■映画情報
公開日/2017年3月31日
上映時間/111分(1時間51分)
監督/バリー・ジェンキス
製作国/アメリカ
■予告
■あらすじ
マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「リトル(チビ)」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。
■Review
『ムーンライト』(原題:Moonlight)は、
第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマです。
『ラ・ラ・ランド』が作品賞だと思いきや、まさかの間違いでこの作品が授賞だったという事件は今でも記憶に新しいと思いますし、衝撃だったでしょう
今回もかなり短いレビューになります。というのもこの映画欠点がないので褒めるだけのレビューになります。
私としては『ラ・ラ・ランド』も素晴らしい作品でアカデミーを取っても可笑しくないと思います。
しかし今回見た作品『ムーンライト』がアカデミーの最優秀作品賞に選ばれたのには見終わった後納得しました
久々に使うとこの映画は傑作です
貧困地域で育った主人公ブラック(本名やほかの名前もありますが今回は分かりやすいようにこの名前を使います。)の、子供から大人になるまでの成長をとらえた作品です。
ブラックを演じた俳優は少年、青年、そして大人とそれぞれ違います。3人とも黒人と言う以外は特に似ているという感じはありませんが、3人ともブラックをとても丁寧に演じていてしっかりとブラックとして見れました。
特に子役はナチュラルで子供らしく演技が上手いです。
そしてとても美しく、なぜか涙がこぼれそうになる映画でした。
映像美は素晴らしいし、特に音楽は意外性があり映画の雰囲気に合ってました。
こういう映画って大抵はヒップホップを流しますが、この映画ではクラシックを多く流してます。
それがとても映画の雰囲気に合っていて驚きましたし、映画全体の美しさがより引き出せていました。
また映画の撮り方も今までの映画として比べるととても新鮮で、けど美しく上品な芸術的な映像と作品に仕上がってました。
はい、結構珍しい作りをした映画です。
私はあまり情報を入れないでこの映画を見ました。
映画内でもあまり情報は多くはないし、いい意味でどこに進んでいくのか分からない映画です。
そういう意味ではあまり予告やあらすじとかを見ないで鑑賞したほうがこの映画を好きになりやすいと思います(見た方はすいません)
この感動をあまり多く伝えると感動が薄まると思うのであまり多くは言いませんが、
私がこの映画をみて思ったことは「人から自分を理解されない、けど自分も自分をあまり理解していない」と「人はどんな形でも居場所を求め続ける」ということでしょう。
この映画の意味を読み取った時改めて映画を振り返ると、きめ細かく人間の気持ちや葛藤をうまく描けていたなと思います。
しかもそれが少年や青年、大人と葛藤するものは同じであっても考え方や気持ちがしっかりと年齢とともに違っていたというのもすごいです。
この映画は個人的には人にオススメしたい映画です。けどだからと言って全員がおもしろいという感想が返ってくるわけではありません。
カップルや友人と見るにしても不向きです。
しかし万人受けしないからこそ、一度は見てほしい映画です。
暗そうなストーリーと思っても、ぜひ避けないで見てほしいです。きっと何かしら心に来るものがあると思います。
☺☺☺☺☺|☺☺☺☺☺
10/10です。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
はい、とても素晴らしい映画でした。
万人受けはしない映画ではありますが、とても感動の出来る作品です。
久々に今年公開された映画でもう一度みたいなと思えた作品でした。
てか、短くなるとか言っといていつも通りでしたねwww
はい、そんな感じで!