■予告
■あらすじ
名前を書かれた者が死ぬ効力を持つ超常的なノート、デスノートを若い男が手に入れる。男はノートで犯罪者を殺して世界の改革を試みるが、一方で謎の探偵が彼を追跡し、恐怖政治を終わらせようとする
■Review
『Death Note/デスノート』(原題:Death Note)は、週刊少年ジャンプに掲載されてた、大場つぐみと小畑健による同名大人気漫画をハリウッドが実写化した作品です。
日本でも2006年に藤原竜也と松山ケンイチ主演で2部作に分け実写化し社会現象にもなりました。
その後アニメ化、松山ケンイチ演じるLのスピンオフ作品、
2015年には何故かドラマ化させ、
そして2016年には何故か映画版の続編も出ました。
デスノート事態は好きな作品ですし、海外だとどうなるのか気になってはいました。
日本のと違うのは、ミステリーというよりかはホラー要素やスリラー要素が強くなっている映画です。
日本版だと基本の殺し方は心臓麻痺ですが、海外だと心臓麻痺は出ずに色んな殺し方をしていました。
結構それがグロい部分があり、スプラッター映画にも見えます。
けど、これを言うのは不謹慎ではありますが、色々なやり方を見てるときは新鮮ではありました。
結局は褒める部分はそれくらいです。
べつにこの映画がオリジナル要素になるというのは分かっていました。
そのオリジナル要素もアイディアといては面白いのですが、とりあえず脚本が本当にダメ
デスノートのドラマ版と、2016年に公開されたやつを見てがっかりした人はこの映画もがっかりすると思う。
とにかく前半はまだ見れたとしても、キャラの行動が結構バカ丸出し。
ライトはデスノートを隠そうとはしないで学校に持ってくるし、普通に人には教えてます。
Lも探偵ではありますが、考えることが見ている自分もわかること何で、特に謎を明かす部分は驚きはしませんでした。
そもそもこのデスノートの醍醐味である、デスノートでの二人の推理対決だったり、二人の緊張感ある関係が全く感じられません。
結構カーチェイスや銃を使うことがあったりしました。
LもLで感情的になることが多く、銃で解決しようとします。
Lを中心になんかキャラがこういう感情ですよっていう見せ方をしていました。これは演技の問題か演出の問題化は知りませんが、
けどそれを含めてなんかL役の俳優がアニメっぽいんです。
松山ケンイチの場合はアニメぽい動きやキャラのはずなのに現実にいても可笑しくないような演技をしていました。
けど、この映画のLは普通の人がアニメのような動きをして、後半からどこにでもいるような人になるから結構おかしかったです。
ライトを演じた俳優も特別うまいわけではなかったです。
驚き方の顔がおもしろかったので、そこで笑ってましたがwww
デスノートのルールが結構多くあり、それをどうにか使おうとするんで話の展開とかややこしくなりました。
もっとシンプルにするか、尺を長くして丁寧に説明しても良かった気がします。
キャラの動機は不完全だし、スリラーとしてもあまり緊張感がなく楽しめません、サスペンスとして見ても弱い映画です。
一番うれしかったのは、リュークの吹替がアニメ版や実写版映画でおなじみの中村獅童でした。良かったね