見れて何度でも楽しめる映画だと思いました。ただ同じものを見るというより、別の目線で何度でも違う味を見せてくれると思います。
最初はヒューマンドラマを入れたアクション映画として見れますが、ラストまで見てストーリーの全体を把握出来たらこの映画はサスペンスかスリラー映画に変わっていると思います。
一回目でも結構色んな味を見せて、ちりばめられた伏線がラストのどんでん返しとして使われていたのも素晴らしいです
もう公開から結構たつ映画なのでネタバレしますが、主人公は多重人格です。
こういう多重人格をテーマにした映画は何度も出てきたし、何度も見てきましたがここまで多重人格と最後まで思わせないで、しっかりと個性を表せていた映画は初めてです。
映画の中でそういう匂いがある感じのセリフとかありましたが、それでも驚きはします。
実は結構このレビューを書くのに苦戦はしていますwww
映画の伝えたい内容が難しいから書けないという訳ではなく、映画が伝えたいことが沢山あるからどれから伝えればいいか分からない感じです。
この映画を見終わったあと、いろんな人が違う感想をもって同じ思いで見終わるという感じではないです。
人それぞれの答えが見れる作品でもあります。
それを踏まえて個人的に純粋に思ったことは「人はモノや名前などに支配されているということ」「破壊して失ったら人は蘇生をする」ことがこの映画から伝わりました。
色んな常識を破壊したり、自己満足的なことは自己破壊することで人は縛られていたことに気づいて自由が見えるという感じには聞こえました。
確かに私も生きていて常識的なものが疑問に思うことはあります。スマホでも職業でも金でも人は何でそういうのに縛られなきゃいけないのか考えたことはあるので、淡々としていた前半のドラマが途中からそういうメッセージだったのかと気づいて共感していました。
映画全体として言えるなら、サブリミナル効果を使った演出は素晴らしいし、テンポもいいです。
面白い部分もあれば狂気に感じる部分もあり淡々としている前半でもあまり飽きません。
内容も深く見やすい映画ですが、人の好き嫌いがある映画かなと思います。
少し痛々しいシーンや、エロいシーンもありますし、あまりこの映画のメッセージ性を分からないまま見終わってしまう人もいると思います。
けどそれでも色んな人に見てほしい映画だと思いました
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺⚫
9/10です。
素晴らしい映画でした。人気の理由も分かります。
とても中身がある良い作品ですし、ドラマ映画やアクション映画と色んなジャンルが混ざりあったような映画ですので、純粋にこの映画を楽しむことは出来るはずです
是非見てみてください!
はい、そんな感じで!