■予告
■あらすじ
クラスの人気者キラに恋をしたニノ。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラのある秘密を知ったことをきっかけに2人の仲は急接近する。重大な秘密を抱えたキラを笑顔にしようと、ニノは初めての気持ちにとまどいながらも、同級生の矢部、キラの幼なじみ澪らとともに日々、奮闘する。
■Review
『きょうのキラ君』は、
『近キョリ恋愛』『午前0時、キスしに来てよ』などを描いてきた、みきもと凜の同名漫画を実写化映画化した作品です。
監督は実写版『のだめカンタービレ』の映画を監督した川村泰祐がメガホンを取りました。
邦画の恋愛映画って何かしら2時間の上映時間にして、ダラダラとした恋愛劇を見せられます。
この映画は2時間ではなく、大体1時間半とお手軽に見れるのは良いです。
2時間もダラダラと恥ずかしいものを見せないで、この作品はテンポ良く進んでいくのでとても見やすいです。
それからとても良かったのは、俳優人のほとんどがとても演技うまいです。
特に葉山奨之の演じる矢部は良かったです。
海でキラを説得するシーンは説得力ありました。
その素晴らしい演技をする俳優たちがいる中に、現実的でない台詞や恥ずかしい台詞があると少しおかしいですが、
なぜがそれがとても会うんです。これも演技力のお陰でしょうか?
ニノを演じた飯豊まりえは、アニメっぽい演技で最初気持ちが受け入れませんでしたが、
基本演技は良いし、とても可愛らしいキャラクターだと思いました。
飯豊まりえは演技は演技力は言いし、見ていると声優向きだなと思いました。
もし劇場アニメの吹き替えが決まったら私は文句は言わないでしょう。
正直前半は良く見る恋愛映画だなと思いました。
その中で色々なキュンっとするシーンはありますが、不本意にもニヤやけてしまいましたw
というのも、キャラクターとしても配役としても飯豊まりえと中川大志が本当のカップルに見えます。
ただやはり不満点はあります。
まず、先程言った通りちゃんと演技できる俳優がアニメのような台詞を言うと結構可笑しいです。
それから所々ツッコミたい部分がありました。
遠くにいるのに普通の音量で会話が出来たり、外で普通に上半身裸になったり、高校生で教会を貸しきり出来たりなど可笑しな部分はあります。
可笑しいと言えば英語の教師が日本人なのにずっと英語で話してたのは笑いましたね。
それでもストーリー全体としては、王道の恋愛の中にキラ君が与えたキャラクターたちの過去や気持ち、キラ君がだんだんと明るく変わる姿、
2人がだんだんと近づく姿など見ていて面白かったです。
あまり期待してないで見たんですが、とても見やすくて面白い邦画恋愛映画でした。
■評価
最終評価は・・・
☺☺☺☺☺|☺☺⚫⚫⚫
7/10です。
つまらないという人はあまりいないと思います。
ツッコミたい所もあるとは思いますが、それでも楽しめる映画だと思います。
休日に恋愛映画を見たいなという人にはオススメな映画です。
はい、そんな感じで!