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映画『哭声 コクソン』評価&レビュー【Review No.258】

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■映画情報


公開日/2017年3月11日

上映時間/156分(2時間36分)

監督/ナ・ホンジン

製作国/韓国

■予告

■あらすじ

平和なある村にやってきた、得体の知れないよそ者の男。男が何の目的でこの村に来たのかは誰も知らない。村じゅうに男に関する噂が広がる中、村人が自身の家族を虐殺する事件が多発する。殺人を犯した村人に共通していたのが、湿疹でただれた肌に、濁った眼をして、言葉を発することもできない状態で現場にいることだった。この事件を担当する村の警官ジョングは、自分の娘に殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。娘を救うためにジョングがよそ者を追い詰めるが、ジョングの行動により村は混乱の渦が巻き起こってしまう。

引用元:哭声 コクソン : 作品情報 - 映画.com

■Review


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『哭声 コクソン』(原題:The Wailing)は、
韓国ドラマでは名脇役として有名なクァク・ドウォンが主演のサスペンス映画になります。

また本作では日本でも有名な名役者、國村隼も主演しており、
韓国の映画賞、第37回青龍映画賞で外国人俳優として初受賞となる男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たしました。





この映画に対してあまり多くは言えない映画だと思います。
ただ、映画の中身としてはありそうではあったけど見たことないという驚きのある映画でした。


どの俳優も素晴らしいですが、個人的にクァク・ドウォンの演じた主人公の娘役をした子役は良い演技をしていたなと思います。
普通の子役ならやりそうにないような役や演技をすんなりと演じられたのはスゴかったです。


この映画は最初ゾンビ映画なのかな?と思ったら別にそうではなく、
神や宗教の話になったりと二転三転とします。
その二転三転するストーリーは見ごたえはあったし、変わっても納得できてしまう良く出来た映画だと思いました。




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ラスト辺りは好き嫌いは別れると思いますが、個人的には納得できたしとても興味深い内容だったなと思います。


「自分が見えて納得したら真実になる」とか「目に見えないものは人は信じたりしない」とか、
映画を見ながら自分の今までの考えを訴えられたような作品です。


このメッセージ性ってなにかに似ているなと思ったらBLEACH藍染の能力や言う事が似ていたなと思いました。

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そして神というのは全てが優しい存在というわけではなく、裏には悪魔が潜んでいるよというメッセージもありましたね。


日本でも閻魔大王の同一人物がお地蔵様という考えもありますからね。
もちろん諸説あります。


それにしても今年は宗教に絡みを入れた映画が多いですよね…


■評価

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最終評価は・・・




☺☺☺☺☺|☺☺☺⚫⚫

8/10です。

 


個人的にはまた見たいという映画ではありません。
ですが、それは悪い意味ではなくて1回見ればなにか突き刺さるような物がある映画だと思いました。


これを見て思ったのは韓国映画はシリアスを作らせれば素晴らしい映画になるし、
やはり圧倒的に日本の映画と比べると郡を抜いてるのが分かりました。





はい、そんな感じで!

それでは!