■予告
■あらすじ
美形で頭脳明晰なハルタと、気は強いが前向きで天真爛漫のチカ。幼なじみだが引っ越しで離れ離れになっていた2人は、高校で再会。憧れていた吹奏楽部が廃部寸前と知ったチカは、吹奏楽部で大好きなフルートを吹くために、ハルタを引っ張り込み部員集めに奔走するが……。
■Review
『ハルチカ』は、
初野晴の人気青春ミステリー小説を実写映画化した作品です。
既にアニメ化もしている作品です。
今回はTwitterのフォロワーさんからのリクエストで見させてもらいました。
私はこの作品の小説やアニメは見てません。
映画の予告やあらすじも見ないで、この映画を今回鑑賞しました。
原作のミステリーというジャンルには驚きました。だってミステリー要素がおまけ程度か、そもそも気づかない程度だったんで
まぁ、だからと言ってそれが悪かったという訳ではないですが
一応邦画のジャンルにしては、全体的に普通です。
アイドルが主人公を演じる映画としても普通です。
橋本環奈の演技も別に普通だし、映画初主演の佐藤勝利も特に特別いう事はありません。まぁ、これからも頑張ってくださいって感じ。
ただ、二人のコンビは良かったし、逆に周りの高校生がよくいるような顔ばかりで、この二人が出るとかなり浮いてしまいましたね。
個人的にと良いなと思えたのは、橋本環奈以外の吹奏楽部の部員の喧嘩ですね。
固定カメラで5分くらい同じ位置で撮ってましたが、結構部員たちの喧嘩が高校生らしいリアリティーある緊迫感があったシーンです。
「たしかに、こういう人もいたな」と見ている側もそう思ってしまうほど、リアルだし、みんなの演技力も良かったです。
まぁ、あとは本当に普通の邦画に少し不満点があって、邦画あるあるな部分もある映画でした。
やっぱり泣きながら走ったり、遠い所にいるのに普通のボリュームで会話できたりとか定番なんですねwww
不満点としてはキャラクター。
このキャラクターたちのバックストーリーがあまり掘り下げていませんでした。
特に気に入らなかったのは、橋本環奈演じるチカ。
バックストーリーの話とかじゃなくて、キャラクターそのもので話すなら、なんで自分が足引っ張んてんの分かっているなら皆より先に部室に入っていなかったのか?
自分が初心者だから皆より先に来るほうが、もっとチカを応援したくなるし、努力家なんだと思えたはずなんですが・・・結構おいしいシーンなのに惜しいシーンになりました。
結局本番で一つ失敗した時あんなに落ち込む理由も良く分からなかった。
それから意味が分からなかったのは、映画の途中とラストシーンでなんでミュージカルのようなダンスや演出を入れたのか?
途中とかラストは今年公開した『ラ・ラ・ランド』やラストの一部が「千と千尋の神隠し」を思わせるようなところが多かったです。オマージュなのか流行りに乗ったのか・・・?
私は元吹奏楽部でもないし楽器はやったことないけど、それでも初心者でも言えることは殆どのみんなが楽器の扱いが雑。
楽器を日に当たるところに長時間置いたり、喧嘩のときも楽器が壊れそうな勢いで危なかったです。
そこら辺は元吹奏楽部や現役の人からすると最悪だと思うかもしれません。
☺☺☺☺⚫|⚫⚫⚫⚫⚫
4/10です。
個人的には邦画としては普通で不満点やツッコみどころはあっても胸糞悪いと思うような映画ではありませんでした。
ただ、吹奏楽部の人や、アニメを見た人はこれを見たら低い評価をつける人の方が多いと思います。
一応娯楽映画感覚でDVDで見るという感じの方が良いと思います。
はい、そんな感じで!